松江市美保関町宇井「味処・民宿 まつや」 【781】

米子市内から国道431号線(外浜街道)を境港方面へ、尻尾の先端まで到達したら逆Sの字に回り「境水道大橋」を渡る。 対岸に渡り「七類港(しちるい・フェリー乗り場)」方面の標識に従い車を進めること約5分「七類港入口交差点」手前約150㍍右手にある、民宿兼お食事処です。
「美保関」といえば「関の五本松」「美保関いん石」に代表される観光地であり、また隠岐の島への発着港である七類港を抱える拠点として栄えてきた、島根半島にある港町の一つです。

玄関脇に乱雑に置いてあるメッセージボート。 やはり観光地のため、結構なお値段のメニューが並んでいますが、、、

店内は外見より結構広く、テーブル席と小上りの座席で構成されています。

メニュー表。
メッセージボートの高価格帯だけではなく、意外にもうどん、そば、ラーメン、丼物等もあり、しかも500円台からと結構「幅」があり「お高く留まってる」お店ではありませんでした。
さて、どれにしようかな、、、

「海鮮丼 ¥1,260」
1日30食限定の丼で何とも賑やかな一品です。 今日のあら汁はカワハギかな?(まずまずの塩梅です)

紅ズワイを中心にアジ、甘エビ、イカ、鳥貝などの刺身に、〆サバ、ベビーホタテのボイル、さらには卵焼きに天ぷらと「なんでもござれ」の構成で、特に紅ズワイのカニ味噌はマヨネーズ和えとユニークそのもの。
鮮度は「とびっきり」を期待したが並であり、チョット残念。 酢飯も量が少なく倍は欲しいなぁ、、
割烹店のようなキレもなく、やはり此処は漁師料理のお店と割り切った方がよいかもね。

棟続きは民宿となっており、1泊2食付きで7,000円台からと、リーズナブルな価格で利用できます。
観光客がメインのお店ではありますが、良心的な価格帯とボリュームで地元客も多い優良店です。