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祝 浅田真央..世界選手権で金メダル

2010-03-29 06:57:52 | フィギュアスケート


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.. 「五輪の悔しさはこの試合で晴らすことはできない」..浅田真央
「銀メダルはいつでも見える所に置いておきます。この悔しさを忘れない為に」...
ドキッとするほど凄い言葉をサラリと言ってのけた浅田真央。この強烈な信念こそ彼女の強さの源泉なのだろう。

      ◆2010世界選手権-トリノ_納得の金メダル

        ◆2010オリンピック-バンクーバー_メダル


◆オリンピックで金メダル..それが真央の目標
バンクーバーで高橋大輔は日本男子初のメダル(銅)を手に入れ、表彰台で目を潤ませていた。しかし浅田真央はパーフェクトな演技が出来ず銀メダルになってしまった悔しさを隠しきれず、表彰台でも笑顔はなかった。あのイチロー選手さえ、浅田真央が銀メダルで悔しがって泣いたと聞き、「銀メダルで悔しがるなんて凄いね」と言ったとか..。オリンピックでメダリストになると言うことは、世界中の3番以内ということだから・・、などと言う事は"普通の人"が考えること。浅田真央はオリンピック金メダルに値する才能と実力が有り、如何なる努力も惜しまず突き進む人なのだ。実際、何年間もそれを実践してきた人なのだ。それは普通の人では出来ないことだ。金メダルは、希有な天才の究極の目標だった。

浅田真央は夢を掴むまで決して諦めない人だから、遅かれ早かれ必ずそれをモノにするだろう..。浅田真央を語るとき、ライバル金妍兒(キム・ヨナ)と比べたがるが、浅田真央自身は金妍兒へのこだわりなど無いように思う。金妍兒に勝ちたいのではなく、自分自身に勝ちたいのだろう。オリンピック(世界大会)で自分の持てる力を出し切り、記録のトップに名を残すまで彼女は満足しないのではないだろうか。。

国際大会の度に論争を巻き起こす高難度ジャンプのポイントが低すぎる採点方式が見直されるというニュースは何よりだ。欲を言えば、バンクーバー前であって欲しかった・・。

2010世界選手権-トリノ大会では、浅田真央自身が「ほぼ満足な出来だった」と語った。しかしTAの回転不足を取られた上に、信じられない抵ポイントだった。

◆「今シーズンで一番良かった」と本人が満足した演技、本人はもちろん観客もどれほど大きな数字を打ち出すのか固唾を飲んで見守ったが、何とも期待外れな抵得点! 一体何が・・? トリプル・アクセルの回転不足を取られたとしても、低過ぎ!! オリンピックの演技より劣った点はどこなんだ? 当の本人が納得したこの演技の、何がこの抵ポイントに?  この採点システムはおかしい! 理解不能。

キス&クライでポイントを目にした浅田真央の表情に、明らかに失望の色が浮かんだ。オリンピックより低いポイント?・・何で・・? このポイントに一番納得出来ないと感じた人は、浅田真央本人だったろう。..痛恨のミスに悔しさのあまり涙を堪えられなかった前回と違い、ほぼノーミスでフィニッシュした今回の演技後、彼女は全身で満足感を現した。
信じられないほどの鍛練を積んでノーミスに挑み、それを具現化した彼女の目に、前回より低いこのポイントは不可思議としか見えなかっただろう。 バンクーバーとトリノの鐘を見た人で、バンクーバー以下のポイントを予想した人などいただろうか? 国際大会故、世界各国で放映されたであろうトリノ大会は、大勢の人々に摩訶不思議な印象を与えたことだろう。

◆フリープログラム_”鐘”..
バンクーバーでも見せた迫力の演技。真央はついに演技力もモノにした。タチアナ・タラソワが厳しく言い続けた「真央、怖い顔!怖い顔をしなさい!」..それがこの曲の心なのだ。狂ったように舞い続けるこの振付けは、タチアナ・タチアナの感動的傑作だ。

この選曲に対し「なぜこんな重苦しい曲をえらんだの?」と眉をしかめて質問したレポーターがいた。絶叫モノだ! 発狂しそう・・! ラフマニノフの鐘をそんな言葉で汚してくれるな! 世の中には、この崇高な鐘の音も芸術的な演技も、
見えない聞こえない人が沢山いるのだろうか。・・気分が悪い。

◆金妍兒のボンドガールは、
カッコ良く洒落た演技だ。しかし、今回の金妍兒には集中力が相当欠けていた。これでは、敵と戦えぬ。滑らかなスケーティングで魅せるFPも、転倒という大きなミスで気持ちが途切れた。それに引き換え、浅田真央の仮面舞踏会も鐘も、長いフィギュアスケート・ファンを自負する私でも今まで観たことがないほど、深く激しい情念が込められたスケートで、密度も完成度も芸術作品レベルだった。ラフマニノフの鐘の音と、浅田真央のオリンピックでの悔しさが被り、心の叫びが体全体からオーラとなって溢れた出たような迫真のスケートだった。

大好きな映画に例えれば、浅田真央の"鐘"は超大作『ベン・ハー』や『風と共に去りぬ』のスケールと完成度、金妍兒のボンドガールは、まさしく大衆的娯楽作品『007』そのものだ。今シーズンの最後の最後、浅田真央の鐘は、誰にも追随を許さぬ抜群の完成度に達した。浅田真央の、怖いほど濃密なオーラを発散させた感動的な演技より、転倒して気持ちが途切れた金妍兒の演技の得点が上回った不思議は、パラベーラの観客と世界中のスケート・ファンに、ジャッジングへの不信感を抱かせ、何よりも演じた選手に不快感を与えた。ISUに於ける各国の政略図がどんなものか知る由もないが、スケート選手のモチベーションを下げるような事があってはならないと思う。

フィギュアスケート審判員は、重厚な芸術作品より、大衆娯楽作品好みの人が揃っているのか。。人の好みや感覚は、他人には変えようがないので致し方ないのか..。

         ●迫力の演技 !  演技力が足りないとか、子供っぽいなどと誰がいうのか...

..次期オリンピック開催地ソチは、真央の振付&コーチ_タチアナ・タラソワの国
その頃の浅田真央はもう少女ではない。年頃の女性だ。恋の喜びや悲しみを経験していて欲しいな。タチアナ・タラソアが描いたように、強くてエレガントで
完成度の高いアスリートになっている事だろう。

◆浅田真央、まだ19歳。蕾がいっぱいに膨らみ、今にも花開かんとする輝く年代。男の気を惹くSEXYなしぐさなど、真央には不要だ。真央のありのままの表情や態度が醸し出す、純真で上品でどこか優雅な雰囲気は、教わって作られるものではない。他人がまねすることの出来ない貴重な"生まれながらの特質だ。金妍兒のような大人の演技を・・ などと血迷わないで欲しい。人は嫌でも大人になる。今の真央に出来ることを精一杯やれば、それでいい。。。

●●真央 気迫の逆転V!ソチへ第一歩
●●最後に一矢報いた真央「ほぼパーフェクトの演技ができた」 
●●浅田 「自分に雪辱」の優勝


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