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武家屋敷

2016年03月21日 | 歴史
武家屋敷























































島原城の西に続く一帯を、鉄砲町と呼びます。

鉄砲町は島原城の築城とともに形成され、鉄砲町の名は鉄砲組(徒士)の住居地帯であったことと、

造成当時隣家との間に塀がなく、まるで鉄砲の筒の中を覗くように武家屋敷街が見通せたので、

その名がつけられたと言われています。






















7つの町筋は碁盤の目のようにできており、ここには扶持(ふち)取り70石以下の徒士(かち)屋敷が690戸ありました。

町筋の中央に流れる清水は、北西の「熊野神社」を水源とし、飲料水として使われ、

水奉行を置き、厳重に管理されていました。

現在、保存されている下の丁の武家屋敷は、延長406.8メートル、幅長5.6メートルの町並みで、

山本邸、篠塚邸、鳥田邸の3軒が一般に無料開放され、当時の武家生活の様子が偲ばれます。