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大好きなヴィンテージコンパクトやなんか好きなこといろいろ

ストラットン・クィーンタイプの裏側

2010-04-28 00:36:28 | ストラットン
ストラットンの数あるコンパクトの中でも、特にクィーンタイプは、ヤフーオークションをはじめ骨董市などで入手される方も多いかと思います。
私の感触としては、プリンセスタイプより市場に出回る頻度が多いように思うのですが、それはクィーンタイプがつくられた年代にも関係しているのかもしれませんね。

クィーンタイプが作られるようになったのは、70年代から。ルースパウダーより固形パウダーが主流になりつつある時代で、それに合わせてルースパウダーと固形パウダーのコンバーチブルタイプとして開発されたコンパクトなんですね。コンパクトも、ケースメーカーのものはほとんど市場から姿を消し、大半は化粧品メーカーのもの。そのような中で、コンパクト専門のメーカーとしては、ストラットン一社ががんばっていた時代ともいえます。

私自身、ストラットンのコンパクトを実際に店頭で見かけた記憶というのは、実はほとんどないんです。母親がプリンセスタイプをひとつ持っていたので、ストラットンのコンパクトにはとても馴染があったのですが、そのコンパクトというのは、海外旅行のお土産で頂いたものだと思うのです。
デパートのいわゆる特選品売場や舶来品売場で、取り扱っていたところもあったのかもしれませんが、私には見かけた記憶がないんです。

私が生まれ育った町は、神戸なのですが、神戸で唯一目した記憶があるのが、三宮センター街にあった今はなき「ミッチャン」という並行輸入のお店ではなかったかなと思うのです。
店頭入って、すぐ右にあったショーケースの中に、確か見かけたような…。

1ドル360円の時代が長く続いていたこともあり、ストラットンのコンパクトは、日本で手に入れるとすると当時でさえ10000万円はしていたのではないでしょうか。
正確な金額はわからないのですが、以前、リップケースに免税額としての値段が貼られていて、おおよその金額を当時の為替レートで換算したところ、約4000円くらいだったんですね。免税額でその金額ですから、正規のルートで輸入したとするなら、5000円から6000円くらいはしたのではないでしょうか。リップケースでその金額ですから、コンパクトはやはり1万円はしただろうと考えられます。

クィーンタイプが出る以前の内蓋式プリンセスタイプが主流だった60年代頃は、とても国内で売れるような金額のものではなく、国内で目にすることはほとんどなかったのではないでしょうか。その当時のプリンセスタイプが日本国内で出てくるとすれば、ほとんど海外からのお土産品だろうと思われます。

70年代を経て80年代になると円高になり、日本のデパートでも仕入れるようになったのではないでしょうか。その頃のクィーンタイプが、よくヤフーオークションでも出てきているように思います。ウェッジウッドのシリーズなどは、特にその頃のものだろうと思います。

実は、そのクィーンタイプ、70年代から80年代と微妙にマイナーチェンジされてきておりまして、それは裏側の型押し模様をみるとだいたいの年代がわかります。

まずは70年代のクィーンタイプ初期の頃のもの。裏側はこんな感じです。


星印は、ストラットンの裏側の型押しに長く使われてきた、いわばトレードマークのようなものです。
クイーンタイプの中では、この初期のものは、意外と少ないように思われます。出始めのころは、まだプリンセスタイプが主流だったんでしょうね。

そして、クィーンタイプで最もよく見られる裏側の型押しが、これ↓。


トレードマークのお星様は消え、ボーダー状の模様になります。
この裏側の型押しの目的は、キズを目立たせない目的だと思うんですね。コンパクトは、固いテーブルの上に置くことが多いので、どうしても裏側の擦れは避けられないもの。ツルツル状態ですと縦横無尽に擦れキズが入ってしまいます。それを目立たなくするには、型押し模様などで艶消し状態にする必要があるんですね。実際、初期の星印よりもこのタイプのほうが擦れキズは目立ちにくいと思われます。

そして、クィーンタイプ最後の型押し模様というと。


さらに型押しが複雑になってボーダーから格子状へと強化されているのです。この型押しは、現行モデルのストラットンの裏側でも使われています。

コンパクトの一時代を担ったストラットン。その主流は、やはりプリンセスと、クィーン
でしたが、これらのコンパクトは、今ではもう作られておりません。

経営統合などを経て、ストラットンの名前は残り、コンパクトもつくられていますが、残念ながら当時のデザインはほとんど継承されていないのです。あの画期的なストラットン社が特許までとった、内蓋のセルフオープニングの技術も使われなくなってしまっているのです。

しかし現行モデルのコンパクトは、ヴィンテージのものに比べて軽量化され、そしてシフターなしでもルースパウダーを入れられるほど気密性が高くなっております。実用的には決してヴィンテージに劣るものではないのですが、でも古き時代に多くの女性の心を捉えた憧れのストラットンのコンパクトの豊富なデザインは、時代を越えて再び、さらに希少価値を高めて、一層憧れのコンパクトとして輝きを増し、女心を捉えているように思えますね。

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ストラットン・固形パウダー用アジャスターセット

2010-02-14 18:19:06 | ストラットン
アジャスター&パフのセットの単品販売にともないまして、アジャスターについての記載を独立させることにしました。

こちら、クィーンのコンパクトに必ずしても付いているとは限らないのですが、とても便利なアジャスターが付いている場合があります。
小さめのレフィルを固定させるための枠なんですね。プラスチック製で、網が貼られてり、シフターにも代用できるようになっております。


この枠を先にセットしておきます。


次に、約5.7cmのレフィルをセットしてみます。



アジャスターのおかげで約5.7cmのものが、ほぼジャストサイズで固定されます。



最近の固形パウダーは、どちらかという約5.7cmに近いサイズのものが多いでしょうか。ただし、5.7cmよりさらに小さいサイズになると、フレームを抜けて飛び出してしまいますので、やはり粘着シートなどで固定する必要があるでしょうね。
(実際、この5.7cmのレフィルも飛び出しこそしませんが、フレームを閉じた状態からはめ込むことは可能でした)

クィーンタイプは、70年代以降になるそうですが、そのクィーンが製造販売された歴史の中でも後半の頃に、従来のシフターに加えて、この枠が付けられるようになったようです。
あと、最近のストラットンコンパクトにも、付属されているようですし、また単品としてもね販売されております。ということで、AMEMONE SELECTでも仕入れさせていただくことにいたしました。
ただし、クィーンタイプ付属のアジャスターは現在のものと比べて、微妙にサイズが大きく、現在のストラットンのものにはセットできませんでした。
逆は大丈夫です。つまり現在のアジャスターは単品別売品も含め、クィーンタイプにセットできます。

ストラットンクィーンは、鏡が大きくてパフもきちんと収まるのでとっても実用的。しかもとってもゴシャース。
だけど、最近の市販されている固形パウダーは、だいたい小さめのサイズのものが多いですからセットにお困りの方も多いはず。ぜひこちらをご活用いただきたいと思います。



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女王様コンパクト☆stratton★ストラットン☆『The Queen』

2009-05-23 15:17:24 | ストラットン


ストラットンのコンパクトのデザインは、その全体を把握しきれないほど種類が豊富なわけですが、とりわけ人気なのは『The Princess』と『The Queen』ですね。
どちらも花弁形にデザインされた優美なコンパクトは、時代を超えて女心を捉えて離さないようです。

画像だけでは、プリンセスなのかクィーンなのか、なかなかわかりません。
しかし実際に手にとると、大きさも重さも仕様も違っています。
画像左の大きいほうが女王様、『The Queen』ですね。
プリンセスとの違いについては、「stratton・プリンセス『The Princess』とクィーン『The Queen』」をご覧下さい。

既にプリンセスについては、「姫コンパクト☆stratton★ストラットン社☆『The Princess』」にて、細かい仕様を紹介させていただいており、続いて、クィーンのコンパクトを紹介しなければ…と思いながら、ついつい時が経過してしまっておりました。
そうこうしているうちに、「ストラットンのクィーンを探しています」というお客様からのお声が届いておりまして、いよいよやらねばと思い立った次第でございます。ま、前置きはこんなところにしておきまして、本題に。


「The Queen」は「女王」でありまして、その名の通り大きさからして堂々たる、まさにコ
ンパクトの女王様というわけでございます。

実はヴィンテージコンパクトって、画像で観るより実際に目にして手にとってみると、大柄な欧米人には不釣合いに思えるほど、意外と小振りなものが多いんですね。思わず「あらま!なんてかわいらしい」と微笑んでしまうほど。
しかし「The Queen」は違いますね。手にとってみても、実に存在感のある重厚なコンパクトです。
直径約8.5cm、重さは約108gです。
年代は、ルースパウダーから固形パウダーへと市場が席巻されてきた70年代以降だということです。



厚さは約1cmあります。プリンセスと比べても、立体的なつくりになっております。


そこそこ重いですし、大きさもあるので、バッグやポーチの中では多少かさばるかもしれませんが、なんといっても大きくて良いところは鏡です。とにかくお顔全体が映せます。プリンセスではそうはいきません。お顔のパーツパーツがやっとといったところでしょう。
長時間のお仕事など、外出先で1日1回はお化粧直しをしっかりするという方には、断然こちらのクィーンがお勧めですね。
余談になりますが、私アネモネ、むかーしむかーし学生時代、ホテルのラウンジでアルバイトをしていたことがあります。ヨン様主演の韓流ドラマで、「ホテリアー」というのがありましたが、ホテル業の1日とはまさにあの感じ。接客業で過酷な長時間の肉体労働。休憩時間はひと寝入りした後、とにかくみなさん、お化粧直しに余念がなかったです。そう、念入りな化粧直しが欠かせない方には、プリンセスよりクィーンがお勧めです。お粉もたっぷり入りますから、詰め替えの手間は少なくて済みますしね。


いよいよ、クィーンの最も特長的なところの説明に入ります。
クィーンタイプは、コンバーチブル(convertible)といって、固形パウダーと粉白粉(ルースパウダー)の両方に使えるような仕様になっております。しかも、メーカーによってサイズが違う固形パウダーのレフィルに、ある程度対応できるよう工夫されているのです。

アネモネの測定によりますと、固形パウダーレフィルは、直径5.8cm~6.8cm×厚さ約0.6cmまでのものがセットできます。

せっかくお気に入りのコンパクトをゲットしても、愛用のパウダーレフィルが合わなければ、どんなに綺麗なコンパクトも宝の持ち腐れになってしまいますものね。そうしたストレスを解消しようと苦肉の工夫をしてくれたのが、ストラットンのクィーンというわけなんですね。
ケースメーカーの生き残りをかけた、涙ぐましいまでの工夫。『The Queen』というネーミングには、ストラットンの威厳をかけたいろんな思いが込められているのかもしれません。

今回は、サイズの違う2種類の固形パウダーのレフィルを使って、実際にセットしてみました。
いずれも使いかけのレフィルで、お見苦しい画像の点をご容赦下さいm(_ _)m
上のレフィルを2つ並べた画像で、左の大きめのレフイルは直径6.7cmです。右側のレフィルは、約5.7cmです。厚さは、どちらも約0.4cm程度。




まず、左の直径6.7cmのものからセットしてみます。フレームの小さな留め具を右にスライドして外して開きます。内蓋式のコンパクトの内蓋を開くのと同じ要領です。そして、レフィルをセットします。



直径6.7cmは、ほぼジャストサイズのようです。


そして、フレームを閉じると、固形パウダーはしっかり固定されます。


フレームで押えられることで、レフィルの裏側に両面テープなどで接着しなくても、カタカタと動くことなくしっかり固定されております。



次に約5.7cmのものをセットしてみます。同じように、フレームを開いた状態で、セットしてみます。



見ておわかりのように、大きさが全く合っておりません。



そのままフレームを閉じます。



フレームを閉じると直径6.7cmの場合と同じように美しくセットされた状態に見えるというわけです。


ただし、サイズが合っていない分、このままではフレームの中で固形バウダーがカタカタと動いてしう恐れがあります。さらにしっかり固定させるためには、レフィルの裏側に粘着シートや両面テープなどを貼っておくと完璧でしょう。






あと、クィーンのコンパクトに必ずしても付いているとは限らないのですが、とても便利なアジャスターがあります。それがこれ。
これ、小さめのレフィルを固定させるための枠なんですね。プラスチック製で、網が貼られてり、シフターにも代用できるようになっております。


この枠を先にセットしておきます。


次に、約5.7cmのレフィルをセットしてみます。



アジャスターのおかげで約5.7cmのものが、ほぼジャストサイズで固定されます。



最近の固形パウダーは、どちらかという約5.7cmに近いサイズのものが多いでしょうか。ただし、5.7cmよりさらに小さいサイズになると、フレームを抜けて飛び出してしまいますので、やはり粘着シートなどで固定する必要があるでしょうね。
(実際、この5.7cmのレフィルも飛び出しこそしませんが、フレームを閉じた状態からはめ込むことは可能でした)

この便利なアジャスター、すべてのクィーンに付いてるわけではないようです。今回画像で紹介しているものに加えて、私がこれまで販売してきたクィーンのコンパクトでは他にひとつだけでした。
クィーンタイプは、70年代以降になるそうですが、そのクィーンが製造販売された歴史の中でも後半の頃に、従来のシフターに加えて、この枠が付けられるようになったようです。



ルースパウダーは詰め替えが面倒だし、粉漏れがちょっと心配。だけど、ヴィンテージコンパクトは使ってみたいという方には、まずはストラットンのクィーンがお勧めですね。さらに利点がもうひとつ。それはパフ選びに苦労しないということです。薄型仕様のプリンセスは、コンパクトにすっきり収まパフが限定されていて、これがなかなか厄介だったりします。しかしクィーンの場合は心配ご無用。、厚みがある程度ありますので、普通に市販されている携帯用パフであれば、ほぼ入ります。(ルースパウダー用の極厚パフはもちろん無理ですけどね)

冠婚葬祭といった小さいバッグのときにはプリンセスを、日常的にはクィーンを、そんな使い分けがいいかもしれませんね。

もちろん使わないで、観賞用に飾っておくのも最適です。
なにせ女王様ですから、そこにあるだけで、他に引けを取らない存在感のあるコンパクトです。


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姫コンパクト☆stratton★ストラットン社☆『The Princess』

2009-02-11 14:18:36 | ストラットン
ANEMONE SELECT一番の売れ筋コンパクトは、やはりストラットン社の『The Princess』(サイトでは『プリンセス』と表記)です。
ダブルミラーかと思うほど、とっても薄く、掌に収まる華奢なコンパクトは、その名の如くまさに「姫コンパクト」です。


◆コンパクトのサイズは、直径約7cmです。(クラスプ部分を含む縦は約7.5cm)


◆厚さは、約0.5~0.6cmです。(コンパクトの真ん中あたりにふくらみがあります)


◆プリンセスのコンパクト仕様は、内蓋式ですので、ルースパウダー専用になります。特にストラットンの内蓋には特長がありまして、コンパクトの蓋をある程度開きますと、自動的に内蓋の留め金がポンと外れて蓋が開く仕組み(『self-opening inner lid』1948年特許取得)になっております。爪やネイルを痛めることなく存分にお使い頂けます。*コンパクトによっては勢いよく内蓋が開くものもあれば、かすかに留め具が外れる程度のものもございます。

内蓋の型押し模様やロゴマークは、いくつか種類がみられます。年代を経ながら変遷されてきたようで、また後日、ご紹介させていただきます。



◆内蓋の中には、ルースパウダーを押さえるためのシフターが添付されております。(お品物によっては紛失した状態のものもございます)。お粉が入っていない状態であれば、オリジナルパフも内部に収まりますが、お粉を入れた場合、パフは内蓋の上に乗せれば蓋が閉じます。オリジナルパフは現存していない場合が大半ですので、市販のパフをお使い下さい。プリンセスのパフについては、こちら「プリンセスのパフ」をご参考にお求め下さいませ。

冠婚葬祭などで持つような小さなバッグやポシェットにも、かさばらず収まってくれますし、この薄さですから、お粉を入れずそのままコンパクトミラーとしてお使いになられても素敵ですね。そうそう、お粉を入れるところに、密かに大事なお写真なんかを入れて持ち歩く…なんて使い方もありかもしれませんよ。
A girl always needs a mirror!

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stratton・プリンセス『The Princess』とクィーン『The Queen』

2009-02-10 12:52:27 | ストラットン
ANEMONE SELECTで販売させていただいているコンパクトで一番人気は、なんといってもコンパクトの代名詞とまでいわれるストラットンです。
しかも、お買い求め下さったほとんどの方が、ストラットンを初めて手にしましたと喜びのコメントを添えてくださっていまして、私のサイトをご縁に、ストラットンデビューを果たされるという、なんとも大変光栄な機会を頂いているわけです。

で、このストラットン、手にしてはじめてわかることもたくさんあるんですね。
それぞれのお品物の紹介でざっとは説明を添えておりますが、少しきちんとした説明をしておこうと思います。

ストラットンは、形も絵柄も種類が豊富ですが、まずはなんといっても、売れ筋コンパクトは内蓋式の『The Princess』とコンバーチブルの『The Queen』。この2種類については、きちんと仕様を説明しておかなければいけません。
(ANEMONE SELECTのサイトでは、平易に『The Princess』を『プリンセス』、『The Queen』を『クィーン』と表記させていただいております)

どらちも花弁を象った形ですので、一見画像だけを見ると、どちらのコンパクトか見分けがつきにくいのですが、サイズも仕様も大きく違っております。通販でお求めになる際は、どちらのコンパクトなのか、ぜひとも注意していただきたいと思います。

まずはっきり大きな違いは、2つ並んだ画像でおわかりのように、サイズが違っております。左の大振りなのがクィーン『The Queen』、右の小振りなのがプリンセス『The Princess』です。

画像で見比べる以上に実物は一目瞭然、手にとるとさらな違いは歴然です。

まずはプリンセスタイプを手に持った感じと厚さ。
小振りなコンパクトが掌にすっぽり収まる感じです。


次にクィーンタイプを手に持った感じと厚さ。

既存の化粧品メーカーのコンパクトと比べてもけっこう大きいです。

さらに大きな違いは裏側です。画像右側のように「プリンセス」は平坦になっているのに対して、左側のクィーンは立体的です。



私の個人的な印象としては、日本の化粧品メーカーで出されているコンパクトサイズを基準にイメージすると、プリンセスは小さめのコンパクト、クィーンは大きめのコンパクトといった感じです。

内部は、コンバーチブル(convertible)と内蓋(inner lid)と、さらに大きく違っています。
左側のクィーンは、コンバーチブル(convertible)になっており、固形パウダーのレフィルがセットできます。しかも画像でご覧のようにフレームでレフィルを固定しますので、化粧品メーカーによって違うレフィルの大きさの違いにある程度対応できるようになっております。また、添付されているシフターを使って粉白粉(ルースパウダー)用に使うこともできます。
一方右側のプリンセスは、粉白粉・ルースパウダー専用のコンパクトです。



さらに詳しいそれぞれの仕様については、次にご紹介します。

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ジルスチュアートのパフがジャストフィット!

2008-09-07 15:18:30 | ストラットン
こちらのブログ、久々の更新です。
先日、ストラットンのコンパクトをお求め下さった方から、ストラットン(プリンセス)に合うパフについての嬉しい情報を頂きました。

なんとジルスチュアートのプレストパウダー用のパフが、ストラットンのコンパクトにジャストフィットなのだそうです。しかも、以前ご紹介した石原商店のパフより薄いそうですので、無理なくコンパクトに収まる嬉しいパフのようですよ。

可愛いお粉入れが欲しい!と探している女の子は多くて、宝石を散りばめたようなクラシカルなケースが揃っていてるこのジルスチュアートのアイテムは、イチ押しのようですね。
素材はプラスティックのようですが、使い切っても飾っておきたい、眺めているだけでお姫様気分になれる、そんなプリンセスデザインが人気の秘密のようです。

ところで、ジルスチュアートってコスメ専門のブランドなのかと思っておりましたが、もともとファッションブランドから始まっていたんですね。
今回、サイトからいろいろとコスメアイテムを見てみたのですが、ルースパウダーのケースに惹かれてしまいました。可愛いです。
こういうケース、昔は結構見かけたんですよね。オルゴールがついているものなんかもありました。
メイクの仕上げに、お粉をたくさんはたく私としては、容量にしてもデザインにしても、このくらいのものが欲しくなります。

ジルスチュアートのパフは、以下のショップにてお求め下さい。
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