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ミニガスバーナー風防兼五徳を再作成 自作

2015年02月15日 | 火器

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 ミニガスバーナーの熱効率アップを目的に、風防兼五徳を作り直すことにした。

 使うのは、ポップコーンが入っていた丸缶。材質は、多分、ブリキ。

 黄色い皮膜は、焦がす前提でまんま使う。

 製氷カップを筒型に覆うことで、バーナーの熱が逃げるのを防ぎ、蓄熱効率アップをはかりたい。

 煙突効果も多少は期待できそう。

 丸缶に排気口の位置をマジックで書いたら、あとは電動ドリルでひたすら穴を開けて、バリを取る作業を繰り返す。

 五徳は、2mmの真鍮パイプを地面と平行に2本通すことにした。

 合わせると、丸缶の内径と製氷カップの外径がぴったりなので、最上部に思ったほど隙間がない。

 上部からの排気が間に合わず、不完全燃焼するイヤな予感がする。

 排気を促すために、仕方なく、風防の上部にも穴を開けた。

 水350mlを製氷カップに注いで、コルクで作った中蓋をして点火。

 テスト場所は、屋内。水は、水道水。

 今回は、タイマーを使って沸騰時間を計測することにした。

 結果は、グツグツと沸騰するまで9分13秒。消費したブタンガスは、5gだった。

 心配だった不完全燃焼はというと、全く問題なし。

 吸気口の下から、ブルーフレームを確認しながら、ときおり火力調整してみたが、大中小の炎に調整できた。ゆえに、不完全燃焼はない。

 風防の皮膜が、案の定、焦げた。バーナー位置が手前過ぎたせいもあるが、これも完全燃焼の証拠だと思う。

 驚いたのは、五徳にした真鍮パイプが、温められた結果、製氷カップの重さでぐにゃりと曲がったこと。

 真鍮の融点は、1100度らしいから、ミニガスバーナー2号機の火力は、それに近いということ。

 アルミの製氷カップが無事だったのは、中に水が入っていて、上手く冷却されるからだと思う。

 真鍮パイプを2mmのステン棒に変えたところ、風防兼五徳の重さは、83gになった。

 バーナーと風防のセットは、写真のようにスタッキングして持ち運ぶことになる。

 このフルセットの重さは、378g。

 インサルマグの重さは、125gらしいので、これを除くと253g。

 ホントに必要なのか、インサルマグ。無くても困らない気がしてきた。


ベランダで燃焼テスト兼クッキング

2015年02月11日 | 火器

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 今日は、建国記念の日。

 天気は良いものの、お山へ行くヒマがない。仕方なく、テストも兼ねて、ベランダでカップヌードルを作る事にした。

 使うバーナーは、2号機。製氷カップに約400ccの水を入れて、着火する。

 太陽光の下ゆえに、炎は目視できず、立ち上る陽炎だけが頼り。

 燃焼音は、ほとんど聞こえないくらい小さい。

 12分ほど経って、ようやく沸騰した。

 使ったブタンガスは、25gくらいだったと思う。

 五徳は、焼けて虹色に変色しており、不完全燃焼はなさそう。

 シリコンチューブの接続部分が輻射熱で溶けなかったので、とりあえず燃焼テストは合格。

 ちなみに、僕のインサルマグのインシュレーターが真っ黒なのは、ナイロンで覆っているから。

 保温性を上げるためと言えばカッコイイが、インシュレーターが千切れたので、仕方なくナイロンで覆った。

 手間暇かけた分、今では愛着のある山カップになっている。


ミニガスバーナー1号機 新ノズルに変更 自作

2015年01月23日 | 火器

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 ミニガスバーナー2号機のノズルを取り換えて満足いく結果を得られたので、ミニガスバーナー1号機も同様にノズルを取り換えることにした。

 新しいノズルの作り方は、2号機のときと同じ。

 径2mmの真鍮パイプを斜めに潰してから、パイプの中心にクラックが出てくるまでヤスる。

 クラックを安全ピンでグリグリすれば、ノズルのヘッドは完成だ。

 写真はないが、穴をあけた後、真鍮パイプを曲げて1号機に取り付ける。

 まずは、弱火で暖機運転。これをやらないと、ブローアウトするくらいにガスの勢いが強い。

 クラックをもう少しグリグリやった方が良いかもしれない。

 ガスを最大出力にすると、ゴーという燃焼音とともに、力強いブルーフレームを観測することができた。

 1号機の新ノズルへの変更は、とりあえず成功したと思う。

 新1号機の重さは、24g。


ミニガスバーナー2号機 新ノズルをテスト 自作

2015年01月22日 | 火器

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 一番上の写真は、ミニガスバーナー2号機のノズル。

 これをニッパで斜めにカットではなく、斜めに潰す(2枚目写真)。

 斜めに潰した部分のバリを軽くヤスった後、潰れていない方の径2mmの真鍮パイプの中心に空洞が見えるまでヤスリをかける。

 最初は大胆に、最後は慎重にヤスると、ほんとに小さなクラック(潰れた空洞)が現れる(3枚目写真。

 このクラックに安全ピンの先端を差し込んで、少しグリグリする(4枚目写真)と、真円の穴ができる。この真円部分がノズルになる(5枚目写真)。

 今回、現行ノズルの形状はそのままに、先端を改良しただけなので、パイプの曲げは省略した。

 ノズルをミニガスバーナー2号機にセットして着火テストをしたのが、下の写真だ(6、7枚目写真)。

 作った本人にしか分からないが、炎の勢いが増したと思う。

 具体には、息を吹きかけても消えないバーナーに変身した。

 赤火は、一時的な酸素不足だと思う。近くにあったフライパンを載っけると、ガスが横方向に広がり、キレイなブルーフレームに戻った。

 新しいノズルは、ミニガスバーナー1号機にも搭載するつもり。

 真鍮パイプをニッパで斜めにカットすると、切断面に目には見えないクラックが出来て、そこからガス漏れが発生するようだ(1枚目写真)。

 それに最近気づいて、どうやって改良しようかと考えていたら、今回の方法を思い付いた。

 ちなみに、安全ピンでグリグリし過ぎると、穴が大きくなり、火炎放射器のごとく、真っ赤な炎を天高く吹き上げるので、注意すること。

 ガスを使ったお遊びなので、やるならオウンリスクで。


ミニガスバーナー2号機 五徳と風防を使った燃焼実験 自作

2015年01月18日 | 火器

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 ミニガスバーナー2号機の五徳と風防を使った点火実験を行った。

 外へ出るのがめんどいため、実験は屋内で行った。

 五徳の高さは、見た目ちょうど良い感じ。

 風防の高さは、五徳より気持ち低くしているため、コッヘルに干渉しないのは良いが、炎が風にあおられた時、さてどうなるのか。

 火力を最大にすると、炎が大きく広がり、輻射熱でシリコンチューブが溶けないか、心配になったが、今回はとりあえずOK。

 余った0.3mmのアルミ板を使って、輻射熱がチューブまで届かないよう、バーナーをアルミ板でくるりと囲もうと思う。


ミニガスバーナー2号機 五徳と風防 自作

2015年01月18日 | 火器

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 ミニガスバーナー2号機の五徳と風防を作った。

 五徳の材料は、ステン2mm棒。

 五徳の高さは、ガスバーナーの座高+1cm位を目安に、ステン棒を切って折り曲げるだけ。

 ステン棒は、2mmだとかなり扱いやすい。ニッパで切ったあとのヤスリ掛けも早い。

 ステン棒をコの字型に折り曲げたら、厚さ0.3mmのアルミ板を横1cm×縦4.5cmの短冊に切って、ステン棒をつないでいく。

 アルミ板を巻いたら、ニッパで噛み締めて完成だ。

 風防は、厚さ0.3mmのアルミ板を五徳の高さより少し低くなるようにカットした。

 風防であれば、コッヘル外周をぐるっと覆うのが理想的かもしれないが、アルミ板の長さが足りず、そこは断念した。

 燃焼実験をして、必要であれば、アルミ板の残りをつなげて、風防の円周を長くしたいと思う。

 アルミ板のカットは、定規とカッターで線を引いてから、線のところで山折り谷折りを何回か繰り返すと、あっさりと折れる。その後、エッジで手を切らないように、紙やすりでバリを取れば完成だ。

 自作五徳の重さは12gで、風防は8g。強風が吹いたら、風防そのものが飛んで行ってしまう気がするが、そんな強風下だとミニガスバーナー2号機も役に立たないと思う。

 五徳と風防は、とりあえず完成した。


ミニガスバーナー2号機 微調整 自作

2015年01月13日 | 火器

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 写真は、ミニガスバーナー2号機の現在の姿。

 ノズル先端の位置を微調整しながら、ベスポジを探っている。

 ブルーフレームを観測できているのがせめてもの救いだが、真鍮パイプの先端を潰してヤスって造るノズルは、簡単だがガスの分布がまだらになり易い。

 新しいノズルの作り方のイメージを持ってはいるが、今のままでも良いかなと思う気持ちもあって、重い腰が上がらない。

 五徳と風防から先に作るべきか。

 先ずは、じっくり考えたい。


ミニガスバーナー2号機 大幅改造するも効果なし 自作

2015年01月07日 | 火器

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 ミニガスバーナー2号機の改造を引き続き行った。

 バーナーステムに追加の吸気口となる径4mmの穴を2ヶ所あけた。

 バーナーを組み立てて、燃焼実験を行ったが、追加の吸気口があるにもかかわらず、炎は赤のまんまだ。

 真鍮パイプで作ったノズルの先端は、穴を開けて追加した吸気口よりも高い位置(バーナーメッシュ寄り)にある。

 そのため、空気が足りず、不完全燃焼したと思われる。

 ノズル先端が新しい吸気口と同じ位置になるようにノズルを短くしたところ、ブルーフレームは復活したが、元の弱い炎に戻ってしまった。

 ガス速度を上げるためにノズルをバーナーメッシュに近づけると空気が不足し、空気が不足しないようにノズルの位置を吸気口まで下げると、ガス速度が落ちる。

 結局のところ、ノズルのベスポジは、吸気口の位置より下ということになるのだろう。

 考えたら、当たり前のことかもしれない。ブタンガスが完全燃焼するには、燃焼する前に空気を大量に取り込む必要がある。

 吸気口より上にノズルがあると、空気が足りず、不完全燃焼する原因になる。

 ガス速度が上がらないのは、バーナーメッシュの形状にも原因があるような気がしてならない。

 バーナーメッシュ下部に高速ガスをぶち当てても、地面と水平方向にしかガスが逃げなければ、ガス速度は確実に落ちる。

 となると、バーナーメッシュ下部を凹型にわん曲させる必要があるが、相手はステンだ。下手したら、バーナーメッシュの穴が潰れてしまう。

 中華製のバーナーヘッドを流用した改造は、やり尽くした感がある。

 正月休みの1週間を使って、市販のバーナーヘッドの改造を試みたものの、結局、振り出しに戻ってしまった。

 市販品の改造には、限界があるというのが、やってみてよく分かった。


ミニガスバーナー2号機 大幅改造 自作

2015年01月06日 | 火器

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 火力アップを目的に、ミニガスバーナー2号機の改造を行った。

 まずは、バーナーベースとして取り付けた元はLEDランプのヘッド部分を取り外して、自作したL字形の脚を差し込めるように、バーナーヘッドのふちに径2mmの穴を3ヶ所あける。

 相手はステンぽいのと、かなり狭いエリアへの穴開けなので、ドリル作業は慎重に行った。

 真鍮パイプで作ったノズルは、ワイヤーバンドを使って、バーナーヘッドの外側に取り付ける。これは、前回と変わらずだ。

 出来上がったバーナーは、写真の通りで、LEDランプのヘッド部分がなくなった分だけ、ノズルとバーナーメッシュの距離が短くなった。

 それと、地味だけど、バーナーメッシュの穴を少し大きくした。

 2枚目の写真で見える中央寄りの穴だが、一つおきではあるが、径2mmに拡大してみた。

 空気を取り入れる口が絶対的に足りないと分かっていながら、改造の効果を確かめるべく、点火実験を行った。

 まさに、炎が暴れると形容して良いだろう、真っ赤な炎がバーナートップから20cm以上はメラメラと立ち上がり続けた。

 これはノズルとバーナーメッシュの距離を短くした結果だと思うが、ブルーフレームでは無いので、火力がアップしたかどうかの判断は、現時点ではつけられない。

 酸素不足に対応するために、ノズル近くに吸気口を開口しなければならないが、穴を開けるなら、ステム部分だろうと思い始めている。

 炎に勢いがあり過ぎる場合は、真鍮パイプをカットして、バーナーメッシュとノズルの距離を広げるつもり。

 バーナーの外も中も大幅に改造することになりそうで、すっかり振り出しに戻ってしまった。

 よほどのMYOG(Make Your Own Gear)好きでない限り、ガスバーナーは自作しない方がいい。

 ガスバーナーは、お店で買った方が早くて安全だし、Time flows。過ぎ去った時間は、2度と戻ってこない。


ミニガスバーナー2号機 ガス速度に関する考察 自作

2015年01月05日 | 火器

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 ミニガスバーナー2号機、どうも気に入らない。

 まるでガスレンジの炎のようなブルーフレーム、見た目は良いが風に弱い。弱すぎる。

 原因は、ノズルとバーナー最上面であるバーナーメッシュとの距離だと思う。

 バーナーに当てはまるのか定かではないが、軸流吹出口の公式というものがある。

 X=ノズルからの距離

 Vx=ノズルから距離Xのガス速度

 Vo=吹出風速

 a=ノズルの径等の平方根に比例する定数

 とすると、

 Vx=aVo/X

 の関係が成り立つ。

 つまり、ノズルからバーナーメッシュまでの距離が短いほど、ガス速度は速いということ。

 感覚として、確かにその通りかなと思う。

 ノズルからメッシュまでの距離が1cmと2cmだと、距離1cmのガス速度は2倍速い。

 距離0.5cmと2cmだと、距離0.5cmのガス速度は、2cmの時と比べて4倍速いということだ。

 2号機は、この距離が長いので、ガス速度が低く、ブローアウトどころか、息で吹き消せる程度の炎にしかならないということかもしれない。

 ならば、ノズルを延長すれば良いが、そうなるとバーナーステムかメッシュの近くに吸気口を増やさなければならず、どこに穴を開けるべきか悩む。

 開口したら、2度と穴を塞ぐことはできないだろうし、開けた穴からガスが漏れる可能性もある。

 なので、ここは良く考えてから改造に着手したい。