比較と選択

仕事帰りにスーパーへ。
雑誌コーナーで大好きなセレブゴシップ誌二冊を立ち読み。

380円だし、たまにはどちらか買うか…と振り返ると、
レンジでパスタが出来るタッパーが同価格でワゴンに積まれていたので
こちらを購入。

早速パスタ食材を買いに食品売り場へ。

野菜コーナーの狭い通路を肩を組んで歩くカップルが行く手を塞ぐ。
仲良き事は良いことだね～
っつーか邪魔だコラッ！！と目ビームを送っていると、
隣の通路には手を繋いでのんびりと歩く老夫婦を発見。
こちらにはなぜか、憧れの眼差しを送る。

パスタコーナーでは
同じ価格のパスタの内容量をじっくりと確認し、
レジ前のオススメ商品の価格をナメるように見わたしてから、
一番早く進むレジを見極め、
一番空いているサッカー台で袋詰めをする。

人生とは、比較と選択の繰り返しなのだ。

外へ出ると月がキラキラと輝いていた。

一番長く眺めながら帰れる、一本道を選んで家路についた。