大田区議会は、今年度の親善訪問調査に参加する会派からの推薦者を明らかにしました。
大田区議会は「海外視察を親善訪問調査の一環として実施する」として、法的拘束力のある『要綱」を廃止し、申し合わせ事項に変えました。議員の海外視察は中止するというのが全国的な流れになっています。
特に今年は東日本大震災の救援・復興に国の総力をあげてとりくまなければならないときに、議員が公費を使って海外視察などしている場合かという批判が多いなか、「親善訪問調査」と名称を変えて実施しようというものです。
さらに、区民には自民、公明、民主による国民健康保険料の値上げなど負担増を押し付けています。区民の願いは国保料の値下げであり、特別養護老人ホームや認可保育園の増設です。
このようななか日本共産党は、海外視察は名前を変えても区民の理解が得られないこと、いま、緊急に海外にいってまで調査する課題もないことから反対をしました。
20日の幹事長会で、各親善訪問調査の推進者が発表されました。なんと自民党は16名中14名も参加します。
1、セーラム市親善訪問調査
(自民) 田中一吉、高瀬三徳、押見隆太、長野元祐 (公明) 松本洋之、広川恵美子、秋成靖 (民主) 森 愛
2、北京朝陽区・大連市親善訪問調査
(自民) 水井達興、伊藤和弘、海老澤圭介、伊佐治剛 (公明) 岡本由美、勝亦聡 (民主) 岡 高志 (みんなの党) 柳瀬吉助
3、その他都市親善訪問調査
(自民) 松原秀典、安藤 充 、大森昭彦、松原茂登樹、塩野目正樹、深川幹祐 (公明) 飯田 茂、富田俊一 (民主) 黒川 仁