皆様、今晩は
8月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間にわたって、米軍横田基地で開催された『日米親善友好祭』も、終わった。そこで今回は、その2日間の「後日談」 的に、書いてみる事にしよう。
米軍横田基地の『日米親善友好祭』のメイン会場である、大格納庫の一角では、米軍横田基地に司令部を置く第5空軍が出店していたのである。昨年までは、第5空軍の特製Tシャツの他にも、部隊パッチを販売している事もあったのだが、今年は特製Tシャツのみで、部隊パッチの販売はしていなかったらしい。
そしてまた、第5空軍のブースと反対の一角では、海兵隊がブースを出店して、こちらも様々なグッズを販売していた。赤地に黄色で『U.S.M.C.』という大きな文字を書いた看板が、その目印だったのである。こちらは、主に戦闘服が、メインだったのであろうか。
8月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間にわたって、エプロンに展示されて、大勢の人々から注目されていたロッキード・マーチンF―22・ラプター戦闘機などの様々な航空機と共に、2機ほど展示されたF/A―18・ホーネット戦闘攻撃機の前でも、エビエーター(海軍と海兵隊では、パイロットの事をこう呼んでいる)が、部隊パッチやTシャツなどの様々なグッズを販売していたのであるが、わたしは、海兵隊のグッズは、あまり買った事がないのである。
西暦2006年(平成18年)の時から、昨年・西暦2008年(平成20年)まで、米軍横田基地で開催された『日米親善友好祭』には、米海軍の第7艦隊司令部がある、神奈川県の米軍横須賀基地の、EOD(爆発物処理隊)が参加していて、不発弾などの爆発物の処理作業の時に着装する、宇宙服 のような「耐爆スーツ」を展示したり、ノクトビジョン(赤外線暗視装置)装着型のヘルメットや鎧のような防弾ベスト、(使用済みであるが)米軍制式採用兵器である、M―72A2ロケットランチャーまで展示していた事もあった。わたしはその時に、ヘルメットや、防弾ベストを装着した「完全武装」の姿で、M―72A2ロケットランチャーを構えてみたのである。
今年は、米軍横須賀基地のEOD(爆発物処理隊)が、参加していなかったのが、少し残念である。
今回は、栃木県宇都宮市の北宇都宮駐屯地の第12空中機動旅団の、第12ヘリコプター隊・第1飛行隊のUH―60JA汎用ヘリコプターも参加していたのであるが、前身である第12師団(司令部:群馬県相馬原駐屯地)が西暦2001年(平成13年)3月27日 に、現在の第12空中機動旅団に改編される前は、74式戦車 やら、口径155mmのFH―70榴弾砲やら、87式偵察警戒車が、展示された事もあった。
第12師団から第12空中機動旅団への改編に伴って、第12戦車大隊 は廃止されて、また第12特科連隊も規模が縮小されたのであるが、87式偵察警戒車の砲塔に登って 、睥睨 した時の気持ちの良さは、今でも忘れられない。今度は、富士教導団戦車教導隊の90式戦車 でも展示して頂きたいものである。
今回は、航空自衛隊府中基地の基地業務群から、軽装甲機動車が参加して、航空自衛隊の迷彩の88式鉄帽(ヘルメット)や、防弾ベストまでも展示していて、それを着用した上での写真撮影も出来たのである。勿論、軽装甲機動車にも乗る事が出来た。
個人的に言えば、軽装甲機動車や88式鉄帽や防弾ベストと共に、口径9mmのSIG・P―220自動拳銃、口径7.62mmの64式自動小銃、米軍でも制式採用している口径5.56mmのMINIMI多用途機関銃も、展示して頂きたかったところである。
沖縄県の嘉手納基地からは、特殊作戦用機MC―130H・コンバットタロンが参加していたのであるが、同時にこれに乗って来て参加していたのだろう、空軍PJ(パラジャンパー)もブースを出して参加していたそうである。そして、空軍PJが使用する、様々な銃器も展示されていたのである。
45口径のコルト・ガバメントM―1911A1自動拳銃、口径9mmのM―9自動拳銃、口径7.62mmのM―240多用途機関銃、M―14系列の狙撃銃、12番径のレミントン・M―870スライドアクション・ショットガンもあったという。
M―9自動拳銃は、イタリア共和国製のベレッタM―92自動拳銃を、そのまま制式採用したものであり、アクション映画やTVアニメーションなどでも、御馴染みの銃器になっている。
口径7.62mmのM―240多用途機関銃は、ベルギー王国製の、FN(ファブリック・ナショナル)社製のMAG多用途機関銃をアレンジして、M―60多用途機関銃の後継として制式採用したものであるが、MAG多用途機関銃はベルギーを始め、イギリスや、スウェーデンや、イスラエルでも制式採用している。
このMAG多用途機関銃を車載銃として改良した、MAG―58機関銃もあり、アメリカのM―1A2・エイブラムス、イスラエルのメルカバ、イギリスのチャレンジャーなどの主力戦車の車載銃として制式採用されている。
いつもながら、この種の銃器は、持ってみたいという人が、さぞや多かった事であろう。
最後に書いた、嘉手納基地から参加した空軍PJに気付かなかったのは、今回の米軍横田基地の『日米親善友好祭』で、悔やまれるところなのである。
8月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間にわたって、米軍横田基地で開催された『日米親善友好祭』も、終わった。そこで今回は、その2日間の「後日談」 的に、書いてみる事にしよう。
米軍横田基地の『日米親善友好祭』のメイン会場である、大格納庫の一角では、米軍横田基地に司令部を置く第5空軍が出店していたのである。昨年までは、第5空軍の特製Tシャツの他にも、部隊パッチを販売している事もあったのだが、今年は特製Tシャツのみで、部隊パッチの販売はしていなかったらしい。
そしてまた、第5空軍のブースと反対の一角では、海兵隊がブースを出店して、こちらも様々なグッズを販売していた。赤地に黄色で『U.S.M.C.』という大きな文字を書いた看板が、その目印だったのである。こちらは、主に戦闘服が、メインだったのであろうか。
8月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間にわたって、エプロンに展示されて、大勢の人々から注目されていたロッキード・マーチンF―22・ラプター戦闘機などの様々な航空機と共に、2機ほど展示されたF/A―18・ホーネット戦闘攻撃機の前でも、エビエーター(海軍と海兵隊では、パイロットの事をこう呼んでいる)が、部隊パッチやTシャツなどの様々なグッズを販売していたのであるが、わたしは、海兵隊のグッズは、あまり買った事がないのである。
西暦2006年(平成18年)の時から、昨年・西暦2008年(平成20年)まで、米軍横田基地で開催された『日米親善友好祭』には、米海軍の第7艦隊司令部がある、神奈川県の米軍横須賀基地の、EOD(爆発物処理隊)が参加していて、不発弾などの爆発物の処理作業の時に着装する、宇宙服 のような「耐爆スーツ」を展示したり、ノクトビジョン(赤外線暗視装置)装着型のヘルメットや鎧のような防弾ベスト、(使用済みであるが)米軍制式採用兵器である、M―72A2ロケットランチャーまで展示していた事もあった。わたしはその時に、ヘルメットや、防弾ベストを装着した「完全武装」の姿で、M―72A2ロケットランチャーを構えてみたのである。
今年は、米軍横須賀基地のEOD(爆発物処理隊)が、参加していなかったのが、少し残念である。
今回は、栃木県宇都宮市の北宇都宮駐屯地の第12空中機動旅団の、第12ヘリコプター隊・第1飛行隊のUH―60JA汎用ヘリコプターも参加していたのであるが、前身である第12師団(司令部:群馬県相馬原駐屯地)が西暦2001年(平成13年)3月27日 に、現在の第12空中機動旅団に改編される前は、74式戦車 やら、口径155mmのFH―70榴弾砲やら、87式偵察警戒車が、展示された事もあった。
第12師団から第12空中機動旅団への改編に伴って、第12戦車大隊 は廃止されて、また第12特科連隊も規模が縮小されたのであるが、87式偵察警戒車の砲塔に登って 、睥睨 した時の気持ちの良さは、今でも忘れられない。今度は、富士教導団戦車教導隊の90式戦車 でも展示して頂きたいものである。
今回は、航空自衛隊府中基地の基地業務群から、軽装甲機動車が参加して、航空自衛隊の迷彩の88式鉄帽(ヘルメット)や、防弾ベストまでも展示していて、それを着用した上での写真撮影も出来たのである。勿論、軽装甲機動車にも乗る事が出来た。
個人的に言えば、軽装甲機動車や88式鉄帽や防弾ベストと共に、口径9mmのSIG・P―220自動拳銃、口径7.62mmの64式自動小銃、米軍でも制式採用している口径5.56mmのMINIMI多用途機関銃も、展示して頂きたかったところである。
沖縄県の嘉手納基地からは、特殊作戦用機MC―130H・コンバットタロンが参加していたのであるが、同時にこれに乗って来て参加していたのだろう、空軍PJ(パラジャンパー)もブースを出して参加していたそうである。そして、空軍PJが使用する、様々な銃器も展示されていたのである。
45口径のコルト・ガバメントM―1911A1自動拳銃、口径9mmのM―9自動拳銃、口径7.62mmのM―240多用途機関銃、M―14系列の狙撃銃、12番径のレミントン・M―870スライドアクション・ショットガンもあったという。
M―9自動拳銃は、イタリア共和国製のベレッタM―92自動拳銃を、そのまま制式採用したものであり、アクション映画やTVアニメーションなどでも、御馴染みの銃器になっている。
口径7.62mmのM―240多用途機関銃は、ベルギー王国製の、FN(ファブリック・ナショナル)社製のMAG多用途機関銃をアレンジして、M―60多用途機関銃の後継として制式採用したものであるが、MAG多用途機関銃はベルギーを始め、イギリスや、スウェーデンや、イスラエルでも制式採用している。
このMAG多用途機関銃を車載銃として改良した、MAG―58機関銃もあり、アメリカのM―1A2・エイブラムス、イスラエルのメルカバ、イギリスのチャレンジャーなどの主力戦車の車載銃として制式採用されている。
いつもながら、この種の銃器は、持ってみたいという人が、さぞや多かった事であろう。
最後に書いた、嘉手納基地から参加した空軍PJに気付かなかったのは、今回の米軍横田基地の『日米親善友好祭』で、悔やまれるところなのである。