あまり難しい事は考えずに、手元にあるパーツでバーナーヘッドの作成に取り掛かる事にした。
バーナーヘッドは、なんとなくだが、円筒が良い。
七味の入っている小さなスチール缶をイメージしたが、手元に在庫が無い。
仕方なく、使っていないマブチモーターを分解して、ケース部分をバーナーヘッドに使う事にした。
モーターの主軸受けをヤスリで削り、チャッカマンのノズルを差し込む。
ノズルとビニールパイプをつなげば、バーナーヘッドの外装は完成だ。
このままだと単なる火炎放射器なので、ガスの整流板を缶ビールの底で作る。
缶ビールは、350ml缶を選択。
素材が薄いので、加工はラク。
切り取った底にガスが流れ出るように、それらしい穴をあける。
周囲を切り取ったら、モーターケースに入る大きさに曲げて、そのまま差し込む。
バーナーヘッドのカバーに100均の裏ごし器のステンレス網を切って、モーターケースに押し込めば完成だ。
ドリルを使ってモーターケースの側面に吸気口をあける。
見た目は、完ぺきなミニガスバーナーが完成した。
恐る恐る着火してみると、バーナーヘッドが火だるまになった。
吸気口からもガスがただ漏れてる証拠だ。
写真は、ガス流入量を最小にした時のもの。
火の大きさは親指程度で、単に火が灯っているだけ。
とてもじゃないが、ガスバーナーと呼べる代物ではない。
点火実験の結果分かったのは、チャッカマンのノズル径は大き過ぎるという事。
ホエーブスやKoveaのバーナーヘッドの径の大きさを思えば、明らかに径が大き過ぎる。
なので、バーナーヘッドを作り直す事にする。