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ストームクルーザーをNIKWAX(ニクワックス)で撥水加工

2013年10月07日 | 山道具

20131007t215055_3 モンベルのストームクルーザーを使って5年になる。

 マメに洗っては乾燥機にかけていたところ、撥水機能が著しく低下してきた。

 週末にストームクルーザーを着て雨の中をジョギングしたところ、雨が浸透してきたのかと思うほど、ウェアの内側がびっしょりと濡れてしまった。

 汗をかきすぎたのかなと思いきや、止水ジッパーを閉めたポケットの中まで結露したかのように濡れていた。

 何かがおかしい。

 ゴアテックスは、物理的な穴があいていない限り、水を通す事は無い。

 色々考えてみたところ、結局、ウェア表明に水が滞留する(膜をつくる)事により、水蒸気を排出する穴が塞がれてしまい、ゴア本来の透湿機能が損なわれたようだ。

 話しはズレるが、半年前にストームクルーザーの袖に穴があいた事があったので、モンベルショップに持ち込んで修理を頼んだ事があった。

 その時のモンベルの対応が本当に素晴らしくて、さすが国内メーカーはアフターケアがバッチリだなと感心しきり。

 それ以来、大きく破れない限り、同じストームクルーザーを使い続けることにしている。

 レストア前は、水を吹きかけたウェアは、べったりと濡れているのが分かる。

Before_3
 ストームクルーザーを今回はNIKWAX(ニクワックス)でレストアする事にした。

 手順としては、

 1. 洗濯ネットに入れたウェアとニクワックスの「Loftテックウォッシュ」の必要量を洗濯機に投入して、8分間洗ってから排水。脱水はしない

 2. すすぎモードにして、洗濯ネットに入れたウェアとニクワックスの「TX.ダイレクトWASH-IN(洗濯式)」を洗濯機に投入して6分間すすいでから排水。脱水はしない

 3. 洗濯ネットからウェアを出して、良く水を切った後にガス乾燥機で約15分間、温風乾燥する

 ゴアは、温風乾燥で機能が回復するらしいので、いつもの事ながら何の躊躇もなく、ガス乾燥機にかける。

 結果、ストームクルーザーの撥水力は、ご覧の通り、ウェアに水をかけても表面で水玉を形成するまでに復活した。

After ニクワックスの撥水力がどの程度持続するのかは、時間が経たないと分からないが、レストアのプロセスは、車を洗車機で洗って液体ワックスをかけるのと同じ。

 なので、簡単手軽。

 ちなみに、ニクワックスは、アマゾンで購入可能。



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