和田正子の談話室

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「放射能から子どもを守るには?」大田・子育てのつどい

2011-11-20 20:07:54 | Weblog

今日は、大田区立新宿(しんしゅく)小学校で、「第27回大田・子育てのつどい」が開かれました。全体会の記念講演は日本大学の野口邦和先生が「放射能から子どもを守るには?」と題してお話をされました。

時間が限られている事から、事前に質問を受けていたことに応える形で行われました。今回の福島原発事故とチェルノブイリ事故とどう違うのか、被爆をしたらどうすればよいのか、放射線はどんどん蓄積していくのか、除染は、野菜や魚の安全は、水道水は安全か、行政の数値は信用できるかなどなど20項目に及ぶ質問に応えながらの講演は具体でわかりやすかったと思います。

チェルノブイリ事故のときは事故を4日間隠したために、安定性ヨウ素の投与が遅れたこと、事故が起きた地形が内陸部だったので、普段から昆布などを食べる習慣がなかったため「ヨウ素欠乏地帯」だったこと、セシウムは土壌に強く吸着する性質があるので、汚染された土壌を剥ぎ取り地中に埋めればよい、公園や通学路など公共の場所は行政の責任で測定させる必要がある、水道水はいまは安全なので水筒は不要など今後行政へ要望することや個別の対策など大変参考になりました。


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