地震は今も余震が続いていますが、大丈夫でしたか。
ご家族は、地震当日、ちゃんとご自宅に戻れましたでしょうか。
・・・と草稿状態のままでした。すみません。
3月10日木曜日に開催された、タカコ・ナカムラさんの「食と暮らしと環境講座」のリポートをさせてください。
10時少し過ぎてからの開講になりました。
最初の1時間は、ホールフードのお話。
タカコ・ナカムラさんのホールフードの理念は、私たちでは十分な説明ができないこともあって、
「ホールフード＝オーガニック＝ベジタリアン（マクロビ）」なのかなーと思っていた参加者も多かったと思います。
「そのまま「食べ物まるごと食べましょう」ということかと思っていた方も、
「食と暮らしと環境すべてまるごとを考えて生きていく」という考え方だったんですね、それにとても共感しました、と感想をくださった参加者もいました。
皆さんに感想をお寄せいただきました。
リポートには、それを掲載させていただくのが最もふさわしいようですので、抜粋させていただきます。
＜ホールフードのお話・野菜のこと＞・タカコ・ナカムラさんのお野菜のお話、とっても興味深かったです。
緑の濃すぎる葉物は肥料過多であることや、本当に良い野菜は形が美しいことなど・・・まさに目からうろこの講義でした。
・野菜は人間と同じという解説はすごくわかりやすかったです。たしかに、人間もヒモで体を縛られていては苦しいし、健康であれば肌もキレイですね。
・形が曲がっている野菜でも害はないと思っていましたが、土づくりのできている健康な畑（よい環境）で育った野菜（人間）はまっすぐ育つもの、虫も異常についたりはしない、というのは大変勉強になりました。メディアにだまされていた？かもしれません。
・野菜が大好きで、それなりに気を使ってできるだけ自然に近いものをとろうと心がけてはいましたが、“青々としすぎた野菜や虫食い・形の悪い野菜は逆に身体に良くない”というタカコさんのお話には、ドキッとしました。
・野菜のへたで作るベジブロスは目からうろこの発想ですが、実からはとれない栄養が詰まっているようなのでぜひチャレンジしたいです。
ベジブロス
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・季節に応じてバランスをとっていく＝食べ物で体を整えるという昔ながらの「旬」を大切にした食生活の大切さを改めて感じました。
・自分と家族の健康を維持するための食事とは何か、この講座で私の 食材に対する考えや食事について考え直され、今後の食生活の良い指針となりました。
調味料もいいものを使うと健康にいいうえ、料理が美味しくなります。
＜ベジブロス、玄米ご飯・炊き方、ベジブロスを使ったスープやお浸し＞
・スープやお浸し、玄米ごはんもとっても美味しくて、何より、子どもが何度もお代わりをしていたことに驚きました。さっそく、家で実践してみようと思います。
・玄米、ベジブロスを使ったお浸し、すごくおいしかったです。
圧力なべで炊くのも、想像よりずいぶん楽なので驚きました。
・肉も魚も食べたほうが偏らない人間になると聞き、色々な話を聞くと駄目な食べ物ばかり増えてしまいがちだったのですが、もっとゆるくてもいいのかな、自分の体の声を聞いていけばいいのかなと思いました。
・タカコ先生のノウハウは、働く女性にも知って欲しいことばかり！ 仕事から帰って作る料理は時間との戦いですが、これまで葉物野菜を茹でるのに、どのくらい時間と栄養を損失してきたのだろうと落ち込みました。
「おひたしは三種類」というのも目からウロコ。そして、まぁなんとベジブロスを使ったひたし汁のおいしいこと！
・１つのことにとらわれず全体としてバランスを取って柔軟に考えればいいんだ～と心が軽くなりました。お野菜の食べ方も、食べられないところはスープにと考えると、私にもできる！子どもでも大丈夫！とできることから始めています。
もりもり会食の様子です！
皆、こんなに美味しいとは・・・と驚きでした。タカコさんはランチ中もたくさんの質問に答えてくださいました。
玄米ご飯、子どもにも大好評でしたね。
保育の子どもたちは大勢でしたが、トラブルなく楽しく過ごせました。
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本は、タカコ・ナカムラさん、吉田俊道さん共著『まるごといただきます～ホールフードのすすめ～』（西日本新聞社発行、1,000円）
タカコ・ナカムラさん『ホールフードクッキング』（柴田書店、1,900円）
今回の講座は、この2冊がとーっても参考になります。
この2冊、読み物としても勉強になりますよ。吉田先生は、生ごみ先生として有名な方です。
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この日は、カフェタイムも身体にいいお菓子と、オーガニック珈琲。
ゆっくり楽しむことができました。
タカコ・ナカムラさんの講座は、現代人にとっては新しい（でも本来的には古い）発見がたくさん。また、同じ講座をしてもらいたいなーと思えるほど、充実の2時間半でした。
ありがとうございました。
