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タイヤ交換方法

2015年04月18日 | 修理 改造
お客様からタイヤ交換の方法を教えてほしい。との要望がありました。
インターネットなどで見ても、人によって違うと…
そこで、弊社もレンタカーが戻ってきたので、スタットレスから夏用に交換するので、現場実施した方法と、同様に紹介してみます。参考になるとよいですね。 私もこの業界20年近くやっているので、色々な現場を見させてただいております。
ちょーと工程は多いですが、お客様にも「ここまでやっているんだ。丁寧ですね」と言われ調子に乗ってやってます(*^_^*)

1.まずは準備するもの。

 ○ジャッキ ○十字レンチ ○トルクレンチ ○皿 ○膝マット
2.ジャッキをかける場所の対角線上のタイヤに輪留めをする。写真は右後ろの交換⇒左前
3.ジャッキをかける。少し上げる。輪留めの確認。
4.ホイールナットを緩める。
5.ジャッキを上げる。
6.ホイールナットを外し、タイヤを外す。

  ※ジャッキを2度上げしています。これには意味があり、完全に荷重がかかっている状態で緩めると、ナットとホイールが重量分も含めて荷重がかかります。なので、ジャッキを少し上げて荷重を抜いています。でもタイヤは浮かせないですよ!
  ※最近ホイールナットに刻印のないものをよく見かけます。強度よりも価格重視したものでしょう。信用はしていません。
  ※交換予定のタイヤを1本車の下に入れておくと、万が一ジャッキが外れて倒れた時に事故を防げます。
  ※余談ですがパンク・スペア交換の依頼の第一位は「スペアがどこにあるのかわからない」
                     第二位は「スペアの空気が入っていない」
                     第三位は「作業中にジャッキが倒れて、どうにもならない!」です。
  ※外したナットは皿の中に置くととても便利です。私はマグネットの皿を使用しています。
  ※因みに、これはアルミホイール用のナットです。鉄用とは形が違います(テーパー部) 時々ミックスの方もいます。

  
7.ホイール取り付け。ナットは最初はすべて手で絞めます。
  写真のように右下のナットが締めこんだもの。他の三本は2~3回回しただけの物です。

  よく見かける光景…十字レンチでグルグル(ー_ー)!!
           インパクトレンチでギュー(ー_ー)!!
  早いです!でも信用できません(-.-) 石噛んでませんか? 斜めに入ってませんか? 自分の手は信用できます(*^_^*)

8.手で絞めた後は、十字レンチで絞めます。でも、強く締めません。後でトルクレンチで絞めます。締める順序はどのサイトでも  出しているので、あえて却下。対角線でしめていけばOK!
9.ジャッキを降していき、タイヤが地面に設置したら、ここでトルクレンチを使用します。
  完全に上がった状態⇒不安定
  完全に下がった状態⇒荷重がかかってしまっている。万が一タイヤが斜めについていたら…怖いです(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
  
ここまでも工程で準備から約10分~15分です。4本交換しても一時間あれば余裕です(*^_^*)
次に外すのは、何か月後ですかね?ちょっとしたことなので、やってみてください。