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侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

母之理主(モノリス)よ 応答 せよ

2025-06-05 18:25:06 | 人間のあり方
            
   
              鎌田 東二 先生

               2025年5月30日 金曜日 午後6時15分ご逝去

                
               永遠に不滅の魂は 山川草木鳥草魚虫光風となり 顕神す
        以下


             二〇一八年七月十七日 刊
              鎌田 東二 神話詩集 第一巻 「常世の時軸」から
             

            夏至線が罅割れてゆく 氷河期と

            西行の歌 

             願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの 望月の頃
           
            東行応歌
          
             願うても願うても打ち砕かれて 木っ端微塵の流星の人よ

            西行
            
             身を捨つる 人はまことに捨つるかは 捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ

            東行応歌

             捨つるべき 何ごとのあるや花時雨 道なき道に  拾う神あり


             東行終句
    
             死後戦を 漕ぎ渡り往け 常世船

            
            第一神話詩集の 後


             第二 「夢通分娩」
             第三 『狂天慟地」
             第四 「絶対絶命」
             第五 「開」

     そして2023年 3月22日刊行の 「いのちの帰趨」

            終歌

      春さきの その先までも 行き着くと この世の涯に 往けるとおもう



             
    古希の節目が間も無くの誕生日に表参道のライブハウスで細野晴臣さん 太鼓集団GOCOOと饗宴の折、
    なにとぞ是非 先生をお招きして、我と我が身はもとより、世の中も 痩せ細りつつあるいのちの息吹に やさしくあたたかい風をそそぐ
    「なにか」 を気合いの入る「なにか」 したいのですが いかがでしょうか、とお願いしてしまいました。
    バースデーラックなのか即決のオッケーをいただき、 2019年4月19日金曜日元号が変わる時軸に
    北鎌倉円覚寺様の塔頭龍隠庵にて初詩集「常世の時軸」 一人唱(ワンマンショー) を
    ギター一本で誦習していただきました。

     その後先生は溢れんばかりに詩の言葉が迸りその年の7月には第二詩集 「夢通分娩」が刊行され、
   引き続き 天空の気「龍吟ずれば雲起こる」 横溢する龍隠庵様で 命の学び舎 「天空教室」の開講ともあわせて
   天空一座の旗揚げもあり、天空教室開講式 龍吟雲起2 『夢通分娩』を詠う夕べを7月19日金曜日龍隠庵にて開催いたしました。
   令和新時代に新鮮な息吹を注ぐ学び舎になっていけたらと胸が高まりました、、



 (to be continued)


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