大田区版派遣村開く

　１２月１７日、蒲田駅西口広場で街頭相談所実行委員会主催で、大田区版派遣村とも言える街頭「生活・雇用・法律・健康」相談所を開きました。弁護士、医療関係者、区内の民主団体、労働組合、区議会議員などが対応しました。相談とともにおにぎりや温かいトン汁も提供し、多くの方が利用し、喜ばれました。
　４３件の相談があり、中には８ヶ月もネットカフェで寝泊りをしていた方など雇用問題の深刻さを感じました。
　１４日に国会内で日本共産党の志位和夫委員長と鳩山由紀夫首相が党首会談を行い、普天間基地、雇用と中小企業対策の問題で話し合いました。志位委員長は、労働者派遣法の抜本改正や雇用保険の「全国延長給付」、緊急宿泊所の確保など、失業者をホームレスにしないための万全の対策を求めました。また、大企業に雇用の社会的責任をはたさせるため、年末から年度末にかけての解雇・雇い止めを許さないよう政府として強力な指導をすることも要望しました。