犬の歯石取りと歯周病予防は鶏の骨で

愛犬の歯石や歯周病の口臭で悩んでいる愛犬家が意外に多い。犬を何代も飼い続けているが犬の歯石や口臭が問題になったことはない。愛犬の歯磨きには自然界の肉食動物の歯磨き方法を取り入れている。自然界に学ぶことが大切だ。

「犬　歯石」をキーワードにして検索してみると、１９１，０００件が出た。多くの愛犬家が愛犬の歯石に関心が強い。
　その中に、獣医の下記の記述がる。原文のまま転載する。



　（歯石取りの）　正規の手順としては
口腔内の洗浄→大きな歯石の割去→パワースケーラー(超音波)による歯石の大まかな除去→ハンドスケーラーによる歯石の除去→キュレットによるルートプレーニング→エナメル表面の研磨といった手順になります
これだけのことをしようと思ったら普通にやって一時間近くかかりますですから麻酔も安定して安全にかける技術が必要です



　つまり、犬に麻酔をして歯石をとることを勧めている。犬の歯石は「単なる口臭だけの問題ではなく長期的には心臓や肝臓、腎臓などにも影響が出る可能性がありますから」と愛犬家を脅かしている。

　歯石はないほうがよいが、歯石が原因で犬が死ぬことはない。そんな話は聞いたことがない。しかし、犬が麻酔で死ぬ確率はきわめて高い。ガンで死ぬ犬の数よりも麻酔死の犬の数のほうがはるかに高いと見ている。

　先代の愛犬が乳腺腫瘍になり、近隣の獣医数人に麻酔で死なない保証ができるかと尋ねた。全員即座にできないと答えた。かなりの割合で麻酔死していると見た。犬の場合は人の場合と異なり、専門の麻酔医がいない。各自が自分の技術で麻酔している。適当に麻酔している獣医もいるだろう。だから、麻酔死をさせない保証ができないのだ。

　獣医大学の付属病院が愛犬の肝臓検査をして、麻酔死のないことを保証してくれた。肝臓の機能が正常だったので、麻酔剤を解毒できたのだ。その大学で、ジャーキーには防腐剤が入っていて、それを食べさせている犬は肝臓機能が悪くなっている場合が多いといわれた。ドッグフードの合成保存料などには人の食品には使用禁止の化学物質が多用されている。多くの愛犬家がそのことを知らない。

　先代のパピヨンは満１５才をこして急死するまでは歯は丈夫だった。今の愛犬のパナは３才半だが、歯石は全くない。きれいな歯だ。特別な歯磨きはしてない。鳥の骨を毎日食べさせている。毎日好きなおいしい骨付きの鶏肉を食べて、歯磨きをしているだけだ。ブログのコメントや掲示板で、どのような鶏の骨をどのように与えているかとよく質問がある。

　自然界の肉食動物の歯磨き方法を参考に考えればよい。つまり、鶏、豚、牛などの骨なら何でもよい。その中で東京で入手しやすいのは鶏の骨付き肉だ。手羽先などだ。スーパーやケンタッキーなどの骨付きのフライドチキンの骨も捨てないで、愛犬に食べさせている。ガクガリ砕いて、楽しそうに食べている。人間にはできないことをできる犬は偉いと妙に感心している。

　スーパーで手羽先として普通に販売している骨付き肉は、人の体で言えば、腕の部分だ。愛犬のパナの主食にしているものは人の手のひらに相当する部分だ。「手羽先の先」と勝手に名づけている。一般には名前がなく、「ガラ」と書いてあるスーパーもある。きわめて安い。その上、剪定ハサミで1センチ程度に切るのが容易だ。切らなくても良いが、パナは幼犬の時から、切った手羽先の先が食餌だと思い込んでいるようだ。

　鶏の骨は犬には食べさせてはいけないと信じ込んでいる愛犬家が圧倒的に多い。ドッグフードメーカーにだまされていることに気づいてない。風説風評被害だ。そのことについては長くなるので割愛する。下記の随想に詳述してある。ご参考になれば幸いだ。
　犬の手作り食材鳥の骨に関する随想集！




















参考随想

犬の狂犬病注射義務廃止！３６編の随想集


狂犬病予防注射の問題点については通常のＨＰにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　狂犬病予防法は御用済みの悪法だ