TBSの「白夜行」が話題になっていたので、途中から見始めた。
昨夜終わった。
まあ連続テレビドラマらしく、途中は大風呂敷を広げておいて、ラストは「一体なんだったのや?」といいたくなるような尻すぼみな終わり方だったが、この物語のプロット自体はすごく好みの暗さを持っているので、原作を読むモチベーションを得たということで、許すことにした。(笑)
話の中盤あたりから観始めたので、肝心な部分を余りわかってないんだけど、やけに武田鉄也の刑事ばかり見せ場があるんですけど、そういう話ではきっと無いんだろうな・・
見ながら、「これ、なんか思い出すな~なんだっけな~なんだっけな~」という既視感に襲われていたのだが、やっと思い出した。
萩尾望都のマンガ「エッグスタンド」だ。
話の骨格やテーマは全然違うんだけど、主人公が子供でありながら殺人者であることとか、最初に手をかけるのが自分の親であることとか、売春をしているとか、落下して死んで、それをもう一人が目撃するとか、モチーフが似てるんだな。
殺人がなんでいけないか、とかよく言うけど、そりゃ誰だって生きる権利があって殺されるべきではないんだし、とか、倫理が、とか、命は尊いからとか言うけれど、この「白夜行」みたいに、たまたまトンでも無い親に割り当てられてしまって、その害毒から逃げて自分が生き延びるために親を殺す、というケースの場合、そういう生ぬるい建前なんぞは何の意味もないんだよなあ。
どんなに人な親であっても、殺しちゃいけないのは、相手の命が尊いからではなくて、自分の命が尊いから、という理由しか浮かばない。
だけど、親から大事にされたことの無い子は、自分の命が大事という感覚も無いわけだから、それも抑止にはならないわけで。
殺すという極端な方法じゃなくて、手痛い思いさせて復讐するぐらいにしておきゃ~よかったと思うんだけどねえ・・白夜行の二人も・・アタマよさそうなんだしさ・・ミもフタもないが。
「エッグスタンド」の主人公も、自分を支配する母親を殺しているけれど
「ママを愛してるから殺したんだよ。殺すのと愛するのとどこが違うの?」
というセリフを言っていたな。
そういう極端さが、子供の魂というやつなのかなあ。
ヤマさん邸から飛んでもダメ、
再度ヤマさんちから、やっと辿りつきました(ホッ!)。
「白夜行」、原作とドラマとだいぶ違うらしいですよ。原作は入院用に友人から借りてます(^^;)。作者の東野圭吾は、私より二つくらい上で、なんとご近所さんなんですな。近鉄布施駅、三ノ瀬公園なと、出てくる地名は私の庭です。地理的なことで不可解なことは、どうぞワタクシまで(^^)。
「ナルニヤ」は吹き替え版なら娘さんも大丈夫だと思います。大人も堪能出来るできだと、5歳から映画館に通っている50歳のオジサマ(シューテツさんにあらず)から、連絡ありました。子供向けの良質の作品に仕上がってますよ。
そうなんです。自分でも「昨夜作った自分のブログはどこへ?」と言ったようなことを2度ほど繰り返しました。間違って、作っては削除・・をしておったようで、「アンタ、もしかしてアホ?」と、己にツッコミました。
「白夜行」、原作本昨日書店で見て「ゲゲ分厚!!」。
アレ、持ち歩くのはちょっと・・入院にはピッタリですね~。なんで上下巻に分けてくれないんだろう・・くっすん・・
自分の庭が舞台だと、物語がリアリティに満ちてて、読んでて楽しいですよね。きっと。エキサイティングな入院読書生活になりそうですね。また感想をお聞かせください。
私も分厚さに負けずに読みますんで。
ああでも「ダビンチ」も読まないと。忙しい。
「ナルニア」・・そうですか~。
あちこちから「幼稚園にはきつい」、「イヤ予習すればイケル」、などなど、さまざまなリサーチ結果が寄せられております。
しかし、どうも子供のCMへの反応がイマイチ・・彼女は「ドラエモン」が見たいようで・・密かに親に預けて自分だけナルニア行きをもくろんでます(鼻息)。
映画行くのも戦略的です。