おやじ News! watch-dogs

奥出雲葡萄園(雲南市)

高原の小さなワイン工房で頂く「至高」のランチ。




雲南市木次町寺領2273‐1 食の杜内「奥出雲葡萄園」    【884】



松江市内より山陰自動車道を西へ「宍道IC」まで進む。  IC手前にてJCT経由で、松江道路(有料)を三刀屋・木次ICまで進むか、ICを下りて国道54号線を三刀屋・木次方面まで南下するかはお好み次第(国道でも10分程の差しかありません)
自動車道の場合、木次市街地から約15分、国道の場合「雲南消防本部」角を入り、広域農道を約5分と最終的には殆ど変りません。   それぞれ拠点に誘導看板が出ていますので、それに従い辿り着いてください。  でもやはり土地勘が無いと迷いますので、ナビの使用がベターです。  



この一帯はダムの水没予定農家を移築し、理想の農場づくりの拠点として開かれた場所であり、その中心である「大石葡萄園」の元に、数社が集まった共同体と言えます。

その「共同体」の中で一番大きな建物が、目的の「ワイナリー奥出雲葡萄園」です。



玄関入って正面にある暖炉。  その奥がゲストルームで食事スペースになっています。



春の温かい日差しが降り注ぐ、明るく落ち着いた総板張りの部屋は、収容人数が15名とコンパクトな造りです。



メニュー表。
それ程種類は多くありませんが、別欄にはチーズフォンデュ(前日予約)なんてものも、ありました。

但し、おやじのオーダーは(訪問前に)既に決まっています。



「プレートランチ ¥1,500」

先ずは野菜スープ。  地元野菜がたっぷり入った一品で、素材の旨味を阻害しない薄味仕立てでありOK!



メインのワンプレートにギュッと詰まった料理の数々。

「オリーブごはん」「レンズマメとホタテのマリネ」「サザエのホワイトソースグラタン」「ズワイガニのフラン」「カキのマリネ」「自家製・スモークサーモン・ローストハム」「パウンドケーキ」「自家製カモ肉のパテ」「プチベールの粒マスタード和え」「野菜のキッシュ」「イカの揚げ物」etc.

これだけの種類の創作料理を毎日考えるだけでも、大変な労力ですね。

その中でも特に「サザエの~」は、地元木次乳業の牛乳を、たっぷり使ったクリーミーさと、サザエのコリッとした食感が小気味よく 「カキのマリネ」は、酢酸の爽やかさとカキの濃厚な味わいの、コントラストが絶妙であり 「野菜のキッシュ」も、上述の牛乳が使ってあり、そのまったり感がタマラナイ 「イカの揚げ物」は、衣にイカスミが混ぜ込んであり、見た目でも楽しませてくれ、このそうそうたるラインナップは「見事!」と言う言葉しか、表現が見当たりません。



おやじ「初体験」のプチベール。
ケールとメキャベツを交配してつくられた、所謂「非結球メキャベツ」のことで、キャベツより旨味が濃く、且つ甘みがあり、小さくても中身はグレート!です。  粒マスタードとの相性も良く「幾らでも食べれます」って感じで、これは正に新世代の雄とも言える野菜ですね。



食べ終えた料理の味の余韻に浸りながら、アフターの珈琲を飲み干しました。

只々「脱帽」です。  ご馳走さまでした。



帰り際、店内右手の売り場にてワインを買って帰ります(此処以外にも、島根県東部の観光施設、道の駅等でも購入できます。 またネット通販もあります)

紹介が遅れましたが此処で生産されるワインは、小規模でも「国産ワインコンクール」で幾度も、銀賞・銅賞に輝いている「知る人ぞ知る」工房なのです。

おやじは何年も前から時々買って、嗜んでいます。
奥出雲ワインの「紹介」過去ログ→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%89%9C%8Fo%89_%83%8F%83C%83%93&inside=1&x=69&y=12



今回購入した「ソーヴィニヨンブラン2013 ¥2,310」と「バジルペースト ¥840」

ソーヴィニヨンブランは、ハーブや柑橘系の香りがする爽やかなワインで、生産本数は700~800本と僅かで「おやじの会」のお花見まで取っておきましょう。   バジルペーストは、トーストに塗って楽しみます。



敷地内に広がるワイン用葡萄園。

一日ゆっくりと観光がてら訪れるのもよいですね(自然が一杯で、四季折々楽しめます)

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コメント一覧

ponn
本日,行って参りました。
お目当てのランチプレートは,税込1620円になっていましたが,此処のランチプレートはおやじ様のレポートに違わずスープからして魂入れてますね。
料理其々逐一説明下さった料理長は,未だお若いのに大したものです。
この手の料理に出会うのは,眞に久しぶりです。
元来,食事にアルコールを添える趣向を持ち合せていませんが,この料理ならワインを口にしても良いと思わせてくれますね(運転がありますからXですが)。
珈琲も店で挽く訳では無い様ですが,悪くない。
季節の折り目に,再度訪問して見ようと思います。
晴れのロケーションも素晴らしいですが,,雨の日に訪れても良いと感じさせてくれました。
※雨の日に訪れる気にさせてくれる店/ロケーションは、極めて希少です。

珈琲編は,杜のカフェ記事にコメントしました。
watch-dogs
ponn様
情報ありがとうございます。
先月末、大山に上がりましたが(当然ですが)積雪が多く「むぎの詩」はまだ閉店状態でした。
4月になってからまた、訪れてみようと思っています。
ponn
お天気の良い平日金曜に伺って見ようと思います。
珈琲について,訪問後お知らせします。
ワイン…北条ワインが出始めた頃,飲んで見ましたが,醸造慣れ不足の為か深みが足りなかった様な…。
島根ワイナリーも出来た当初試しました。
モノにも依るのでしょうが,香りが薄くブドウ糖が重かった記憶があります。
私は,ワインを嗜む舌を持っていない事もあり島根ワイナリー以降口にしていませんが,おやじ様のコメントには唆られます。
余談ですが,大山寺宮本旅館横の宿坊通りを大山寺通りからスキー場方向に5m程入った右手石垣の上に元宿坊の建物で和雑貨・古物民具併売の喫茶軽食の店「田舎家」さん(水曜定休)があります。ここの石焼自家焙煎珈琲も割にいけます。
なごみ(和)と言う名の珈琲がこの店ではHeavyで他の和名珈琲3種は和に比してLightTasteです。
牛すじカレー800円(だったか)でアフター珈琲100円(だったような)も甘口ですが割に良く,スイーツ類の評判も良い様です。
今年の大山寺は雪が深く,四月半ばでないと店を開けていないかも知れません。
また,明間の森,大山青年の家前の道路,むぎの詩を過ぎ森と水の教会に向かい県道36号交差点手前20m位だったか右側にペンションHale・Makawaoに,ハワイ直輸入のフレーバー珈琲(550円)が有り,ダイニングか外庭で飲めます。
「この辺りでフレーバー珈琲は珍しい」との言に調子付いたか500円から50円値上りました。
それではまた…です。
watch-dogs
ponn様
コメントありがとうございます。
カフェでの珈琲タイム、またご感想をお聞かせください。
私は山陰地方で此処のワインが一番好きです。  飲んでもワイングラス1杯程度ですが、独特の深みとふくよかさを感じます。
ponn
魅力ある素材と料理の数々,瀟洒で落ち着いた店内と素敵なロケーション。
同地内に安価な手作りパン屋さんが在るとなれば是非にも金曜日に伺わねばなりませんね。
旨い珈琲とアップルパイを望むのは強欲でしょうか?
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