フレンチブルドッグ ウォーホル日記。

フレンチブルドッグ服専門店INMYLIFE potemkineの看板犬ウォーホルとルーシーの日常。

さすがに、

2014-06-24 23:59:00 | ペット
眠れませんでした。

昨夜は新作の発売でした。
ドドドドっと注文が入って来る中、『ウォーホル日記』にコメントがぽつんと入りました。
その後はもう、何もする気が起きなくなってしまいました。
それでも、ご注文頂いた皆様にメールを返さなくてはいけないので
夜中の3時までかかってやりました。
でも、ベッドに入っても寝られないんですよ。
ずっと寝付けずに居たら、5時頃に息子の夜泣きが始まりそこから1時間つきっきり。
6時頃に「もう起きる」と言い出したので妻に代わってもらいベッドへ。
だけどやっぱり眠れない。ずっと悶々としていました。

コメントへの返信も、いつもの『店長マツモト』ではなく
個人のマツモトとしてしました。
今回の日記もお店の人間としてでは無く、個人のマツモトとして書かせて頂きます。


* * *

“何でこんなに急に?と言う背景には、必ず若い夫婦に子供が生まれているケースが多い”

随分と乱暴に決めつけた考え方だと思います。

まだ子供が居ない時に犬を迎え、我が子同然、家族の一員として犬との生活を楽しんでいた夫婦に子供が産まれた。
一人じゃ何にも出来ない赤ん坊に四六時中つきっきりで世話をしている中、
ふと愛犬の事を思う。
「ああ、“自分の子供”だと思ってたけど、“家族の一員”だと思ってたけど、
こうして実際に自分の子供が産まれると、やっぱりあの子達は“ペット”だったのかなあ・・・」
多かれ少なかれ、同じ境遇のご夫婦はそんな風に悩む事があるんじゃないでしょうか。

自分たちもそうでした。でも、こうも思ってるはずです。
「今は赤ん坊に手がかかっているから君たちとの時間が少なくなってしまってるけど
決して気にしていないわけじゃないんだよ。子供が大きくなったらみんなで一緒に遊ぼう。」
と。

まさか、「待望の子供が誕生した!もう犬のことなんて構っていられないぞー!」
なんて事を“子供が産まれた若い夫婦”が全員、思っているとでも?
みなさん、出来る限りの事を一生懸命やっていると思いますよ。


自分たちの場合も、確かに子供が生まれてから生活は激変しました。
犬中心の生活から赤ん坊中心の生活です。

仕事も、子供が産まれてからは少しセーブしなくてはならなくなりました。
ウォーホル達と遊ぶ時間も、子供が産まれてからは少なくなりました。
趣味の時間なんて、子供が産まれる前からほとんど無かったけど子供が産まれてからはもっと無くなりました。

だから、子供が2歳になる年から保育園に通わせようと申し込みをして、通う保育園も決まりました。
「これでウォーホル達との時間も取り戻せる」
「これで仕事も以前のペースに戻せる」
「これで多少は自分たちの時間も出来る」
そう思いました。
でも結局、保育園に通わせるのはやめにしました。

2歳、世の中の事を物凄い勢いで吸収する時期です。
自分たちは共働きだけど自宅で仕事をしているようなものだし、
隣にはじいちゃんばあちゃんも住んでる(高齢で体も弱ってるけど)。
「この時期を他の人に任せたくは無い!
ウォーホル達にも迷惑かけるけど、仕事もセーブしなくちゃいけないけど、
じいちゃんばあちゃんにも世話かけるけど、
幼稚園に通えるようになる歳まではなんとか自分たちでやっていこうよ」
そうして今も息子は、保育園には通わせずに
昼間だけじいちゃんばあちゃんに面倒見てもらって、自分たちとずっと一緒に居ます。
(決して小さい頃から保育園に通わせてる方を否定しているわけではありませんので誤解しないで下さいね)
今なんてイヤイヤ期の真っ最中ですから、本当に毎日ヘロヘロになってます。
たまに「やっぱり保育園に通わせようかー」なんて冗談で言う事もあります。


子供が産まれてしまったからルーシーの腫瘍を発見するのが遅れた?
子供が産まれてしまったからウォーホルとルーシーをないがしろにしている?
子供が産まれてしまったから・・・?

冗談じゃ有りません。
たったひと月の間に急成長したルーシーの腫瘍と、子供が居る事に何の関係があるのでしょう?
確かにウォーホルとルーシーには我慢させてしまっている事はあるかもしれない。
でも、息子が保育園に通っていてウォーホルとルーシーに手をかけてやる事が出来ていたら、
ルーシーの腫瘍をもっと早く見つけてあげる事が出来たのに・・・なんて事は思いません。
ウォーホルとルーシーとの“遊びの時間”は減りましたが、それ以外の事は
手を抜いてるつもりはありませんから。


ウチでは子供が産まれるずっと前から決めている事があります。
それは、“ウォーホルとルーシーをどこかに預けなくてはいけないような遊びはしない”
と言う事です。
たまに、犬連れを禁止している所へ旅行がしたい、なんて思う事もあります。
でも、「ウォーホルとルーシーが一緒に行けないんじゃ楽しく無いよね」と却下になります。
これは子供が産まれてからも守り続けている“決まり”です。
子供もそろそろ3歳。ディズニーランドやユニバーサルスタジオなんて
連れて行ってあげたら喜ぶだろうなあー、と思います。
でも、ウォーホルとルーシーをどこかに預けなければいけないので行けないんです。
それよりも、ウォーホル達も一緒に行ける高原や海などに行ったほうが
ウォーホルとルーシーも喜ぶし、みんなで楽しめるからその方がいいよね、となります。
子供を遊びに連れて行く時も、僕か妻、どちらか一人で連れて行きます。
ウォーホル達だけ置いて行くのは可哀想だからです。
それでも、子供だってたまにはおとうさんおかあさん両方とお出掛けしたい時もあります。
そんな時は仕方無くウォーホル達には留守番してもらいますが、
3~4時間で戻って来られるようにします。
子供はもちろん「もっと遊びたい!」と言いますが、
「ウォーホルとルーシーが待ってるからね」と言い聞かせます。
それが“我が家のルール”だ、と、もう少ししたら息子も理解してくれるでしょう。

近い将来、ウォーホルともルーシーともお別れの時がやってくるでしょう。
そしてその後、もしかしたらまた犬を迎える事があるかもしれません。
その時には、僕は“我が子として”ではなく“ペットとして”迎えるつもりでいます。
そして、遠出する時には、どこかへ預けて出掛けるようにするつもりです。
まあ、そんな未来の話し、どうなるか分かりませんが
その時の“我が家のルール”はそうなるでしょう。
そうじゃなきゃ、子供中心の生活なんてやってられないと思うからです。




悪意なんて無いんでしょう。むしろ善意なんでしょう。
ウォーホルとルーシーのことを好きで居てくれるからこその発言なんだろう、とも理解します。
それは素直に「ありがとうございます」と感謝します。
僕も「ウチはこういうやり方なんだ」と上で色々と書いていますが、
だからといって「わたしが正義だ。同じ考えじゃない者はけしからん!」
なんて思いません。
人それぞれ考え方ややり方があっていいじゃないですか。
ただそれを他人に押し付けようとしては・・ね。


一つのコメントに対しての個人的な反論、というか意見なので
書くか書くまいか、悩みましたけれども、個人のマツモトとして書かせて頂きました。
だって、吐き出さないと今夜も眠れなくなりそうですから・・・。


* * *

さすがにこんな事を書いてて
これからの『ウォーホル日記』、書きにくいなあ。

今はfacebookをほぼ毎日更新してるし、『ウォーホル日記』はやめようかな、なんて思ったりもするんです。
facebookのほうは何も考えずに、その時その時の写真を撮って載せてるだけだから楽ですしね。
お店のブログで使ってるOCNのブログ人のサービスも11月で終わっちゃうそうだし、
ちょうどいいタイミングなのかも。
でも、これだけ長くやって来た『ウォーホル日記』をやめるのも少々寂しいよなあ。
まあ、やめるにしてもやめないにしても、ちょっとお休みしますね。


facebookではこれからも『Factory』の様子をゆるーく発信していきますので
どうぞよろしくです。


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