京都市下京区朱雀北ノ口町42
「喫茶&ランチ ブルボン」 【2089】

JR山陰本線「丹波口駅」を下車し千本通を高架橋に沿って七条通まで下り右に折れ、その約250㍍先右手に見える「ラッキー餃子センター」のド派手な看板の右袖にポッカリと開く、朱塗りのアーチ型エントランスが目印の、昔懐かしい街の喫茶店です。

ふと目に留まった階段脇のレトロな味わいのショウケース。
なにより一番奥のフルーツパフェとクリームソーダのサンプルに、思わず「懐かスィ~!♪」と年甲斐もなく叫んだほど(#^^#)

もうね、らせん階段を一段一段上るごとに期待がドンドン膨らみ、2階のドアの前に立ったときには、はちきれんばかりでしたよ💛

期待感を上回る、まんま昭和の香り漂う店内。 特にカウンター回りの設えは、往年のSF映画の1シーンに登場するようなレトロフューチャーな造りで、暫し見入ることしきり。

ブロンズ色の天井から吊るされたシャンデリアと間接照明により照らしだされたスペースは、正統派純喫茶の雰囲気が漂っています。

一転して柔らかな陽光が差しこむ窓際のテーブル席は解放感に溢れ、その日の気分に合わせ陰陽を使い分けると良いでしょう(大抵はこの窓際から席が埋まるようです)

メニュー表①
トーストやスパゲッティなどの軽食はもちろんのこと、定食類の充実ぶりが喫茶店の域を完全に超えています。

メニュー表②
今時珈琲が一杯350円とは嬉しい限りですね♪ 尚モーニングも、ど真ん中ストレートの、トースト、ゆで玉子つき🎶

「洋食弁当 700円」
いかにも手作り感漂うお弁当は、脇を固める小鉢のおばんざいに塩梅の良い味噌汁、さらには艶もちご飯に至るまで、全てがおふくろの愛情に包まれ、思わず笑みがこぼれます。

少々小振りながら洋食の王道であるエビ、カツ、ハンバーグのそろい踏みに、ホントご飯が何杯あっても足りませ~ん! 美味~い (⋈◍>◡<◍)。✧♡

「食後の珈琲 200円」
これまた真正面の昔ながらの苦みが迸る一服で、ここまで期待に応えてくれると、頭を深々と下げるしかありません(^_-)-☆
穏やかな日差しを浴びつつご飯をいただいていると、そのうち40年ほど時間が遡ったような錯覚を覚え、目の前に若かれし父が、にこやかに座っていたような幻さえ感じました。 ありがとう。
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