あたまでっかちの独り言

頭で考え過ぎるという意味では無くて,ただ単に頭がでかいという意味です。

御調川の鳥たち

2005-02-28 23:58:12 | 広島県
 わしは,先々週から体調が悪く咳ばっかりしとる。さぞかし周りの人は迷惑しとることじゃろう。
仕事を休みたいところじゃが,中々思うようにはいかず,平日休むどころか残業+土日も仕事と相成っておる。

 わしが住んどる町は広島県の御調町(みつぎちょう)いうて,知る人はよう知っとるが知らん人は全く知らん福祉の町じゃ。家のおじいさんも昨年亡くなるまで大変お世話になった。昨日に引き続き,感謝感謝。

 で,その町を東西に貫いておるのが,その名も「御調川」。府中市で芦田川に合流してます。この御調川で見かける鳥が,わしが子供のころから段々変わって来ておる。わしが高校生のころまで(まぁ今から25年位前よの。)は,まだ翡翠(かな漢字変換で出た。かわせみと読むのだろう。)や山蝉がおった。川面を飛び回り,体に比べて長い嘴で魚をくわえておったわい。

 じゃが,20年程前から目につくのは鷺や鴫,鴨などの「沼」や「湖」にすむやつら。鷺はわしが小学生のころから見かけるようになった。その時は結構うれしかったが,近ごろは鵜までおる。よっぽど流れが無いんじゃろうなぁ。夏に川に入ると,温~い水がまとわりつくようで,石はぬるぬるして,川の中を歩くと堆積物が舞い上がって,透明になるのにしばらくかかる。匂いも変。楽しくない。30年前まではプールも無く川で泳いどったんじゃがのぉ。町も下水道の整備や浄化槽に補助金出したりしとるんじゃが,中々きれいにはならんのぉ。水量も増えんのぉ。

 鷺や鴨さんには悪いが,そんな鳥が住めない,流れのある御調川に戻って欲しいのぉ。どうすれば戻るんじゃろうか。きれいな川があったら何かうれしいぞ。四国の川は一部の下流以外とってもよろしい。やっぱり水量じゃの。そんな川をそこらのおっさんが覗き込んでうれしそうにしとる。多分うまそうな魚が見えとるんじゃろう。御調川にも鮎はおるが芦田川河口堰のせいもあってちょっと人工的。鮭科の魚が住めるような川にならんかのぉ。無理か。

 でも皆さん(て,そんなに見てもらってないか。),御調川沿いには「いきいきロード」という遊歩道が整備されてて,ここを歩くのはとっても爽快(冬は冷たい風が吹き抜けますけど。)。冬なら歩いた後で,熱燗か湯割り。夏ならビールか泡盛のロック(夏にはお薦めじゃ。)で乾杯。体にはええような悪いような。でもどうせ歩かんでも呑むんじゃけぇ,歩いた方がええよ。

  
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旅先でのトラブル

2005-02-27 17:22:44 | バイク
 わしは今は休眠中じゃが,ちょっと前までバイクで出かけるのが大好きじゃった。メンテナンスや万端な準備をようせんために色々なトラブルに見舞われ,一緒に走ってる友に迷惑をかけることも度々<(_ _)>その一つを書いてみるけぇ。まぁこの時は一人旅じゃったが。

 バイクツーリング先の人気No.1は,今でも北海道じゃろう。わしもご多分に漏れず憧れ,何度も出掛けたが,これはその最初の時,今から16年前?のこと。

 テレビや雑誌で紹介される北海道を走るバイクの姿を見ながら,長い休暇は無理じゃろうなと思い悶々としとった,まだあんまりずうずうしく無かったわし。じゃが25歳の夏,何とか6日半の休みを取り,初の北海道へ。

 金曜日の昼,自宅(広島県)を出発。その日の夜,舞鶴から出航。ちょうど台風と遭遇し,ずっとエレベーターに乗ってるような上下の揺れと横揺れ,船体に叩きつける波の「ドーン」という音と共に30時間を過ごし,小樽へ。

 まぁ旅の内容は在り来りなんで省略。北海道は2泊3日の滞在じゃった(この時泊まった「きりたっぷ里」は飯が美味かったのぉ。)。

 で,帰りは苫小牧からフェリーで仙台に渡り,そっから2日かけて陸を走って帰るつもりだった(ちょっと無謀)んで苫小牧へと急ぎ,無事到着。が,ここで事件は起こった。

 港へ到着してホッとし,バイク用駐車場へと前輪を入れ,やれやれと思ったその時,「ごきん」とエンジンの下から異音がした。見ると,車体の下に黒い液体がどば~っと広がっとるじゃないか。道路と駐車場の段差にかけられた鉄板が,前輪ではね上げられオイルのドレンボルトを直撃。哀れボルトはオイルパンの一部と共にオイルの海に沈んどったんじゃ。

 とまぁ,他人から見ればどうでもええような災難じゃが,本人には一大事。苫小牧には部品無し。お先真っ暗。どないしたもんかとしばらく頭を抱えとった。

 で,どうしたか。まず,フェリーの行き先を仙台から名古屋に変更。次に当時はまだあったホンダのSF(サービスファクトリー。2,4輪を問わず整備してくれてた偉い工場。)へ電話。何と札幌の店から名古屋港近くの店へ連絡を取ってくれちゃった。感謝じゃのぉ。バイクは,周りのバイク乗りが手伝ってくれて何とかフェリーの中へ。で,無事?出航。何故か帰りも台風の直撃を受け,揺れまくる船内で今度は40時間。船酔いよりはえかろうと酒を呑んで過ごす。

 そして晴れ渡る空の下名古屋港入港。港へはSFの方が迎えに来てくれとっちゃった。積み込みを手伝ってくれた人にお礼を言い,その車にわしも乗せてもらい工場へ。既に部品も準備してあり,3時ごろ修理完了。お金の持ち合わせが無いけぇ銀行へ行って来ると申し出ると,初対面でしかも風体の怪しいこのわしに郵便振替用紙を渡され,後でいいと言われた。な,何ていい人なんだと感激しつつ出発。夜中に無事帰り着いたのでした。

 まぁ港じゃけぇえかったが,北海道の山の中じゃったらと思うとぞっとしゃんすの。人を助けている率と助けられている率じゃぁ常に助けられてる方が上回っとるが,こんときも色々な人にお世話になりました。ありがとうございました m(_._)m
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昔,ヒババレイで

2005-02-26 23:50:22 | 宴会
 焚火宴会で思い出すんは,今から多分10年位前,今はドルフィンバレイと名を変えたヒババレイでのこと。

 ヒババレイじゃぁ5年位前まで,スキー場の一部と周辺の林道を使ってエンデューロレース(どろどろヌタヌタの道や石だらけ轍だらけの道を走って競うバイクのレース)をやりょったんよ。
 10年前はわしはまだレースには出て無かったんじゃが,悪友君が出とったんで,応援とは名ばかりの宴会目的で,仕事が終わってからバイクで駆けつけた。

 こういう山の中に行く時最も気を付けんといけんのは,「最後の酒屋」の場所と購入する量。一歩間違えると何十分も後戻りせんといけんようになるし,足りんかったらどうしようもない。

 この大会は毎年8月最終日曜日にやりょったし標高も高いけぇ8月とはいえ結構冷えてた。最初は炭火で肴を焼きながら,寒くもなくおいしく戴いとったんじゃが,後の方になると炭も尽き気温もぐっと下がってきた。それでも震えながら呑んどったんじゃが,どうにもこらえきれず付近を探し回り,枯れ木を集めてバーベキューコンロで焚火をして暖をとった。温かったのぉ~。火を使うことを憶えたご先祖様に感謝感激じゃ。

 で,翌日はレース。結果は憶えていない。OFFICE-S君,すまん。

 
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やっと始めたわい

2005-02-26 11:47:10 | 宴会
 前々から始めようと思うとったブログを、ようよう始めました。
 画像容量が1TBいうて、一体何を載せるいうんじゃろ。
 まぁどうせ大してアクセスも無かろうけど、できるだけ頻繁に更新を心掛けよう。

 で、最近楽しかったこと。それは「焚火宴会」!
 地球温暖化やらダイオキシンやらのせいで本当は焚火も禁止らしいが、間伐材の処分という名目にして一応合法化

 家の庭に焚火台を置いて、薪をくべながら(広島の方言?標準語にはうまく該当する言葉が見当たらん。薪を足しながら?)ビールと焼酎をぐびぐびやりました。寒い中、外で焚き火を囲んで呑む酒はほんまにうまい。あんまりやり過ぎると怒られるかも知れんが、またやりたぁのぉ。

 ただ、さすがに寄る年次には勝てず、10年前なら夜中まで呑んでたが、今回は日没と共に終了。翌日に残さないためには、もうちょっと欲しいってとこでぐっと我慢!ちいたぁ学習機能がある言うことかのぉ。まぁ、この機能が働かん日の方がおいいが。

 で、薪をくべながら思ったこと。
 薪ストーブや薪の暖炉って一体1日にどん位薪がいるんじゃろ。こまい焚火台で4時間ほどくべただけでも結構ようけ薪がいった。一部屋温みょう思うたら大変じゃろうのぉ。灰も莫大出そうなし。あの雰囲気にはあこがれるけど、わしにゃあずえったい無理じゃと分かりました。
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