主治医の訃報

元同僚から、主治医の訃報を聞かされたのは
つい先日のこと。

元同僚とは、いつもの元同僚ではなく、
その昔同学年を組み、その時に
元同僚も乳がんになり、
同じ病院で治療開始。
たまたま、主治医も同じだった。

私は、1年以上も前に、
とりあえず治療終了となり
「気になるところがあれば、いらしてください。」
そういわれて別れたのに・・・

入院期間中、病棟看護師さんが
「主治医は、絶対に裏切りませんから」
そう話していたのを思い出す。

乳がんを告げられたときはショックだったけど
主治医の明るくユニークさがある話し方と
病人だと思わせない物言いに
この主治医でよかったと思っている。

秋に元同僚が診察したときは
お変わりなかったとか。。。
病気を持っておられたのか、
急なことだったのかは分からないけれど、
人の一生なんて、いつかは終わるのだと実感した出来事。

診察室に呼ばれるときのあの声が
聞こえないと思うと悲しいけれど、
10年間お世話になり、ありがとうございました。
遅くまで診察室の灯りがついていたことを
思い出しました。
激務だったと思います。
どうか安らかに。。。
ご冥福をお祈りいたします。