京都府京都市伏見区納屋町114 「MILK BLOSSOM (ミルク ブロッサム)」 【1174】

京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵駅」を下車し「伏見大手町商店街」を西進してアーケードを突き抜ける。 途切れたアーケードを今度は左折し「納屋町商店街」のアーケードに再び入り、その約60㍍先左手に在る昔ながらの喫茶店です。
店舗上部の壁面にはMATSUBARA MILK(松原牛乳)と看板が揚がっていますが、これは古き良き昭和の時代に、地元牛乳ブランドとして広く知られていた銘柄の「名残*」だそうです。
*ブランドは残っていますが現在は自社生産せず、他社に委託しているようです。

玄関横のショーケースのサンプル。
喫茶店にしてはフード類が豊富であり、価格帯も600円台が中心と「ノスタルジック価格」となっています。

珈琲のお供のサンドイッチ類や、京都らしいわらび餅セット、ぜんざいなどもありました。

自動ドアの真横には「本日の日替りランチ」メニューが掲げてあります。 コチラでは当たり前ですが土日でもランチが設定されており、おやじはとっても重宝します。

鰻の寝床のような細長い店内は正に昭和の香りが漂い、中程にはパティオも配置されゆったり過ごすことが出来ます。 尚収容能力は45名程でしょうか。

「本日の日替りランチ(アフターの飲物付) ¥690」
プレートには豆腐ハンバーグとコロッケ、サラダがバランス良く盛られ、ご飯も適度の量でCPはマズマズです。

ハンバーグもコロッケも優しい温かみのあるもので半既製品とも思えるが、一手間掛けてあり喫茶店の食事としては許容範囲です。

アフターの珈琲。
ハッとする程のキレは無いが、真面目で素直な一服であり合格!
派手さは無い物の「昭和の喫茶店」らしさが随所に見られ、のんびりゆっくり食事を摂ることが出来ました。 年々この手のお店が激減しているだけに、これからも末永く営業して欲しいですね。