京都市左京区銀閣寺参道 「cafe 花うさぎ」 【1294】

南禅寺~哲学の道、そして最終ポイントの銀閣寺(慈照寺)に着きました。
銀閣寺は室町時代後期に栄えた「東山文化」を代表する建築物であり、金閣、飛雲閣(西本願寺境内)とあわせ「京の三閣」と呼ばれています。

庭園のシンボルとも言える「銀沙灘」(ぎんしゃだん)は、江戸時代後期に今の形になったとされる。

尚「金閣」になぞられ「銀閣」と呼ばれるようになったのは、江戸時代以降のことだそうです。

拝観を終え銀閣寺を下り、「白川通り」へと向かいます。 その参道は紅葉を愛でる観光客で、溢れかえっていましたよ。

ちょうど中間辺りに佇む、一見何処にでも在りそうな住宅のカフェで、一服することにしました(ネーミングの可愛さに惹かれました)

エントランスも客室も満杯状態で諦めかけたとき、スタッフの方が「奥が一テーブル空いてますので」と、通されたところは、、、

思いもよらず、ラッキーにも「土蔵部屋」でした!

独特の趣きを感じるその部屋に身を置くと、それまでの雑踏が嘘のように静まり返り、時間が再び遥か昔に逆戻りしたような錯覚に陥りましたよ。

部屋の此処彼処に置いてある古い調度品からも、歴史の重みを犇々と感じます(写真は「荷物運搬用の鞍」の一部です)

メニュー表①
それ程アイテムは多くありませんが、場所柄「和スイーツ」が充実しています。

メニュー表②
「洋もの」のセットも僅かですがありました。

「コーヒー 450円」
甘いものは先程頂きましたので、此処では珈琲のみ頂きました。
素直且つピュアな味わいで、後味もスッキリと、ホッと一息つくことが出来ましたよ。

さぁ、家路に着きましょうか。 昨夜の「清水寺」から始まってこの2日間、よく歩き晩秋の古都を満喫しました。 今度はサクラの咲く頃、訪れることにしましょう。