京都市伏見区平野町67-1
「エノテカ チ・ディ・ジ (Enoteca C.d.G)」 【2013】
京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し大手筋商店街のアーケードへと進み、約300㍍先の「京都銀行」角を左折しほどなく差し掛かる右手路地を入り、そのまま道なりに裏路地を進むと、暗闇にボワッと浮き出るワイン色に染まる外観が目に留まります。
此処はおやじのマンションから徒歩3分ほどの、わずかに軽乗用車が通り抜けれるような寂れた一角なれど、まるで原石のように鈍い光を放つ洒落たワインバーがあろうとは、ホント灯台下暗しでした。
ハニーブラウンのカウンターが奥にスッと続く店内は、カジュアルとアダルトな雰囲気が混在し、おひとり様からカップルまで、しっとりと過ごせる演出が施されています。
メニュー表①
高級店にありがちな読むのに苦労するスペルを並べるのではなく、その時の気分に合わせ、イタリアで修業された若いソムリエがチョイスしてくれ、ワイン初心者でもストレスなく席につくことが出来ます。
メニュー表②
アルコールを引き立てるお供も、しじみの中華そばや蕎麦のジェノベーゼ、チキン南蛮など、およそ型にハマらない自由な発想が垣間見え期待が膨らみます。
「突き出し 500円」
「生ハムのバルサミコソースかけ」と「ショートパスタとリンゴのコロッケ アンチョビ風味」
生ハムには甘味のある富有柿が潜み、ハムの塩梅と酸味の効いたソースの三位一体が心地よく、コロッケはクリスビーな食感が軽やかで、此れでチャージ料込み500円とは信じられないほど良心的!
「グラスワイン 700円もしくは800円」
”ルーナ アルジェンタ ネグロアマーロ プリミティーヴォ アパッシート 2015 MGM モンド デル ヴィーノ 赤”
南イタリア・プーリア州の代表的な葡萄プリミティーヴォとネグロアマーロをブレンドし、一部に陰干しした葡萄を使った濃いルビー色のワインで、ベリーのような芳醇な香りと重なり合う凝縮感が楽しめ、リッチな気分になれること請け合いの一杯です♪ 美味~い!😋
「特製 酒粕入りクラムチャウダー 800円」
アサリと野菜の旨味がギュッと溶け込んだ円やかなタッチの中に酒粕のアクセントが加わり、身体が芯から温まります(^^♪
「グラスワイン 700円もしくは800円」
”カンティーナ・ノヴェッリ グレケット・ウンブリア 白”
ネーミングの種類の葡萄だけを使った瑞々しいワインで、マスカットのような甘い香りとともに苦みと酸味が程よく交差し、ライト感覚で楽しめましたよ。
「宮崎の味 特製チキン南蛮 1,200円」
先ずはそのボリューミーな出で立ちに目が点となる逸品で、ソムリエの故郷である宮崎の甘口醤油を纏った衣と、ジューシーな肉質のコントラストが実に小気味よく、一心不乱にかぶりついてしまいました! 病みつきになりそう! (⋈◍>◡<◍)。✧♡
「ツナと玉ねぎのフリッタータ 800円」
言わずと知れたイタリア風オムレツで、ツナと玉ねぎのコンビネーションが玉子とよくマッチングし、ワインにピッタンコ💛
グラス2杯のワインとチャージを含めアテを2.3種類頼めば十分な満足感に浸れり、それで4,000円以内で収まるとは、今まで気づかなかったことに後悔することしきり、です。 また気さくなソムリエも丁寧にワインや料理について解説してくれ、単独でもふらりと入れる気軽さを備え、これからはチョクチョク伺うことに決めました。 ご馳走様!
☆付近のお出かけスポット・寺田屋、宇治川派流、長建寺
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