京都市下京区東塩小路向畑町845
「本家 第一旭 たかばし本店」 【1296】

JR京都駅中央口から東方向へ約350㍍のところ(徒歩約5分)、「高倉通り」沿い西側に在る、白看板に赤いラインが目印の京都を代表するラーメン店です。
おやじが京都に赴任して1年を越えましたが、何時前を通っても長い行列が続いており、何度断念したことか数え切れません(最近益々その列が、長くなっているような気がします)

もうこれは通常の時間帯ではダメだと判断し、意を決して「始発」に乗り、55歳にして初めて朝ラーに出掛けました(朝は大抵パンと珈琲ですので、重たいものは本来苦手なんです)
午前6時過ぎに到着すると(予想的中で)行列も無く、すんなりと入店することが出来ました。

それでも店内は約7割程埋まっており、その人気ぶりは驚愕に値します。 尚店内はコンパクトながら、カウンター席とテーブル席が設けられており、約30名の収容能力があります。

壁面のメニュー表。
トッピングにより分かれてはいますが、基本は1種類のみです。 また価格も超人気店にしては良心的ですね。

「特製ラーメン 850円」
表面を叉焼の花が覆い、真ん中には京都名産の九条ネギがドン!とのる、シンプルながら自信に満ちた出で立ちですね。
特製と言うだけあってボリューム的にも問題なく、ワシワシ食べ進むとお腹も心も満たされます。

加水率の低い中太のストレート麺も、スープによく絡みOK!です。
さて肝心のスープですが、あっさりとした豚白湯に、やや棘のある地元伏見産の醤油をブレンドした、一見何処にでもありそうな「スンナリとした味わい」であり、インパクトさを期待すると拍子抜けします。
とは言えよくよく味わってみるとこのスープは、無限の可能性を秘めたスープと言え、コレをベースにアレンジすることにより、色々な味わいのラーメンが出来るのではとおやじは強く感じました。
正にそれが出来る、基本中の基本の「究極スープ」である故に、突出した特徴がみられないものの、反面それがこのスープの凄さであると確信を持ちました。
このレポートは食べてから1週間後に書いていますが、日に日にまた食べたくなる衝動に駆られ、ラーメンでこんな感覚に陥るのは初めての経験です。 参った!!