宗春の趣味

老人目線から見た日常生活の日記を載せます。

ふれ愛茶会四

2022-04-26 11:04:10 | 茶会

今回は薄茶席について、床が無いから襖に戸田英二の薫風を掛けました。柳のたなびく枝先にカワセミが飛んできた、、、英二は岡山県人明治後半に生まれ6代目宗匠と同世代、軸の合作も多々見られるから懇意にされていたのかなぁーと勝手に想像す。今年は寅年、寅に因んで虎竹で花入れを虎笛と銘を付けて当代がお出し下さいましたので、それを使わせて頂きました。花はあぶみ草。バックの屏風は母が百人一首を書いて張り付けた遺品です。


ふれ愛茶会三

2022-04-26 11:00:20 | 茶会

今回はお道具の事少し書きましょう。待合室のお床には4代家元のお書きになった、山の画賛を。流派を超えて生きる術を説いている様に思え掛けました。お花はあやめの初取りです。今年始めての収穫、心に指さる何とも言えない高貴な紫色を膳所の瓢の花入に、作者は岩崎信三、敷板は桐のまる高台、近左造です。香合は如雪の一刀彫カワセミ。このあとカワセミは戸田英二の薫風の軸に飛んでいきます。ではまた、次回にお会いしましよう。