南十字星 9/12初日

劇団四季の新作オリジナルミュージカル「南十字星」の初日を観劇しました。

12時ちょうどに[秋]に到着すると、いつもとは違った雰囲気で、四季の背広組がズラリと整列し招待客を迎えていらっしゃいました。初演・初日という事でこちらも緊張しつつ開場を待っていました。待っている時にケータイでキャストを確認。。。阿久津さん、麻美ちゃん、光枝さん。。。もうニヤニヤです。

保科勲　阿久津陽一郎
リナ・ニングラット　樋口麻美
島村中将　田代隆秀
原田大尉　鈴木周
塚本少尉　前田貞一郎
ニングラット博士　武見龍磨
ルアット・ニングラット　栗原英雄
ニルワン　藤川和彦
キキ　高城信江
オットー・ウィンクラー　吉賀陶馬ワイス
原田春子　中野今日子
岡野教授　光枝明彦

インドネシアの人々　オランダ人捕虜 他（女性）
西島美子／小松陽子／井藤湊香／佐藤匡子
荒木美保／鷹栖千香／奥田久美子／石川愛
梅原美穂／赤沼由桂／西山愛由美／団こと葉／村中ちえ

生徒たち　神原麻由／吉井更織／池田彩

インドネシアの人々　オランダ人捕虜 他（男性）
菊池正／坂本剛／山崎義也／谷本充弘
遠藤敏彦／小川善太郎／内田圭／横山清崇
大谷健／中村匠／近石博明／渡邊今人／石路／朱涛

オーケストラ指揮　上垣聡

自分たち日本人が関わった戦争。それに翻弄されてしまう国籍の違う男と女。軍人としての誇り・生き方。。。重たいです。題材として本当に重たいです。今、思い出しながらこれを書いてても、少しウルウルしてきます。正直、ラブストーリー中心に話は進むかと思っていましたが、全体的にはバランスよく、歌も「ブンガワン・ソロ」というジャワの流行歌が効果的に使われています。リナ（麻美ちゃん）の優しい歌声が耳によく馴染み、1度聞くだけで忘れられない感じです。（戦後、日本でもカヴァーされてヒットしたとの事）　インドネシアの踊りも麻美ちゃん、アンサンブルの方々がとても綺麗に踊られていましたよ。まるで別世界にいるようでした。

これから観劇される方は、予習として四季のサイトやラ・アルプの記事を是非ともご覧下さい。パンフに載っている「ご鑑賞の手引き」も併せてどうぞ。ストーリーテラーとして光枝さんが度々出てこられますが、簡単なあらすじ、当時の日本の立場・戦況などを少しだけでも頭に入れられて行かれる事をオススメします。僕は歴史モノは苦手なのですが、出掛ける前に少し見ておいた＆パンフも買ったので、流れが順序よく整理できて良かったです。

さてキャストについて。実は麻美ちゃんを初めて拝見しました。四季を30公演近く観劇していますが、何と何と初めてなんですね～。ピコもソフィもアイーダも機会が無く。。。とても素直な歌声でした。あとは藤川さん（ティモンだ！(^^）、高城さん、栗原さん、ワイス君、ヤングナラの彩ちゃん。。。他、「知った顔」があって良かったぁ～。ノーメイクの光枝さんも初めて見たし（笑）。

次回観劇（10月23日）には、保科役は芝さんだったらいいなぁ。阿久津さんが悪いワケじゃなくて。。。タイプの違うこのお二人、演技の違いを楽しみたい！