猫と輝き

さすけはお腹にブラとパンツの柄があります、かげはしっぽがありません、そんなお茶目な日記です。

2匹の過ごし方。

2023-09-06 04:05:00 | ふるさと、さすけ




さすけが遊び歩いている間、かげまるは何をしていたでしょうか。

ぼちぼち家に向かっていると、遠くから子猫とも赤ちゃんともつかない声が、
どこかで一生懸命叫んでいるなぁと思いました。

もう家が目の前の角を曲がると、
門の上の、定位置で、座った体を前に乗り出したかげちゃんが、
大口を開けあらん限りの声で呼んでいました(笑)




小柄なかげにとりさすけは乱暴なきょうだいでもありました。
そして、わたしも物静かなかげちゃんにとって、すこしうるさ過ぎに思われていました(笑)

が、今でも、
わたしとさすけが別の部屋に行くと、リビングで一緒だった時は気にもかけていなかったのに、
いつのまにか後からついてきたりしています。

わたしとさすけ、かげまるで、付かず離れずの絆があるようです。


かげまるは、庭から出ません。

ハーネスをつけて出していたのですが、
いつのまにかするりと抜け出し、でもどこにも行かずにいつも通りでいたのには、
気がついてひと笑いでした。






我が家はお恥ずかしながら、ワイヤープランツ、ノイバラなどが溢れて、
空き家のような幼少の家でした。

けれども、門の上の(子どものわたしたちは草ダルマと呼んでいました)とても厚みのでた蔓草の集まりはよいベッドで、
かげはそこで寛いだり、
また自ずとアーチになった木漏れ日の中に入り込んで休むのも好きでした。


さすけももちろん一緒によく過ごしました。
さすけは、高いところから遠くを眺めたり、紅葉の木に登り、
かげまるは一日風を感じうとうとしていました。



「どこかに行くなんてさすけめ、ベ〜」


わたしにとっても、2匹にとっても、この大家さんに怒られる庭はよい場所でした^^;

またいつか、小さくとも庭をこしらえた家に住んで、
老後の2匹に過ごしてもらえたりしたらいいなと、
夢を持っています。





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