馬は一日にしてならず

~ローマの休日~

ダイワスカーレットは勝てない

2008年12月25日 17時07分52秒 | Weblog
一番人気になるの?酷だな。どうやったらマツリダゴッホに勝てると言うんだ。そりゃ2000mなら確勝級だが、2500mは長すぎるよ。去年だって最後気力で盛り返しはしたが苦しそうだった。マツリダゴッホはベストの距離だし、あの一瞬の脚は凄い。コーナーで何とか食らいついて差し返しに期待するしかないだろう。まぁ他に勝つ馬は見当たらないのでマークする馬が決まっているのは良いことだが…。去年あれだけ決定的な差を付けられているんだし、どうにもこうにも2500mでは抵抗しようがないし、厳しいと言わざるを得ない。2100m走った後ではスパートの脚も鈍いだろう。過去ダイワスカーレットのレースで今回ばっかりはダメじゃないかと思ったのは去年の有馬記念、今年の天皇賞に続いて三度目。中山2500mにおける一瞬のスピードはあちらの方が上の中で、スタミナ勝負も困るとくれば勝つ展開など無いだろう。まぁあっちが勝手に沈んでくれれば話は別だが、彼も一生懸命な気性だけに考えにくい。

一つだけあるとすれば、マツリダゴッホは一瞬の脚は非常に優れているものの持続力にやや難があるので、前述したようにコーナーで何とかついて行って垂れるのを待って差し返しに賭けるぐらい。自分から差せるほどの脚は残っていないと思うので。決まればそれこそ奇跡だがなw他に勝てる展開はない。

本当はマツリダゴッホの後ろから行きたいんだけどね。捕まえられるような展開だとな。理想論を言えば常にマツリダゴッホの一、二馬身後ろをキープ出来れば持続力に自信がない相手にとってこれ以上ないプレッシャーだが、まぁ無理だろうw大外枠だけどスタートでこの馬に勝てる馬はいないのでその点は関係ない。

他はトップスピードの低い連中ばかりだな。ドリームジャーニーぐらいか。メイショウサムソンとかは前にこういう馬達がいる中で出番は無い。