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都内富士塚ツアー2回目 柳森稲荷神社~浅草富士浅間神社~小野照崎神社~田端八幡神社~富士神社~氷川町氷川神社~池袋氷川神社~豊島長崎の富士塚~護国寺

2021年05月15日 | 登山

 2021年5月9日(日)、前回の都内富士塚ツアーの続きを実行することにした。

 天気は、晴れ。ピーカンで暑いくらい。そのため、ツアー開始は午後2時頃になった。

 起点は、前回の終点だった柳森神社。

 持ち物は、水1L、お菓子、カメラ、スマホ、Garmin GPSMAP 62sと財布くらい。

 蒸し暑い天気のためなのか、柳森神社に人影はなし。

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ここからスタート

 先ずは、浅草富士を目指す。

 ざっくりとした方向感を持ってランで進む。多少の遠回りは、ランする距離を伸ばすだけなので、問題なし。

 秋葉原から隅田川へ。隅田川テラスを浅草橋方面へと進む。

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東京スカイツリー。だいぶ近づいた

 浅草寺の近くまで来ると、流石に人が増えてくる。

 浅草寺を遠巻きに進み、浅草富士に到着する。

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境内は、かなりこじんまり

 鳥居の右側に富士塚は鎮座している。

 塚の下段の中央の丸石は、子宝だったか安産祈願だったかの石。

 登山口が5合目スタートというのはリアル富士吉田口と同じ。

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もちろん登頂

 浅草富士を登頂後は、西方向へ移動。

 2kmも走っていないと思うけど、小野照崎神社に到着する。

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良い雰囲気。大祭前で、ちょっとだけ賑わっていた

 分かってはいたけど、ここは6/30と7/1の2日のみ登頂が可能。

 雑草の手入れがされていないため、富士山というよりも緑の小山といった雰囲気だ。

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ゲートの先が富士塚

 続いて目指すのは、田端八幡神社。

 石碑を左手に細くて長い参道を進む。

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すごく立派な石碑

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先ずは本殿にお参り

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本殿に向かう手前右手に富士塚

 富士塚の明記も登山口とか頂上といった標識も無いが、溶岩石で固められた塚っぽい雰囲気はある。

 無事に登頂をさせて頂き、本日の最北点である富士神社を目指す。

 到着してみると、富士神社は改装中であった。

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ブルーシートで覆われた工事現場

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場所に間違いはない

 十条富士塚は、東京都が基礎部分と塚の移築を行う再整備を実施して、令和4年の大祭から神社として再開するらしい。

 ネットで再整備の文字をチラッと見た気がしたけど、やはり工事中であった。

 富士神社の石垣にワンタッチした後は、板橋本町方面を目指して南下する。

 到着したのは、氷川町氷川神社。

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雰囲気は抜群に良い。参道が輝いて見える

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鳥居をくぐった右手に大きな富士塚がある

 ここの富士塚は、山頂に立派なお社があり、富士塚の雰囲気はあまりしない。

 ここも無事に登頂し、本殿でお参りをして、南下を開始する。

 東上線の線路を越えて、池袋に近づいたかなと思い始める頃、池袋氷川神社に到着する。

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鳥居をくぐって境内へ

 本殿の左手に溶岩石の塊といって良いだろう。大きな富士塚が鎮座している。

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かなり立派な富士塚

 看板に記載の通り、入山は7/1のみ。

 ここまで富士山の石を運び込んだかと思うと、素直にすごいと思う。

 暑い中でのランニングだったので、ここまでの水の消費は、途中で補給した分を入れて1.5L近いと思う。

 流石に疲れてきたけど、ここでフィニッシュするのは中途半端過ぎる。

 近場だと、椎名町にも富士塚があるので、そこを目指して南下する。

 照り返しがキツく、また気温が高い。

 ヘロヘロになりながらも、脚を進めていくと、無事に豊島長崎の富士塚に到着する。

 地図で見るとあるはずの神社はなく、塚と公園の組み合わせ。

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国指定の重要文化財らしい

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手入れの行き届いた箱庭といった雰囲気

 どうやら神社もフェンスの内側にあるらしい。それらしい鳥居は、目視できた。

 そろそろ富士塚にも飽きてきた。

 本日のゴールを音羽富士に定め、東への移動を開始する。

 首都高の護国寺ICの目の前にあるのが護国寺。

 お寺と富士塚の関係は、正直、良く分からないが、本日最後の富士塚なので、大回りしながらゆっくりペースで登る。

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立派な正門

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音羽富士遠望

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山頂に到着

 お腹も空いてきたので、本日の富士塚ツアーは、ここで終了する。

 こちら、GPXファイルをGoogle Mapにアップロードしたもの。

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本日のルート

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平行移動距離は28.32km、総上昇距離は159mだった

 風呂に入りたい一心で、音羽富士に登頂後はどこにも寄らず帰宅した。

 ラン中のマスクは、しかしキツイ。が、例え布一枚でもあった方がベターだろう。

 護国寺と千駄ヶ谷がつながっていないので、都内富士塚ツアーもとい都内富士塚ランはつづく(たぶん)。


都内富士塚ツアー1回目 鳩森八幡神社~居木神社~品川神社~泉岳寺~柳森稲荷神社

2021年05月05日 | 登山

 2021年5月5日(水)、緊急事態宣言の真っ只中、越境登山が少し憚れるものの、山には登りたい。

 そこで、富士山へ行くことがとても難しかった時代の人たちを真似して、江戸富士塚ツアーを行うことにした。

 天気は、小雨。風は少し強め。

 持ち物は、雨具上、水1L、行動食少々とGarmin GPSMAP 62s、カメラと携帯電話。

 午前中に放映された札幌マラソンフェスティバル2021に触発されて、アプローチはランまたは徒歩とする。

 まずは、鳩森八幡神社を訪問する。

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東京体育館もクローズされてて、人通り自体少ない

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富士塚のエントランス

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登頂を開始!

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あっという間に登頂!

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千駄ヶ谷の富士塚全貌

 鳩森八幡神社の本殿にお参りをした後は、千駄ヶ谷から大崎へ南下する。

 大崎に到着後、居木神社を探すのに大迷い。GPSに神社の登録をしなかったのが原因。30分以上、ロスした感じ。

 居木神社の方に富士塚の位置を確認して、ここも無事に登頂を果たす。

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この鳥居の手前左側に富士塚がある

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雑草に埋めつくされている富士塚

 神社の人に富士塚に登って良いか確認したところ、大笑いされるw

 この風情だと、確かにお講の雰囲気はなく、枯山水が朽ち果てた感すら漂う。

 続いて、都内随一の大きさの富士塚を擁する品川神社へ向かう。

 

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立派な鳥居

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7合目あたりから見た山頂

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コンクリで固められた頂上はやや拍子抜け

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本殿にお参り

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品川富士全貌。ちょっとした丘レベル

 品川神社から、今度は泉岳寺を目指す。

 泉岳寺は、赤穂浪士の墓地がある大変有名なお寺で、富士塚があるという前情報を頼りに立ち寄ることにした。

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山門という雰囲気。とても立派

 赤穂浪士のお墓参りをした後、受付の方に確認したところ、富士塚は無いとのお話し。

 無いものは無いので、泉岳寺から最終目的地の柳森神社を目指して北上する。

 柳森神社は、神田川沿いの小さい神社。参拝客はゼロだった。

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色褪せた鉄柵が寂しげ

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浅間神社のお札の後ろに富士塚っぽい石碑群があるが。。。

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富士塚は、1960年に取り壊されたとの説明書き

 お腹も空いてきたので、本日の富士塚ツアーは、ここで終了する。

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平行移動距離は32.32km、総上昇距離は294mだった。

 こちら、GPXファイルをGoogle Mapにアップロードしたもの。

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気ままに走ったのが良く分かる軌跡

 帰りしな、神保町の三幸園で餃子をテイクアウトして帰路についた。

 ログを見ると、鳩森八幡神社をスタートしたのが13:30頃で、柳森稲荷神社を出たのが17:20頃だった。

 富士塚がそもそもなかった神社が1つとお寺が1つ。

 富士塚ツアーは、下調べが肝心というのがよーく分かった。ここは登山と一緒かもしれない。


箒沢公園橋バス停~石棚山~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~鍋割山~寄バス停

2021年04月03日 | 登山

 2021年3月31日(水)、始発に乗って新松田駅に降り立ったのは、07:05頃になった。

 天気は、晴れ。

 気温は、おそらく15度前後と半袖かつ日陰だと少し肌寒い気温。

 コロナ禍のさ中ではあるけど、家と山の往復のみなので、通勤時と感染リスク(伝搬リスクも)は変わらないと判断。久しぶりに越境することにした。

 スタートは、久しぶりの箒沢公園橋バス停。新松田駅発のバスの乗車客は、6名程度と少ない。ここは平日登山のメリット。

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ここからスタート

 橋を渡ったキャンプ場には人影はなし。

 今日のハイライトは、石棚山陵。なだらかで抜け感のある尾根歩きに期待する。

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良い雰囲気

 順調に高度を上げていく。

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石棚山陵の起点

 ヤブ沢ノ頭の標高は、約1300m。スタートから1時間20分位が経過している。

 新緑はまだまだ先という雰囲気は、標高が高いから。

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期待していた抜け感

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壊れたまんまの標識

 ハイライトの気持ち良い尾根歩きは、あっという間に終了する。

 檜洞丸に近づくと、鹿避けの柵が目立つようになり、ちょっと興ざめ。

 しかも、標高を上げるにつれ、ガスが濃くなる。

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檜洞丸はまだ先

 西丹沢自然教室から続くつつじ新道と合流して、いつもの思いやり木道が現れる。

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職人技が光る長い木道

 ここで初めて登山客に会う。

 振り返れば富士山どーんのポイントもガスで視界なし。

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真っ白けでカメラも焦点合わず

 てんくらでは天気はA評価ではあったけど、この時点で富士山は完璧に諦め。

 出発時の湿度が確か60%超えていたと思う。なので午後の眺望は絶望的とは思っていたけど、10:20頃でガスガスの天気により終日眺望ゼロが決定する。

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はい、到着!

 檜洞丸山頂には、自分を入れて3名の登山客。

 挨拶をして、持参した菓子パンを食べる

 人の気配の少ない山頂は、ちょっと寂しい。長居は無用なので、臼ヶ岳方面へ進軍を開始する。

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蛭ヶ岳を目視

 営業中かどうかは確かめなかったけど、青ヶ岳山荘に人影はない。

 青ヶ岳山荘から先の登山路は、あざみの群生地帯でチクチク攻撃のバッドメモリーしかなかったけど、新緑前だったからなのか、今回はセーフ。チクチク攻撃は一切なかった。

 臼ヶ岳に到着するも写真だけ撮ってスルーする。

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蛭ヶ岳方面は相変わらずガスガス

 臼ヶ岳から、再び大きく下がって蛭ヶ岳への急登を行く。

 ここの下りは、ナイフリッジとまでは言わないけど、すぐ横が切り立った崖下なので、勢い余って落ちる可能性はゼロではないので注意が必要。

 今日イチで緊張した場所かもしれない。

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熊木沢は干上がっていた

 眼下に広がる景色もガスガスではあるけど、バスで通過したほぼ満水だった丹沢湖とは対照的で沢に水は無かった。

 ずいずいと登って、蛭ヶ岳山頂に到着する。

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お約束の写真も背景に富士山はなし

 蛭ヶ岳山頂に先客が1名。挨拶して、パンを食べる。

 しばらくすると神奈川県警のおまわりさん軍団が姫次方面から到着する。

 プロっぽい人とそうではない人がいるので、トレーニングといった雰囲気。

 一声かけて、丹沢山方面へ出発する。

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丹沢山方面

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絵画的な色合いがステキ過ぎる

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ガスガスの塔ノ岳方面

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丹沢山への最後のアプローチ

 そして、丹沢山頂に到着する。

 先客は目視できなかったけど、みやま山荘の発電機は回っていたので、山荘は営業中みたい。

 写真を撮って先へ進む。

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ここも眺望ゼロ

 ガスガスで涼しいのは良いけど、ホント、何も見えない。

 単なる消化試合の様相の中、あっという間に塔ノ岳山頂に到着する。

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そこそこの先客

 やはり、ここだけは吹く風が冷たく、ウィンドを羽織らないと寒いくらい。

 パンを食べてハイドレの水量をチェック。1L以上は残っているので、給水はなし。

 14時前なので、予定通り、鍋割山を経由して寄方面へ下山することを決める。

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ここも春はまだ先

 鍋割山までは、多少のアップダウンはあるが、なだらかな尾根歩きが続く。

 そして、鍋割山頂に到着する。

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人影ゼロ

 鍋割山荘に人影はなく、発電機の音もしない。

 眺望はゼロなので、ここも写真を撮ってすぐに進軍を開始する。

 鍋割山から寄までは、地味に長い。CTで2時間45分となっている。

 また、下降オンリーかというとそうではなく、栗ノ木洞だと思うけど100m位登り返しがある。

 鍋割山からの下山路の途中、遠くから見えるラスボスという風情で、覚悟しておくと精神的ダメージは少なくて済むと思う。

 というのも、下山路で遭遇した子連れ登山隊は、かなりお疲れモードでパパとママで進路を揉めており、やや険悪な雰囲気w

 聞いてみると、大倉方面へエスケープするかどうか逡巡しており、子供が栗ノ木洞越えできないというパパ判断とできるというママ判断で意見が分かれていた。

 地図を見せたところ、大倉方面へエスケープすることを選択したけど、駐車場まで到着できたかどうかは不明で、無事の下山を祈るしかない。

 高度を下げていくと所々に満開の桜が目に入ってくる。

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登山路に咲く桜

 寄は、桜が咲き溢れる町だった。

 町民は見飽きたのか、花見客はゼロ。なんだかもったいないけど、平日だし、花見禁止をニュースで連呼しているさ中なので、そういうものなのかもしれない。

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満開の桜林

 バス到着までの間、缶ビールで無事の到着を乾杯する。

 シダンゴ山、高松山を歩いてきたN田氏とバスの中で合流し、所要のあるN田氏とは新松田駅で流れ解散となり、帰路についた。

 下山して3日目だけど、筋肉痛が酷い。出不精となり、山へ行っていなかったことをプチ反省中。

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ガーミン実測値

 以下、実測タイム。

 08:30 箒沢公園橋発

 09:19 板小屋沢ノ頭

 09:32 ヤブ沢ノ頭

 09:46 石棚山

 09:52 新山ノ頭

 09:58 白ザレノ頭

 10:05 テシロノ頭

 10:08 石棚・同角分岐点

 10:15 ツツジ新道・石棚山稜分岐

 10:24 檜洞丸着

 小休止

 10:32 檜洞丸発

 10:35 青ヶ岳山荘

 10:51 源蔵尾根下降点

 11:05 神ノ川乗越

 11:21 臼ヶ岳

 11:36 ミカゲ沢ノ頭

 12:05 蛭ヶ岳着

 小休止

 12:19 蛭ヶ岳発

 12:27 中ノ沢乗越

 12:32 鬼ヶ岩

 12:40 棚沢ノ頭

 12:46 不動ノ峰

 12:50 箒杉沢ノ頭

 12:55 早戸川乗越

 13:06 丹沢山

 13:17 竜ヶ馬場

 13:25 日高

 13:39 尊仏山荘

 13:39 塔ノ岳着

 小休止

 13:54 塔ノ岳発

 14:02 金冷シ

 14:08 大丸

 14:14 小丸尾根分岐

 14:18 小丸

 14:23 鍋割山稜

 14:32 鍋割山荘

 14:33 鍋割山

 14:49 1,000m地点

 15:00 後沢乗越

 15:19 栗ノ木洞

 15:28 櫟山

 15:43 ウタノ沢ノ頭

 15:51 綱立丸

 16:03 土佐原の大きなしだれ桜

 16:08 寄ロウバイ園

 16:13 みやま運動広場駐車場着


上級救命再講習 オー!マイキー!との再会

2021年03月09日 | 登山

 2021年3月6日(土)の午後、上級救命再講習を受講してきた。

 前の講習日から3年を経過してしまうと、上級救命講習の「再」が出来なくなり、ほぼ1日を講習会に捧げることになってしまう。

 再受講であればざっくり3時間とショートなので、コロナ禍ではあるが、2か月前の予約クリック合戦をなんとか勝ち抜いて受講する機会を得た。

 当日は、コロナ対応のため、参加人数は通常の1/2程度となり、受講者1人にマイキーとマイキーパパの2人のバディがついた。

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左はパパ、右が息子のマイキー

 実技は、心肺蘇生、AED装着の手順の確認。ほぼこれに1時間を費やした後は、止血、三角巾の利用法、そして最後は理解度チェックの20問テストを受けて終了となった。

 終了後、運転免許の交付と似たような手順で真新しい受講証明書が交付された。

 以下、備忘録。

 ・コロナ感染リスクがあるので、大人に人工呼吸は行わない

 ・呼気によるコロナ拡散防止のため、屋内では「119番」、「AED調達」に加えて「換気」も行う

 ・呼気によるコロナ拡散防止のため、心肺蘇生を行う前に口鼻をハンカチで覆う

 ・子供の場合、(コロナ罹患リスクはあるが)胸骨圧迫30回+人口呼吸2回のフルセットを繰り返し行う


日向和田駅~日の出山~御岳神社~御嶽駅

2021年01月16日 | 登山

 2021年1月11日(月)、毎年恒例のM店主企画・引率による御岳山新春登山を行った。

 天気は、晴れ。

 気温は、おそらくマイナス1桁前半。新型コロナ対策で換気を徹底しているためなのか、電車の中からして結構寒い。

 でも、大丈夫。前日の1月10日(日)に予行演習しているwので、重ね着はバッチリ。

 アプローチは、新宿駅06:00発、日向和田駅07:20着のJR中央線快速。

 トイレを拝借後、日向和田駅をのんびりスタートする。

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降りたお客さんは少ない

 今回の新春登山参加者は、M店主、A野氏、K本氏、I嵐氏と僕の5名。

 コロナ禍なので、駒鳥売店へのピットイン、バーナー宴会はなし。風呂も新宿での2次会もなし。

 唯一のご褒美は、ロングランチとM店主謹製のお雑煮。お雑煮ランチは、オープンエア下なのでOKとした。

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神代橋から。とっても静か

 神代橋を渡った後は、梅の公園を目指す。

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梅の木もまだ幼木といった感じ

 Garmin GPSMAP 62sでトラックデータを見ると、梅の公園の標高は約245m。梅の公園から日の出山頂までは、登り一本調子となる。

 梅の公園(標高約245m)から琴平神社(標高約475m)を経由して、日の出山頂(標高902m)を目指して進軍する。

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琴平神社

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琴平神社からの眺望

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スカイツリー方面

 冷たい空気のせいで、視界はクッキリ。素晴らしい抜け感に思わず声が出る。

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送電線下。幾何学模様が良い感じ

 登山道はキレイに整備されていて、良い雰囲気。

 単調な登りに飽きてきた頃、日の出山頂を目視する。

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まるで要塞

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日の出山頂に到着

 昨年まではここでお雑煮タイムだったが、人混みを避けて日の出山頂はスルーする。

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東屋は混雑

 後ろ髪引かれながらも駒鳥売店もスルーする。

 そして、御岳神社に到着する。

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目的地に到着!

 御岳神社では、春に合格の花が咲くことを願って絵馬を奉納(みんな頑張れ!)。お参りをして、ランチ会場である長尾平に向けて下山を開始する。

 気温が低い中、バーナー5台を駆使して、M店主謹製のお雑煮が完成する。

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いただきます!

 お酒が無い中ではあるが、寒空の下の熱々のお雑煮は最高にウマい。

 おかわりをして、餅4個を胃袋に納めた後は、片付けをして下山を開始する。

 時間もあるし、満腹だし、予定を変更して表参道ルートを下山する。

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表参道の鳥居

 下るだけだし舗装路なので、下山路は速い。あっという間に滝本駅に到着してしまった。

 御嶽駅まで徒歩で移動する。

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神路(かみじ)橋から

 新宿駅方面の電車が到着するまで時間があるので、缶ビールで無事の到着を乾杯する。

 電車が到着した後は、全員で新宿方面へ。2次会なしのルールなので、寂しいけれども電車の中で流れ解散となった。

 以下、実測タイム。

 07:26 日向和田駅発

 07:44 梅の公園

 08:23 琴平神社

 08:48 三室山

 09:00 要害山

 09:02 梅野木峠着

 小休止

 09:07 梅野木峠発

 09:16 萩平(妙ヶ窪ノ頭)

 09:27 高峰

 09:37 竜のヒゲ

 10:00 日の出山着

 小休止

 10:08 日の出山発

 10:49 御岳山

 11:09 長尾平着

 大休止、ロングランチ

 12:21 長尾平発

 12:34 御岳ビジターセンター

 13:07 滝本駅

 13:21 光仙橋 北尾根登山口

 13:25 中野バス停

 13:35 やお九

 13:37 御嶽駅

 この日の総平行移動距離は16.98km、総上昇距離は1152mだった。

 それにしてもM店主謹製のお雑煮は、相変わらずのウマさ。

 M店主、今回も大変お世話になりました。ご馳走様でした!


高尾山頂からダイヤモンド富士 2020

2020年12月22日 | 登山

 今年もダイヤモンド富士ツアーが開催された。

 2020年12月10日(日)、コロナ禍がますます酷い状況下ではあるが、高尾山口駅に降り立ったのは、14:15頃になった。

 日の入りは、16時20分頃なので、時間はたっぷり。

 駅のトイレを拝借後、山頂ではなく山腹を目指して進軍を開始する。

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人影はまばら

 ロープウェイ前も人が少な目。古民家が素敵な蕎麦屋「髙橋家」も休業している。ちょっと寂しい。

 今回は、稲荷山コースを登る。

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展望台に到着。良い眺め

 高尾山頂へは行かず、南高尾方面へトラバースする。

 登山道は、ひっそり。

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紅葉も終わり

 林道を進み、目的地に到着する。

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ここだけ太陽が降り注ぐ

 無事の到着を乾杯して、天体ショーの開始を待つ。

 16時08分頃、陽が沈み始める。

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16:08

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16:10

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16:11

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16:13

 写真を撮ること5分。天体ショーは、あっという間に終わってしまった。

 写真が残念過ぎるので、N田氏から動画を拝借した。

 陽が沈むと一気に寒くなる。

 後片付けをして、下山を開始する。

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16:36。夕焼けがキレイ

 下山路も稲荷山コースを行く。

 展望台に到着する頃には、すっかり夜に。

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夜景もキレイ

 ヘッ電をつけて下山を続ける。

 清滝駅に到着したのは、17:25頃になった。

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無事に下山

 本日の実測タイムは、以下の通り。

 14:17 高尾山口駅発

 14:22 清滝駅

 14:50 展望台

 15:38 林道着

 大休止

 16:36 林道発

 17:01 展望台

 17:26 清滝駅着

 小休止

 17:31 清滝駅発

 17:36 高尾山口駅着

 高尾山口駅前で缶ビール(M店主、ご馳走さまです!)で乾杯した後、帰路についた。

 企画/N田氏、引率/M店主のダイヤモンド富士ツアー、今回も大変お世話になりました。

 また来年もよろしくお願いします!


高尾山口駅〜高尾山頂〜高尾山口駅

2020年11月20日 | 登山

 2020年11月15日(日)、3歳児と5歳児とパパママの4名を引率して高尾山頂へ向かった。

 集合は、高尾山口駅前に07:30。ファミリーは車、自分は電車でのアプローチとなった。

 ロープウェイ始発の09:00頃までに山頂に着ければ、ソーシャルディスタンスは保てるだろうと思っていたが、高尾山頂に到着したのは、10時になってしまった。

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ポカポカ陽気で良い天気

 3歳児の歩くペースに合わせて、てくてく楽しく高度を上げていったものの、10時着はさすがに遅すぎた。

 高尾山頂の標識前は写真撮影を待つ人が長蛇の列を成しているという状況。こんなの見るの初めて。

 当然、富士山の見える展望台方面も人だらけ。

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人だらけ

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富士山ズーム!

 紅葉の中、少し早めに出発すればソーシャルディスタンスを保てると思っていたけど、そうはならなかったので、富士山の写真を撮った後は、もみじ台方面へ退避する。

 山頂から少し下ったところでベースキャンプを設営して、ロングランチを頂く。

 メインは、なんと言ってもぶらブラピ氏から頂いた上島珈琲の「山でたのしむコーヒー」。

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噂のコーシー。ぶらブラピ氏の差し入れ

 せっかくなので、付属の簡易フイルターは使わずに、ちゃんとドリップして濃い目に淹れてみた。

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ドリップ開始!

 飲んでみると、酸味が絶妙で雑味のない素晴らしいコーヒーで、謳い文句の通り、「山の空気にぴったり」の味わいだった。

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いただきます!

 長く続く余韻と微かな甘さは、マジうまうまで瞬間蒸発。

 ぶらブラピ氏、ご馳走さまでした!。

 山頂まで飽きずに登ってきた子供達へのご褒美は、勝手に用意した瓶入りのラムネ飲料とカップヌードルのミニサイズ。

 外でのキンキンに冷えたラムネと熱々のカップラーメンは、子供達には大ウケ。これらも瞬間蒸発してしまった。

 菓子パンでお腹を満たした後は、片付けをして下山を開始する。

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1号路で下山

 11時半頃の山頂下のトイレ前も人だらけ。

 予定通り、下りは1号路を行く。

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薬王院の天狗さま

 権現茶屋あたりだったと思うが、3歳児が地べたに座ったかと思ったら一瞬で爆睡モードにw

 ロングランチの直後でポカポカ陽気が原因。

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ガスってる

 パパにはザックを前に担いでもらい、ザック背面とパパの間に3歳児をセット。

 パパにはそのまま下山してもらった。

 ママは、ほぼ初めての登山だったため、下山途中で足指先痛を発症。

 ママの履いているスニーカーは、おしゃれスニーカーなので、足先クリアランスがそもそもないタイプ。

 ママのザックをお預かりして、ゆっくりペースでそのまま下山を続けてもらった。

 身重なパパと満身創痍のママ、やや疲れ気味の5歳児と到着直前に目を覚ました元気いっぱいの3歳児を無事にゴールの高尾山口駅までお送りして、流れ解散となったのは13時頃。

 僕もそのまま京王線に乗って、帰路についた。

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麓も紅葉祭り

 今回、登りは6号路で下りは1号路を使った。

 道幅の狭い登山路では、渋滞を何度か発生させてしまったが、優しい登山者の皆さんのおかげで気持ちよく登ることができた。

 コロナ禍の中で運動不足を解消できた子供達も満足した様子だったし、パパママも紅葉を楽しむことができた。

 こっちは久しぶりに子供達にいじられ、至福のひと時を過ごすことができた。

 まあしかし、登ったのが高水三山ではなく斜度の緩い高尾山で良かった。

 コロナ禍が落ち着いたら、またどこかの山へご案内したいと思う。

 本日の実測タイムは、以下の通り。

 07:22 高尾山口駅発

 07:28 清滝駅

 07:41 二軒茶屋登山口

 07:50 二本松

 07:54 琵琶滝着

 小休止

 08:00 琵琶滝発

 08:39 大山橋

 09:03 稲荷山コース高尾林道分岐

 09:46 高尾山着

 小休止

 10:08 高尾山発

 10:27 もみじ台着

 大休止 ロングランチ

 11:09 もみじ台発

 11:28 高尾山

 11:45 高尾山薬王院着

 小休止

 11:58 高尾山薬王院発

 12:11 神変山

 12:17 霞台園地

 12:21 高尾山駅

 12:37 金比羅台園地

 12:58 清滝駅

 13:05 高尾山口駅着

 富士山を見ることができたのはラッキー。

 晴天を味方に付けたちょー久しぶりの楽しい子連れ山行となった。


伊豆山稜線歩道 天城峠~三蓋山~猫越岳~仁科峠~魂の山~船原峠~達磨山~だるま山高原レストハウス~もみじ林前

2020年10月28日 | 登山

 2020年10月25日(日)、天候は予報では曇り。

 雪がない山で長い距離を歩きたくなり、伊豆山稜線歩道を歩くというよりも走ることにした。

 伊豆山稜線歩道は、昨年の4月以来の2回目の訪問になる。

 前回は、季節外れの融雪地獄に行く手を阻まれ、標準CTを巻くことができず、船原峠でタイムアウトとなり完歩を断念した。

 さて、今回も天城峠まで電車とバスを乗り継いでアプローチする。

 東京駅から三島駅まで東海道新幹線に乗り、三島駅から修善寺駅までは伊豆箱根鉄道で移動。その後、東海バスに揺られて天城峠バス停に到着したのは、09:00頃になった。

 天城峠バス停で降車したお客さんは、5組程度と少ない。

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降りるお客さんも少ない

 09:10頃には準備をして、バス停を出発する。

 CT通り行くと、天城峠バス停からゴールのもみじ林前までおおよそ13時間45分、距離43Kmの道のりとなる。

 バス停を出て最初に出てくるのは、旧天城トンネルと公衆トイレ。まっすぐ続くトンネルと擁壁の石のはめ込み具合が本当に見事で素晴らしい。

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長いトンネル

 先へ進み、高度を少し上げると天城峠に到着する。

 先行するトレランのカップルに追いつきそうで追いつかない微妙な距離を保ちながら前へ進む。

 この日は、ハイドレ2Lにスクイーズボトル1Lの水、菓子パン3個、柿ピー小を5袋、乾パン1缶、全身着換え、ヘッ電2個、予備バッテリー、カメラ、スマホ、GPSを装備した。

 お店にピットインできるのは、ずいぶん先の「だるま山高原レストハウス」になるので、水分及び食料は多めに用意した。

 朝スタート時の天気は晴れていたので、富士山見たさにペースを上げて進む。

 気温は、高い。おそらく20度はあったと思う。長袖T1枚で丁度良い気温で動くと汗ばむ陽気だ。 時折吹く冷たい風が心地良い。

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コース最初の峠

 二本杉峠(旧天城峠)で先行するトレランのカップルに追いつき、ひと言声をかけて先に行かせてもらう。

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まだ晴れている。富士山どーんを期待する

 登山開始直後だし、気温も低めで気持ちが良い。誰もいない中なので、CTを意識して走る。

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天気は最高

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紅葉がキレイ

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コース最初の山

 前回融雪地獄となった三蓋山(みかさやま)あたりからは、登山道が急速に狭くなり、スピードダウンする。

 登山道がV字に細く、深くえぐれている箇所が多い。雨だと悲惨な状況になるだろうから、曇り空には感謝だ。

 所々、落ち葉の堆積が多く、踏み跡が見えないややトリッキーな路面も出てくる。

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ネッコ好きにはたまらないらしい

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ジャングル感が素敵すぎる

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猫越岳(ねっこだけ)。ここもネッコ好きにはたまらないらしい

 そもそも狭い登山道なので、大きくコースアウトすることはないが、ふと方向を見失うことが時々あった。

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雲だらけ。富士山はどこ?!

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後藤山。仁科峠まであと1Km

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仁科峠方面。眼下に熊笹草原が広がる

 最初のお楽しみポイントの仁科峠展望台に到着するが、なんと富士山は雲の中。

 左手には駿河湾、右手には富士山をイメージしていただけに、ガッカリだ。残念な景色を前に菓子パンを食べてエネルギー補給をする。

 仁科峠へ降りると、ここからが本日のハイライトとなる草原歩きが始まる。

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バイカーが休憩中

 進行方向左手には相模湾、前方には黄緑色の熊笹草原が広がっており、富士山が見えないのは残念だが、絶景が広がる。

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パンダの放牧場が延々と続く

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キラキラの駿河湾

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もふもふのパンダの放牧場

 宇久須峠(うぐすとうげ)の東屋は健在で、ビバークする場所としては最高かもしれない。

 そんなパンダの放牧場は、魂の山(こんのやま)まで続く。

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東屋を目視

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宇久須峠(うぐすとうげ)。海からの反射が眩しい

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天城峠方面を振り返り

 遠くに見える魂の山は、小高い丘という感じで、宇久須峠からなだらかな上り基調が続く。

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魂の山(こんのやま)に到着

 魂の山から先は、再び樹林帯の中を歩くことになる。

 登山道と平行する車道に出たり入ったりを繰り返す。

 途中、崩落による登山道通行止め区間が現れ、強制的に車道を歩くことになるが、南無妙峠(なんみょうとうげ)で再び登山道へと誘導される。

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車道に出た

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ここから樹林帯歩きを再開

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何もない

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薄暗い樹林帯歩きが続く

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船原峠(ふなばらとうげ)への分岐点

 前回の終着点の船原峠(ふなばらとうげ)では、車道を横断する。

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船原峠(ふなばらとうげ)に到着

 船原峠から上り基調の樹林帯を抜けると、再び車道歩きが始まる。

 車道と熊笹草原のコラボなので、見通しが良いのがせめてもの救い。

 伊豆トレイルジャーニーのスタッフと思われるお兄さんと出会った以外は、歩行者はゼロ。

 歩道というよりはゴミの堆積する車道のわきを小走りする中、隣をバイクと車が爆音で走り抜けていく。

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車道から天城峠方面を振り返る

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相模湾方面。土肥駐車場の展望台から

 西伊豆スカイラインの土肥駐車場からの駿河湾の眺めは、まさに絶景でキラキラ光る海面が眩しい。

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土肥駐車場の案内図

 既に夕刻を感じる陽射しの中、伽藍山(がらんさん)と古稀山(こきやま)を通過する。

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漢字が読めない

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スピードを出してカーブに突っ込みたくなるストレート

 そして遠くから眺めていたラスボスの達磨山(だるまやま)が近づく。

 全面熊笹で覆われたお椀をひっくり返したような山容は、周囲と比べてとても大きく、貫禄は十分。

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ラスボスの達磨山(だるまやま)を目視

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あと少し登れば山頂か

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ついたぜ達磨山!

 達磨山(だるまやま)頂上へと続く登山道を登り切ると、眼下には駿河湾、目の前には雲に巻かれた富士山が見える。

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達磨山頂。相模湾を見渡せる

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達磨山頂と富士山のコラボ

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振り返ると分厚い雲

 雲さえ無ければ最高の景色ではあるが、終バスの時刻があるので先を急ぐ。

 伊豆山稜線歩道後半の最高地点が達磨山頂上になるため、小達磨山(こだるまやま)を除けば、残りの区間はほぼ下り基調となる。

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少し晴れてきて富士山が姿を現す

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富士山ズーム

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眺望はなし

 小達磨山の下りは、木道を再整備するために掘り返されていた。泥だらけの登山道に難儀する。

 小達磨山を降りた後は、戸田峠(へだとうげ)の駐車場わきで長めの休憩を入れて、最後の菓子パンを食べる。

 戸田峠に自販機がないため、冷たいコーラを求めて道中唯一のピットイン場所である「だるま高原レストハウス」へ立ち寄る。

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16時頃。陽が傾き始める

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実は、そこそこの混み具合

 ここからの眺めも素晴らしい。

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素敵すぎる富士山

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富士山ズーム

 コーラを1本イッキ飲みした後、トイレを拝借してゴールのもみじ林前を目指して出発する。

 途中通過する「だるま山高原キャンプ場」では、稜線歩道がテントサイトのど真ん中を通っていて、オートキャンパー達の自慢の装備を遠巻きに眺めることがてきた。サイトそれぞれに特色というかオーナーのこだわりを垣間見ることができて、見ているだけでも楽しい。

 「だるま山高原キャンプ場」で1泊する山行も面白いかもしれない。

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通行止めアゲイン。おそらく3回目

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通行止めは、もみじ林から5.5Km地点

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夕日に照らされる富士山

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本日最後の富士山ズーム

 古民家が立ち並ぶ梅林公園エリアに近づくと、夕闇はすぐという時間帯に突入する。

 人っ子一人いないほぼ真っ暗に近い公園は、かなりスプーキーで自然とスピードも上がる。ゴールのもみじ林前もいつの間にか通過する始末w

 公園バス停にさしかかるも終バス到着まで少し時間があるので、欲張ってひとつ先の梅林口バス停まで歩き、終着点とする。

 仲間に下山報告をし、真っ暗闇の中、バスの到着を待つ。

 5分ほど到着の遅れたバスに乗り、修善寺駅に到着したのは18:00頃になった。

 この日の総平行移動距離は42.27km、総上昇距離は1804mだった。

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ガーミン実測値

 本日の実測タイムは、以下の通り。

 09:07 天城峠バス停発

 09:13 旧天城トンネル北口園地

 09:24 天城峠

 09:42 古峠

 09:57 二本杉峠(旧天城峠)

 10:08 滑沢峠

 10:26 三蓋山

 10:30 三蓋山の山名標識

 10:39 ツゲ峠

 10:44 長沢頭

 11:04 猫越峠

 11:11 水吞頭

 11:18 猫越岳

 11:21 猫越岳山頂の池

 11:27 猫越岳展望台着

 小休止

 11:35 猫越岳展望台発

 11:45 後藤山

 11:54 仁科峠展望台

 11:57 仁科峠

 12:08 風早峠

 12:19 宇久須峠

 12:42 魂の山

 13:01 土肥峠

 13:12 南無妙峠

 13:24 吉奈峠

 13:33 棚場山

 13:55 船原峠

 14:30 土肥駐車場

 14:37 伽藍山

 14:41 小土肥駐車場

 14:49 古稀山

 14:54 戸田駐車場

 15:05 達磨山

 15:15 あせびヶ原駐車場

 15:22 小達磨山

 15:29 三等三角点石原沢

 15:34 戸田峠着

 小休止

 15:50 戸田峠発

 16:06 だるま山高原レストハウス着

 小休止

 16:15 だるま山高原レストハウス発

 17:15 もみじ林前着

 公共交通機関を利用したアプローチゆえに、終バスの時刻に追われる山行となった。

 平地と下りの大部分は、走った気がするが無事に予定時刻内にゴールできたのは素直に嬉しい。

 10月下旬でも温かい気温の中での伊豆山稜線歩道は、アップダウンも少なく、吹く風の涼しい最高に気持ちの良い山行となった。


駒ヶ根高原スキー場~空木岳~檜尾岳~宝剣岳~木曽駒ヶ岳~コガラ登山口

2020年09月29日 | 登山

 最近、新しい山へ行っていないなと思い始めていた。2回目、3回目となる山が多い。

 良く知った山なら下調べもなくサッと行って帰ってこれるし、単独行かつトレーニング目的で行くことが多いのが理由。

 9月後半になって都内も随分涼しいので、標高の高いエリアだとテン泊もツラそう。

 少しでも標高の低い中央アルプスなら、そんなに寒くないだろうし、どうせ行くなら縦走が良いと思う。

 そんな独り言から、空木岳を起点に木曽駒ヶ岳まで行って、頂上山荘にテン泊して翌日に下山する計画を実行することにした。

 実行日は、2020年9月26日の土曜日。

 駒ヶ根へのアプローチは、中央高速バス。バスタ新宿を18:35に出発、駒ヶ根バスターミナルに到着したのは、22時20分頃になった。

 バスを下車した後は呼んでいたタクシーに乗って、駒ヶ根高原スキー場登山口に到着したのは、22:40頃になった。

 あたりは真っ暗でヘッ電がないと何も見えない。

 タクシーの運ちゃんから、3週間前にクマが出たのに怖くないのか?と質問されるも、う~ん怖いですねwと普通に答えるしかない。

 タクシーを降りたすぐヨコが駒ヶ根スキー場の登山道入口だ。タクシーが去った後は、漆黒の闇に包まれ、ヘッ電が唯一の光源となる。

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この看板が目印。タクシー横付け可能

 熊鈴をリンリン鳴らしながら高度を上げていく。

 暗闇の中なので、ヘッ電の照射範囲しか目視できないが、白樺の樹林帯は良い雰囲気。

 池山尾根水場に到着後、1L水筒に水を補給する。ザックの中には、ハイドレに1.5L程度水を入れているので、水は合計2.5Lという状態。

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最初の給水ポイント

 稜線に上がると水場が限られるので、多めに持ち歩くことにする。

 順調に高度を上げ、03:30頃に到着した空木岳避難小屋で出発間際の若者に中で仮眠できるか聞いたところ、宿泊客は多いが起床し始めている人もいるので大丈夫と思いますとのこと。

 出立の準備でガサゴソする中だと流石に寝られんだろうと思い、お礼を言ってすぐに出発した。

 真っ暗なのでカールを実感することなく通過し、空木岳の山頂に到着したのは、04:30頃になった。

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真っ暗なので空木岳の魅力が分からないまま進む

 頂上は、風が強く、防寒テムレスをしていても指先が少しジンジンする。岩陰の水たまりは、凍っているが、寒さは日の出までの辛抱だろうと、写真を撮って次のピークである東川岳を目指す。

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夜明け前

 空がだんだん明るくなり、進行方向に宝剣岳の頭が見えてくる。とりあえずの目標地点を目視したものの、この後から岩場が続き、スピードを全く上げられなくなる。

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夜明け前の宝剣岳方面

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夜明け後の宝剣岳方面

 足を滑らせたら5mは滑落するような絶妙な?段差が随所に出てくる。

 目印のペンキが有ったり無かったりで、どっちへ行ったら良いのか迷う。

 ハイマツのすぐ横がタマヒュンの崖だったりするので、気持ちも焦る。登ったら下降させられるの繰り返しで、地味に体力を使う。

 岩場注意は分かってはいたけど、ここまで厄介な岩場は想定しておらず、眼下に木曽殿山荘が見えてホッとする。

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眼下に木曽殿山荘

 木曽殿山荘到着後は、西側斜面下の義仲の力水で給水アゲイン。太さで言うと鉛筆2~3本分くらいの水量。冷たくて美味しい。

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チョロチョロだけどありがたく頂戴する

 山荘から水場まで往復16、17分くらいの距離だったと思う。

 山荘に戻り、パンとサラミの朝食をとる。

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木曽殿山荘から見た雲海

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木曽殿山荘ヘリポートはエッジがすぐ近く

 黒テムレス、レイン上着をザックにしまって、次の頂きを目指す。

 大きく登って、小さく下がり、小さく登って、大きく下がる。途中は、相変わらず段差の大きい岩場が連続する。ヨコは短いが、タテ(累積標高)が長いのが中央アルプスの特徴である事を身を持って体験する。

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東川岳山頂。陽が高い

 テン泊装備と過剰なまでに用意した防寒グッズ、火器一式、2日分の全身着替えの重量は、食料を含めるとざっくり13kgあった。水2Lとしても、合計で15kgの装備は重い。

 久しぶりのテン泊ゆえに、軽量化を完全無視したことを大後悔するも、前に進むしかない。

 唯一のご褒美は、延々と続く稜線とマーベラスな景色。冷たい風も心地よい。

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どっしりとした山容の御嶽山

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熊沢岳山頂

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宝剣岳の頭が見える

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ガスが出てきた

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左の高いピークが檜尾岳

 檜尾岳に到着すると、TJARの選手と遭遇。声を掛けて握手してもらう。

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檜尾岳山頂に到着。人も増え始める

 色々とお話しを伺い、中央アルプスにはトレーニング目的で相当通っておられるようで、自分との経験値、体力の違いを痛感する。

 それと、水分補給と行動食の少なさにはびっくりした。渇きと飢えに対する耐性を身に付けて、軽量化も図っていることが良く分かった。

 荷物もコンパクトだし、何もかもが大違い。百聞は一見にしかずで、リアルTJAR選手と出会えた幸運に感謝する。

 途中で摂取したカフェイン入りのショッツがかなり効いていて、眠気はゼロ。眠たければ檜尾避難小屋で仮眠を取ろうと思っていたが、避難小屋もパスして宝剣岳を目指して出発する。

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雲の上がってきた熊沢岳(振り返り)

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濁沢大峰。ガスに巻かれる

 西に見える三ノ沢岳のエッジの効いた稜線が迫力満点ではあるが、アップダウンは続く。

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島田娘ノ頭(たぶん)

 千畳敷への分岐点で身支度するカップルにどちらへ行くか聞いたところ、宝剣行きます!と気持ちの良い返事が返ってきた。

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いざ、極楽平へ

 破線ルートの宝剣は初めてなので、少しビビりながら極楽平に到着。縦走路ラストの岩場となる宝剣岳山頂へアプローチを開始する。

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宝剣岳全貌。岩の塊

 遠目にみると随分と鋭角な登りに見えるが、鎖、金具、岩場とホールドは沢山。天狗の評定(妙義山)とクレイジーマウンテンを経験してるからか、トリッキーさは感じない。

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ホールドはたっぷり

 とは言え、高度感はバッチリ。鎖場渋滞も頻発するので、のんびりと登る。

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眼下にホテル千畳敷

 山頂直下の岩くぐりを抜けて宝剣山頂に到着したのは、12:30頃になった。

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くぐります!

 宝剣山頂を降りた後は、中岳へ。そして、13:10頃に頂上山荘に到着する。

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宝剣岳途中から見える宝剣山荘と天狗荘

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空気が薄い

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頂上山荘を目視

 ここで予定通りテン泊するか、このままのペースで下山するか逡巡する。

 木曽駒ヶ岳まで行ってしまうと2日目のハイライトはなし。下山するのみ。夜は寒いだろうし、眠気はゼロだし、体力も大丈夫そうなので、下山決定!

 仲間に下山する旨の業務連絡を行った後、木曽駒ヶ岳を経由して、予定していた福島Bコースの下山路を行く。

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にくごろーの木曽駒ヶ岳

 玉乃窪山荘の手前あたりから、空からゴロゴロと音がして、大粒の雨が降り始める。

 レインを着て進軍を続けていると、雨は雹に早変わり。BB弾の大きさの雹がバラバラと降ってくるし、空のゴロゴロドーンも酷い。

 稜線から標高を下げれば大丈夫だろうと判断し、バラバラと雹の降りしきる中、ノンストップで下山を続ける。

 八合目あたりで雨はやんだものの、岩場は超絶スリッピーな状態に。2、3回は岩の上で大ゴケしたと思う。

 ケガする程ではなく、尻餅程度ではあったが、ザックが良いクッションになってくれた。

 七合目避難小屋に到着したのは、15:20頃だが、この頃から幻覚が始まる。

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七合目避難小屋はとてもキレイ

 大きな岩が小屋に見えるし、朽ち果てた木が人の顔の彫刻にも見える。

 長い下山路を無事に下り、渡渉ポイントに。

 お手製の岩を積んだ渡り廊下は、雨のせいなのかほぼ水没しており、ドボンは不可避の状態。スリップするよりましと考え、シューズ半分くらいドボンしながら無事に渡渉する。

 車が見えてくると、そこがゴールのコガラ登山口となる。

 七合目避難小屋で会話したお兄さんとお別れの挨拶をして、舗装路を進む。

 予定していたバス停がどんでもなく遠いところにあることが分かり、結果、タクシーを呼び、18時頃に回収してもらう。木曽福島駅に到着したのは、18:30頃になった。

 木曽福島駅周辺に立ち寄り湯がないため、駅舎で全身を着替えて、駅の対面にあるお土産屋で缶ビールを2本買い、祝杯をあげる。

 水分を摂り過ぎたためと思うが、胃をやられていて、ビールがぜんぜん美味しくない。

 木曽福島駅19:07発のJR特急ワイドビューしなの21号に乗車、塩尻でJRあずさ58号に乗り換え、途中で人身事故による停車もあって、新宿駅に到着したのは23:30頃になった。

 この日の総平行移動距離は34.78km、総上昇距離は3510mだった。

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ガーミン実測値

 以下、実測タイム。

 22:43 駒ヶ根高原スキー場発

 23:29 空木岳登山道取付地点

 23:34 空木岳登山道入口

 23:47 空木岳登山口駐車スペース

 23:49 林道終点

 23:59 タカウチ場

 00:43 池山尾根水場着

 小休止

 00:52 池山尾根水場発

 01:17 尻無

 01:25 マセナギ

 02:07 大地獄

 02:14 小地獄

 02:37 ヨナ沢ノ頭

 03:17 空木平カール分岐点

 03:32 空木岳避難小屋着

 小休止

 03:36 空木岳避難小屋発

 03:59 空木平カール

 04:23 駒峰ヒュッテ

 04:30 空木岳

 06:06 木曽殿山荘着

 大休止 義仲の力水へ

 06:46 木曽殿山荘発

 07:10 東川岳

 08:15 熊沢岳

 09:26 檜尾岳着

 小休止

 09:51 檜尾岳発

 10:51 濁沢大峰

 11:52 島田娘

 11:59 極楽平

 12:05 サギダルの頭

 12:10 三ノ沢分岐

 12:32 宝剣岳

 12:51 宝剣山荘

 13:01 中岳

 13:09 頂上山荘着

 小休止

 13:21 頂上山荘発

 13:33 木曽駒ヶ岳

 13:38 頂上木曽小屋

 13:53 玉乃窪山荘

 14:42 八合目水場

 15:23 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋

 16:47 幸ノ川渡渉地点

 17:09 福島Bコース・茶臼山分岐

 17:13 コガラ登山口着

 カフェイン入りのショッツは、思いのほか効果てきめんだった。恐ろしいほどに眠くならない。これは、次回の夜山行に必ず持参したい。

 胃をやられたのは初めてのケースではあるが、水の飲み過ぎには注意。ロングコースの場合、スポドリを持参するのが良いかもしれない。

 毎回反省するけど、やはり軽量化なんだろうな。


高尾山口〜高尾山〜景信山〜陣馬山〜浅間峠〜丸山~数馬峠〜数馬の湯

2020年09月15日 | 登山

 2020年9月13日、曇りのち雨予報の中、高尾山口駅から数馬の湯を目指すことにした。

 約2週間前の丹沢縦走の数日後、ひどい筋肉痛になってしまった。

 山へ行かなかったことが原因なので、天気はいまいちではあったけど、トレーニングを目的に高尾山口駅スタートのロングへ出かけることにした。

 ゴールは、最後に風呂に入れる数馬の湯とした。

 オンラインの地図で見ると、CTはざっくり14時間半程度。

 天気予報では遅い午後から雨ではあったが、最悪、藤野駅かバスの通る秋川方面へエスケープすれば良い。

 今回のコースは、都内からアクセスが良く、人里まで近く、適度なアップダウンがあり、温泉に最後入れるのが良いところ。

 微妙な天気ではあったが、高尾山頂からの富士山を期待して、06:50頃に高尾山口駅をスタートする。

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皆さん出発した後の閑散とした高尾山口駅

 スタート時はまだ雲は少なく、山頂からの富士山を期待する。

 今回は、稲荷山コースから途中6号路に入り、高尾山頂を目指すことにした。

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太陽に照らされる稲荷山コース

 ガスが出る前にひと目富士山を見たい一心で、早いペースで進む。

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新宿方面は、雲多し

 予定通り、6号路へ進路変更した後は高尾山頂へ。

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人は少なく、標識を独り占め

 そして、待望の富士山とご対面かと思いきや、富士山方面は真っ白けという有様。

 本日のルートのハイライトだった高尾山頂からの富士山ご対面は無しとなり、気分はブルーに。丹沢からの2連敗は、残念。

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ガッスガスの富士山方面

 トレーニングといっても多少のお楽しみがあっても良いものの、これから先はほぼ眺望なしの低山ハイクとなる。

 モチベをどれだけ保てるのか、これもトレーニングのひとつと割り切って前に進むしかない。

 待っても晴れる気配なしなので、陣馬山方面へ進軍を始める。

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ガスの立ち込める陣馬山方面

 トレランの人達に追い越されながら、城山を経由して景信山へ。

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ガスでここも眺望ゼロ

 進むほどにガスに巻かれるw

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これはこれで良い雰囲気

 景信山と陣馬山の中間あたりで、「堂所山はあっち」の標識を発見。

 100m遠回りして、堂所山に到着する。

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お初の堂所山

 陣馬山に近づくと登山客が増え始める。

 登山路は、前日の雨で水たまりアンド泥だらけかと思いきや、それ程でもなくスリップなしで陣馬山に到着する。

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陣馬モニュメント。ここも白黒の世界

 陣馬山頂から少し下がった所のベンチでおにぎり休憩を入れる。

 ベンチがほぼ埋まる程度のお客さんの数。おじさんの缶ビールがめちゃウマそう。

 下山後のビールを楽しみに先へ進む。

 陣馬山を降りた後の和田峠から先は、すれ違う人もぐっと少なくなる。

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太陽がどこにあるのかも分からない

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モノトーンの世界が広がる

 今回、意識したのは給食のタイミング。

 大した事ではないが、1時間に1回、大豆系プロテインバーを食べること。

 災害用の非常食?で余った分を家族が大量に持ち帰ったので、それを持参した。

 結論として、味は飽きるが補給食としては十分な感じ。ジェルよりも甘くないし、腹持ちが良い。

 食べると意識もハッキリするのが分かるので、定期的な糖分補給はやはり良い(血糖値が下がるのを防止する)のだろう。

 醍醐丸手前から陽が出てくる。

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久しぶりの太陽光

 足元も明るいし、遠くまで見渡せるのは、気分的にも良い。足取りも軽い。

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明るいのはイイ

 良いペースなので、補給は歩いたまま行う。

 午後の天気が気になるので、平地と下りはスピードを上げて進む。

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連なって行く山なのか、連行される山なのか

 そして、生藤山へ到着する。

 到着予定時刻12:43に対して、到着したのは11:32。なかなか良いペース。

 体力、気力ともに大丈夫なので、短いおにぎり休憩を入れた後、すぐに出発する。

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山女子2人がランチ中だったので、つられておにぎりタイム

 ガスのない登山道は、気持ちが良い。天気が良いうちに距離をかせぐ。

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誰もいない山頂

 しばらくすると、またガスってきた。雨だけは降らないで欲しい。

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またガスが出てきた

 ガスガスの中、うっすらと東屋が見えてきたら、そこが浅間峠。人影はない。

 ここを降りると上川乗のバス停に出るが、天気も大丈夫そうなので進軍を決める。

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東屋はスルー

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ここを下ると上川乗バス停に合流する

 そして、ハセツネコースに合流する。

 ハセツネは、0次関門を突破して本選に行くことが決まったのにレースが中止というオチ。

 またいつかエントリーしたい。

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見覚えのある標識

 14時半頃だと思うが、ガスが濃くなり、登山道は真っ暗に。

 雨に降られてもゴールは近いので、雨覚悟で先へ進む。

 本日最後のピーク丸山に到着する。

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名前の通り丸くて広い山頂

 暗い中、撮影に夢中の中年男性を発見。

 デニムと白シャツのいで立ちが周囲と物凄くアンマッチしていて、軽くビビる。

 ショックのためというのはウソで、足元を見ていなかった不注意により、踏み跡を見逃してあさっての方向へ下山してしまう。

 ふかふかの地面に違和感を感じて、山頂へ引き返して事なきを得るが、デニムの中年さん、大丈夫かなとちょっと心配に。

 山頂に戻り、すれ違いざまにこっちが登山道ですよと伝えるも、撮影に夢中で生返事。

 まあ、ここまで来ているのだから大丈夫だろうと考え、ゴールの数馬の湯を目指す。

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お風呂はもうすぐ

 途中、藪が濃くなるが、道ははっきりしており、問題なし。

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柔らかい踏み心地

 あまり情報がなく、踏み跡があるか心配だったけど、この通り、細い登山路にしっかりと踏み跡がついている。

 細い登山路は、やがて本格的なダートの下り坂に変わる。

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最後の看板

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そして、ゴールに到着

 自動車の音が聞こえてきて、無事にゴールの数馬の湯に到着する。

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ガーミン実測値

 数馬の湯の到着は、14:50頃になった。

 外の水道で、靴とストックを軽く洗って、いざお風呂へ。

 友人に下山報告をして、まったりお風呂、そしてビールタイム。

 温泉センター(数馬の湯)16:08発の武蔵五日市駅行きのバスに乗っている間に、M店主から新宿で反省会の業務連絡が入る。

 後で分かったのだが、N田氏の案内のもと、輪行で茅野駅まで行き、八島湿原、車山高原、霧ヶ峰を経由して松本駅までサイクリングをした帰りだったとのこと。

 輪行、湿原、サイクリングとは、なんとも優雅な響き。ブルジョアの香りがする。

 ということで、3人集まり、新宿駅近くのいつもの店で反省会を行った。

 山談義をサカナに1時間半ほど美味しいビールを頂き、帰路についた。

 この日の総平行移動距離は35.51km、総上昇距離は2600mだった。

 06:51 高尾山口駅発

 06:54 高尾山・清滝駅

 07:16 稲荷山

 07:29 稲荷山コース高尾林道分岐

 07:40 高尾山

 07:47 もみじ台

 07:52 大垂水峠(学習の歩道)分岐

 07:58 一丁平

 08:09 五十丁峠

 08:21 小仏峠

 08:44 景信山

 08:59 72番鉄塔

 09:16 堂所山

 09:26 底沢峠

 09:32 明王峠

 09:36 奈良子峠

 09:43 富士小屋山

 09:48 13B-S-140

 09:56 陣馬山着

 小休止

 10:05 陣馬山発

 10:13 和田峠

 10:24 高岩山

 10:30 醍醐峠

 10:41 醍醐丸

 10:48 大蔵里山(東峰)

 10:53 大蔵里山

 10:57 山ノ神

 11:18 連行峰

 11:25 茅丸

 11:33 生藤山着

 小休止

 11:36 生藤山発

 11:40 三国山

 11:47 軍刀利神社元社

 11:51 軍荼利山

 11:56 熊倉山

 12:06 坊主山

 12:22 栗坂峠

 12:26 浅間峠

 12:54 日原峠

 13:06 土俵岳

 13:27 小棡峠

 13:40 丸山

 13:53 笛吹峠

 14:06 藤尾分岐

 14:14 笹ヶタワノ峰

 14:20 数馬峠

 14:52 数馬の湯着

 飲料水は、水3.0L、ポカリ500mlを携行したが、水1.0Lが丸々余った。

 行動食は、おむずび大2個と大豆系プロテインバー3本を消費した。

 このコース、お手軽な山筋トレーニングには良いかも。

 スタートは電車降りてすぐだし、最後は温泉でシメられる。

 最後の最後に欲張って都民の森まで行こうと考えたけど、風呂の気持ちよさを考えると数馬の湯をゴールにしたのは正解だった。