29日、区議団は介護保険が今年の4月から制度変更され、利用者や介護従事者にどんな影響が出ているか懇談会を開きました。
忙しい中、包括支援センターの所長さんや介護支援専門員連絡会、通所介護事業者連絡会、訪問介護連絡会のかたがたが参加してくださり、有意義な懇談ができました。
懇談するなかで、制度変更されたのに保険者である大田区が説明会を開かない(これまでにもほとんど開いていない)こと、介護従者の処遇改善加算として利用料に加算されること、介護認定が高齢者の実情を反映していない(信ぴょう性がない)ことなどがわかりました。
このままでは、高齢者が増えていくのに介護ヘルパーのなり手がなくなってしまう。大田区が独自にできることは何か。人材確保の点からも区内に住んで働けるように住宅費の補助、当面は特養ホームなど入所施設で働く人たちに住宅費の補助ができないかなど具体的な要望も出されました。
6月6日から始まる第2回定例議会での質問に生かし、改善させていきたいと思います。