京都市中京区錦小路通新町西入西錦小路町269 松広ビル 1F
「麺ビストロ Nakano」 【1660】

阪急京都線「烏丸駅」を下車し、出入口㉒から烏丸通りに出て錦小路通まで上り左折し、その約300㍍先の新町通との交差点角左に見える、オリーブ色のコジャレタ外観が目印の個性派ラーメン店です。

およそその出で立ちからはラーメン屋というイメージは当てはまらず、このメッセージボードを確認した上でドアを開けましたよ。

いきなり目が合ったやんちゃなコヨーテ君! 思いもかけないお出迎えに、おやじは苦笑するしかありませんでした。

外観同様、らしくない内装でチョッピリ居心地が悪いなぁ、、、
でもドーム状にRが付いた天井は、まるでカーヴのような独特の雰囲気を醸し出しておりNiceです。

本物のフレンチレストでも、これだけ洗練された空間はそうそうありませんよ!

メニュー表①
アレンジもまんまフレンチだわ、、、

メニュー表②
洋風と鶏魚介醤油のそれぞれ2種類が基本形のようです。 またデザートやワインに合うアラカルトも、充実しています。

メニュー表③
期間限定の麺も定期的に更新されます。

メニュー表④
ワインも本格派が揃っており、ラーメンよりアラカルトと一緒に、一杯やりたい気分になりました。

「濃厚トマトトリッパ 900円」
センターにはカイワレとローストチキンがのり、ケチャップ色のスープにはトリッパ(ハチノス)がぷかぷかと浮き、コレをラーメンと言うにはチョイト無理があるかもね、、
またトッピングのトリッパは、臭みが無く丁寧な仕事ぶりが垣間見え、技術力の高さが光ります。

麺は極太の手もみちぢれ麺を使用しているが、見た目も食感もイタリアンパスタのタリアテッレのようであり、豚骨などに頼らないスープもトマトの旨味がギュッと詰まり、器とスープの量を加減すれば完全なパスタです。

残ったスープに「〆のライス 50円」を投入していただきます。
トリッパの脂分がトマトの酸味と絶妙に融合し、至高のリゾットに大変身しました! 美味い!
最初はラーメン?それともビストロ?とあれこれ問答しましたが、食べている途中から「美味しいから、どちらでも良いわ」って気分になりましたよ。 それでもライトな感覚の一杯のため、殆どの席が女子やカップルで埋まるのを見ると、両方の良いとこ取りをした「ビストロ麺」と言うところに落ち着きそうですね。