フレンチブルドッグ ウォーホル日記。

フレンチブルドッグ服専門店INMYLIFE potemkineの看板犬ウォーホルとルーシーの日常。

ウォーホル、ありがとう。

2018-06-02 02:14:20 | 日記

InstagramとFacebookではお知らせしましたが、こちら『ウォーホル日記』でもお知らせします。


5月30日の夜、ウォーホルが永眠しました。

想い出すだけで涙はポロポロこぼれ落ちてきますが、
正直、不思議なくらい冷静な気持ちもあります。
突然の発作から1ヶ月半、介護を続けてきたので
その間に気持ちの整理がついていたのかもしれません。 
でも、それだけでは無いような。
なんだろう。
14年間も一緒に居てくれてありがとう、という感謝の気持ちが大きいからかもしれません。 
ルーシーの時には、「ありがとう」と「ごめんね」が混じり合った
なんとも言えない気持ちでした。
だけど、今回は「ごめんね」があまり無いのです。
InstagramとFacebookにも書きましたが、
本当に、笑顔で送り出してあげられるくらいの気持ちなのです。
「ありがとう」と「大好きだよ」を何回でも言ってあげたいです。


ほぼ毎晩、ひよちゃんの寝かしつけは僕の役目なのですが、
子守唄に『ゆりかごのうた』を歌ってあげます。
でも僕、この歌をサイチャンが産まれるまで全然知らなかったのです。
だから、サイチャンが小さかった頃から今のひよちゃんの時まで
勝手に歌詞を変えて歌っています。
「ゆーりかごーのーうーたをー おーとうさんがうーたうよー ねんねーこ ねーんねーこ ねーんねーこよー」
と歌い、その後は「おかあさんが」「サイチャンが」「ひよちゃんが」「ウォーホルが」「ルーシーが」「おばあちゃんが」「おじいちゃんが」
と続きます。
2番3番の歌詞を知らなかったので、一番の歌詞を家族の分だけ繰り返し歌っているのです。
で、ウォーホルが亡くなった次の日の夜、いつものようにこの『ゆりかごのうた』を歌ってあげていました。
そしたら「ウォーホルがうーたうよー」のところで涙が出てきて止まらないんですよね。
別に意識もしていなかったのに「ウォーホル」と口にした途端、涙が止まらないんです。
なんだか物凄い喪失感が襲ってきて、そのまま寝てしまいました。


改めて、ウォーホルの存在は大きかったなあと思います。
14歳と6ヶ月でした。長い時間を一緒に過ごしてくれました。
ウォーホルは、INMYLIFE potemkineの“全て”と言っても過言では無い存在で、
僕たち家族にとっても“全ての始まり”の存在でした。
心にポッカリと空いてしまった穴は当分埋まりそうには無いけれど、
ウォーホルが居てくれたからこそ始まったこの仕事を、一生懸命頑張ろう。



僕が「サイチャンが小学校入学する時には一緒に写真を撮りたい」と言っていたから、
サイチャンのランドセル姿を見届けてから逝ったのかな。
でも、6月5日がひよちゃんの2歳の誕生日だから、それも一緒にお祝いするために
頑張ってくれていると思ったんだけどなあ。
いや、十分過ぎるほど頑張ってくれたもんな。今はゆっくりと休んでね。

ウォーホル、本当にありがとう。本当に大好きだ。ウォーホルに出会えて幸せだった。
さようなら。また会えるといいね。
たまにはルーシーと一緒に遊びにおいで。バナナとおイモとパンとイチゴを用意して待ってるよ。
ありがとう。ウォーホル、ありがとう。