

こんにちは、
お昼ですが、夜や朝の空の写真をお送りしようと思います。
遠い県から県に越してきて初めての朝のことです。
猫を連れるため、車で2日掛けて県に足を踏み入れました。距離はざっと千数百㎞離れた県です^^;
新居に着いたのは午前3時頃でしたが、
少し眠り、早朝がらんとした薄暗闇の部屋の中で、
唯一光が差してくる方向があるのに気がつきました。

たった一つの出窓が暗闇に切り抜きを作っていました。
そこにある景色は、子どもだったわたしにとって、新しい土地への熾烈なファーストインプレッションでした。




わたしと同じくそわついた(長旅おつかれさま)さすけと一緒に目にしました。
そして、その朝から、窓から空を見つめるさすけと、その空と両方を写真に撮るわたしとの日々が始まったのです。
その写真の数々をすこしお載せします。
これはその次の朝に撮った写真でした。
みしみしと、太陽の光が、雲の向こうから音を立てて今にも噴き出してくるよう。

こちらは空を見つめるさすけの写真の中で、とくべつ気に入っているものです。

これは、クリスマスが近い時期だったよう。

昼の空よりは朝、夜の空の写真を多く撮りました。

ここの窓の正面には、5階から目の高さにもなるほどの それはそれは大きなもみの木が少し遠くにあり、
いつでも景色の輪郭を形作ります。
また、あまりに遠いためか、雨の多さなども違うためか、
ここはふるさとの空と全く違うのです。
故郷の、ちょっとロンドンだった雲の分厚さがなく、
冬の空もカラッと晴れてほんとうに晴れやかなところだなと思います。
朝昇る太陽も日本の赤い太陽だなぁと思うものです。

帽子みたいなかわいい太陽。
すぐにポンッと出てくる。


飛行機雲が2本鋭く走っていた朝。

曇天を撮るのも好きです。油彩画のよう。



こちらは夏の昼中の写真で、本来明るい空なのですが、撮影の具合でこうなり、
寧ろ夏の明暗がパキッと出ているのではないかと、気に入っています。

青春みたいな空。

あかるい昼の窓辺のさすけ。やわらかい風が吹いている。

(あんまり窓が片付いていませんが)夏を覗き込む。

夜、さすけを夜ふかしのお供にして、よく月の写真も撮りました。
まだまだ近づきあっている途中ですが、月と金星。

もみの木とも。ねこの爪のような白い月です。

これは、ストロベリームーン。

朝日が迫る。

これはいつかの十五夜 金魚のいるバケツを覗いているさすけ。

眺めるさすけ、空、撮るわたし、の寄せ集めでした。
昼のよく晴れた素晴らしい青空、夕暮れ時の激しい空は、
さすけと遊ぶベランダや、散歩時間といったシーンに多いです。

他に遠出で撮ったものなど、大好きで撮り貯めてきた空、
それらの写真もまたお見せします。
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