京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-47 「アラビカ京都 嵐山」
【1610】

新渡月を後にし次に向かったのは、渡月橋北詰から桂川に沿って上流に約200㍍上った沿道沿いに佇む、ガラス張りの白亜の小箱が目印のロースターカフェです。

目の前には桂川が悠然と流れ、行列が少なければ外壁に設えてあるベンチに腰掛け、多ければガードレールにもたれ掛け、カップを片手にノンビリ眺めていると、日常の憂いなど吹っ飛ぶこと請け合いです。

外からは「%」のショップロゴが印象的な、アメリカ・スレーヤー社のエスプレッソマシーンが、キラリと輝いています。

グローバルな企業*だけに、スタッフもジャパニーズオンリーでは無く、海外のバリスタも一緒に働いています。
*香港や中東圏に系列店があります。

店内向いには、群馬県のゴストーコーヒー社製の焙煎機「トルネードキング」が配され、毎日必要量のみ焙煎されます。

エチオピアやパナマ、ハワイ・コナ等の、ビーンズのテイクアウトも同時に行っています。

カップのサイズはトール、ショートの2種類と、エスプレッソの1種類です。

メニュー表①
エスプレッソ300円、ラテで450円、アメリカ―ノ350円と、超有名店の割にはコナレタお値段設定です(いずれもブレンド・ショート価格)

メニュー表②
コチラはビーンズの価格表で、アラビカブレンドが200㌘1,300円と、割安感がありますね!

「カフェラテ(blend・short) 450円」と「アメリカ―ノ(blend・tall) 400円」
アメリカ―ノは、独特の香りと深いコクが口内を駆け巡りスッと消え、ピュアな旨味のみ残像として残り、その独創的なタッチが「ハマルと手放せない」魔力を秘め、ガツーン!と衝撃を受けましたよ。

流石に2014年ラテアート世界選手権優勝者が、ヘッドバリスタを務めるだけあって、完璧なアートが表現されていますね。 またその味わいは、深いコクにクリーミィーさが加わり、バランスの取れた滑らかなタッチで、一気にググッとイッテしまいました!
スタンド形式の気軽さがありながらクオリティーは抜群と、老舗有名喫茶店が居並ぶ古都に在っても、その存在感は日に日に増しており、これからの展開が実に楽しみです。 尚1号店は祇園、八坂の塔の麓に在り、是非京都観光の折りには何れかに立ち寄ってみてください。 オススメします!