アイーダ 12/23マチネ

4ヶ月振りに「アイーダ」を見に行ってきました。（通算4回目）

アイーダ　濱田めぐみ
アムネリス　森川美穂
ラダメス　福井晶一
メレブ　有賀光一
ゾーザー　大塚俊
アモナスロ　石原義文
ファラオ　岩下浩（劇団民藝）

女性アンサンブル
井上麻美（ネヘブカ）／松下沙樹／遠藤瑠美子／松野笑
村井まり子／加藤久美子／田邉杏奈／上延綾

男性アンサンブル
竹原大祥／脇坂真人／井水類／登坂良樹
宮河愛一郎／川東優希／影山徹／山口博之

先ずキャスト的に言えば、森川美穂さんです。前回、森川さんを拝見した時はアムネリスほやほやの頃で、まだ違和感がありました。その後は佐渡さんが短期間復活されたものの、夏頃からはほぼ1人で演じてこられてます。そして今日。。。良いです！とっても良いです！ホントお世辞抜きです。前回は「森川美穂本人の歌唱力」に任せた歌い方に思えましたが、今日はいい意味で抑えた歌い方でしたね。セリフの方も前回のキャピキャピした話し方は影を潜め、王女アムネリスとしての風格を感じさせる場面も多々ありました。この半年でアムネリスを自分のモノにしましたね。森川さんはレコードデビューの頃から知っていますので、女優としての成長が見られて嬉しいです。

そしてゾーザーの大塚俊さん。。。うぅ～ん、若すぎます。福井さんとタメぐらいにしか見えません。演技云々の前にそれがあったので、最初から少しひいて見てしまってました。せめてもう少し迫力を感じさせる役者さんなら良かったと思いますが。メレブは過去3回は山添クンでしたが、今日は有賀クン。歌では声が若干引っくり返るところもありましたが。。。ネヘブカは井上麻美さん。こちらも今回お初です。石倉さんとは違和感もあまり無く見られました。去年四季に入られた方なんですね。

全体の感想。。。過去最高級のウルウル度です。一幕の「迷いつつ」では歌詞に凄く「入って」しまって、涙が落ちる寸前までいきました。そして二幕の「迷いつつ」でも同じ状態です(^^; 観劇するその時その時の自分の状態で感動するポイントが違ってきますが、今の自分はどうやらコレなんですね。思い当たる節があるから、こういうのも侮れません。。。

そして23日～25日はクリスマス特別カーテンコールがあります。いつものカーテンコールが終わってからというワケではなく、カーテンコールの一部がクリスマスVer.になっていると言った方がいいようです。カンパニーの皆さんが一通り紹介された後、暗転。二幕の最初の「どうしたらいい」のトライアングルと同じ感じで、下手側の前方にアムネリス、真ん中の後方にラダメス、上手側の前方にアイーダが登場し、「White Christmas」を順番に歌っていきます。そして会場にはスタッフさん（かな？）が回られ、20cmほどのブルーに発光するライトを全員に配られました。それを曲に合わせてゆっくりと振り、静かに盛り上がるといった感じでした。時間にすれば5分くらいですが、クリスマスを感じさせてもらいました。そしてその後はいつものカーテンコールに戻り、カンパニーの皆さんが手を振ってお別れです。今回も少し余韻を楽しみたかったので、少し時間をおいてから会場を後にしました。。。