８月２９日に政府が発表した南海トラフ巨大地震による最大犠牲者３２万３千人という数は私たちに大きな衝撃を与えました。
大田区は、全国に先駆けて学校の耐震診断・補強工事を完了しましたが、
診断の結果、補強工事が必要とされながらまだ終わっていない児童館や保育園があります。
私は、こども文教委員会で区民施設、とりわけ子どもたちが生活している保育園や児童館は
優先して補強工事を行ってほしいと要望しました。
また、家具転倒防止等の対策も急がれています。
矢口２丁目にある矢口第２保育園は、都営住宅の１階にあります。耐震補強が必要な施設ですが、
大田区だけではできないので、東京都と協議をして耐震化を進めなければなりません。
「子どもたちが毎日生活をしている保育園の耐震化を早急に進めてほしい」と保護者が大田区と東京都に要望しています。
「子どもを守りたい」という保護者の思いが都や区を動かし、矢口第２保育園の耐震補強工事は
今年度基本設計、来年度に着工の予定になりました。
