和田正子の談話室

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保育とは、学童保育とは、見つめなおしてみる必要があるのでは

2013-02-08 22:17:18 | Weblog

大田区の保育問題協議会が企画した「今どうなっているの?大田の学童保育」50年の歴史に学んでー という学習会に参加しました。

長い間、学童保育の指導員をされてきた方の話や企業に民間委託された学童保育で働いてきた方の話を聞き、全国で最初に公的な学童保育を始めたのは大田区だったこと、学童保育が足りなくなり増設の運動に取り組んだこと、保育内容の充実を求める運動などを学びあいました。

特に、企業に民間委託された学童保育施設で働いた方の話は、大田区が児童館を民間委託した後の姿を想像させ、衝撃的でした。

職員の配置がずさんで100人の学童に対して常勤職員は2~3人、他はアルバイト、常時6人以上で保育するところがそろわないまま保育をすることになる。おもちゃや工作の材料など子どもたちのために必要なものを買ってもらえないなど想像を超えるものでした。

大田区は区立保育園の民間委託もどんどん進め、今度は児童館も民間委託するなど目先の経費削減で大切なものを失ってきています。

保育園も学童保育も子どもたちを人間として育てるところです。ただけがをしないように見ているところではないのです。経験を積んだ専門の職員が必要なのです。

 


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