病気なんかに負けない!わだじゅんの乳癌日記

病気のこと,職場のこと,家庭のこと・・・
その日のつれづれを記していきます。

自殺者

2022-02-23 17:45:26 | 日記
日本の自殺者は、世界でも多い方だという
ニュースを友達が主催するセミナーや
厚生労働省のデータで知った。

G7の中では、トップ・・・
幸福度が低いことの表れなのだとか。。。

実際に、厚生労働省のデータによると
1月末時点で、1569人の方々が
自ら命を落としている。
男性:女性の割合は、7:3
全ての都道府県にいる事実。。。
1月だけで見ると、1日平均約52人。。。

コロナ禍で仕事が無くなったとか
鬱だとか、病気だとか、多重債務だとか
死別だとか・・・
原因はいろいろ。。。


なんでこんな記事を書ているのかと言えば
私の従弟が、つい先日自らの命を絶った。
鬱症状で、病院受診をしていたそうだが
ここ1か月ほどは状態がよく、家族が安心していた。
そんな矢先の出来事。
昨年、従弟が亡くなった時は、叔父も叔母も
『病気』ということで余命宣告も受け、ある程度覚悟は
していたようだが、今回の件は、【良くなってきている】という
状況であっただけに、信じられない気持ちが大きく
叔母に至っては言葉も出ないほど。
出掛けなければ良かったとか、帰宅時に部屋を覗いて
確認すればよかったとか、そんな後悔の気持ちを
聞いてきた。
でも、ほっとしているのかもとも。

祖母が亡くなった時の葬式で会ったきりだから
かれこれ10年ほど会っていなかった。
訃報を受けた時は、信じられない気持ちと
やっぱりかという気持ちが混在していて、
嘘であってほしいと願わざるを得なかった。
鬱症状は、よくなってきた時がヤバいという話を
聞いたことがある。今回、そのままのデータに
すっぽりと入ってしまった。

人生の約半分近くを『鬱』という症状で過ごしてきたことを考えると
あの安らかな表情は、ほっとしている本音なのかもしれない。
『家庭をもったら、家族に迷惑がかかるから、一生独身でいいんだ』が
口癖だったようだ。
でも、きっと、少しは『家庭への憧れ』もあったのだと思う。

高齢の両親に、遺書を書いている時の気持ちを考えると
胸が苦しくなった。どんな気持ちで、その準備をしていたのかと。

鬱症状に悩んでいることを知っていても、何の役にも立てなかったのが
心残り。
全国には、様々なことが原因で苦しんでいる人がいるのだろう。
でも、それを考える前に、思いとどまってほしい。
生きていることがしんどくなっている人に
もう少し頑張って・・・は禁句なのかもしれないが。

今はただただ、従弟のご冥福をお祈りします。










コメント
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