世の中色んな玩具がありますけど、リアルタイムでこりゃすごいなー、と思ったおもちゃの代表各が
タマゴッチ
当時とても入手困難で、タマゴッチあげるから一発やらせて、なーんていう、なんともまのぬけたタマゴッチ援助交際、とか社会現象に。
小学生だった僕もその魅力に惹かれ、とても欲しかったことをおぼえていいる。
そんなタマゴッチを持たざる者、人にあらず、的なタマゴッチ衆生主義のなか、隣町のスーパーで、タマゴッチ抽選会が催されるという噂を聞き付け、おかんをせかし抽選会場の芦北プラザへ。
会場はお祭りでもあるのかな?と思う位の長蛇の列。
人になれるかなれないか、とは言い過ぎですが、そのくらいの緊張感で、やっと自分の番になり電子ルーレットを回す。
テレテレテレテレテレ テ テ テ テ テ ブッブー
、、、、
残念やったねー。
と落ち込む僕を慰めるおかんの声で我にかえる。
次は弟の番、
これ絶対当たらんばい、とか、タマゴッチとか面白くねーし
など悪態をつく僕を尻目に期待に目を膨らませスイッチを押す弟
テレテレテレテレテレ テ テ テ テ テ
テッテレー☆
どよめく会場、
ア然とする僕。
キヤッキヤと喜ぶ弟
当てやがった、
タマゴッチというなの免罪符を。
なんで僕じゃないんだ、選ばれたのは弟なんだよ。
すごく悔しかったのを覚えている。
と同時に最高のアイディアがあたまをよぎり僕はそれを実行した。
手始めに死んだら次は俺がそだてるからね。
兄、というだけの立場を使い、理不尽な約束を弟とかわしたのだ。
田舎の情報共有システムは下手なコンピューターよりも強固な物で、
一夜明け学校に行くと弟がタマゴッチを当てた、という事をみんな知っていた。
真也君もってるんでしょー?
私も欲しいんだー。
なーんていう具合に、
挨拶がわりに言われる。
うんざりして学校から帰ると日中はおかんが育てる事になっている、昨日生まれたばかりのタマゴッチを世話するから貸して、と弟の目を盗み拝借。
それから僕は隠れながら生まれたてのタマゴッチにケーキを食べさせ続けた。
ボタン連打、体重が増え続ける電子ペット。
弟に、えさあげといたから、などとタマゴッチを返し何くわぬをし、業にまみれた作業を続けること四日位が経過した頃、ある変化が、、、
なんこれー!
と驚く弟のタマゴッチを覗き込むと、
画面一杯にただのまると、目。
なんとも不細工なものに進化していた。
デブッチ。
弟の赤ちゃんタマゴッチは僕の目論み通り不健康な進化をとげたのだ。
しめしめ。
その後もケーキを与え続け、デブッチはついに死んでしまった。
きっと肝臓はフォアグラの様になっていたことだろう。
墓場の前にたたずむ幽霊になってしまった電子ペットを目の当たりにすると急に罪悪感が込み上げる。
結局自分が育てる番になってもやる気がおきず、弟がもう一度育ててきちんと進化して大往生をとげた
この罪悪感をバンダイがねらってタマゴッチを作ったのだとしたら、頭が下がります。
おもちゃに死の概念をとりいれる。
様々な面でみて画期的なおもちゃだったんだなー。
その後
オスッチメスッチという交尾できるタマゴッチあたりからタマゴッチは衰退。
最近再燃した様だがまためっきり聞かなくなった。
あと当時、ギャオッチなるニセタマゴッチがあって、それを持ってた人を内心馬鹿にしてたのは内緒の話しです。
チャオもといこんにちは、きんでした。
タマゴッチ
当時とても入手困難で、タマゴッチあげるから一発やらせて、なーんていう、なんともまのぬけたタマゴッチ援助交際、とか社会現象に。
小学生だった僕もその魅力に惹かれ、とても欲しかったことをおぼえていいる。
そんなタマゴッチを持たざる者、人にあらず、的なタマゴッチ衆生主義のなか、隣町のスーパーで、タマゴッチ抽選会が催されるという噂を聞き付け、おかんをせかし抽選会場の芦北プラザへ。
会場はお祭りでもあるのかな?と思う位の長蛇の列。
人になれるかなれないか、とは言い過ぎですが、そのくらいの緊張感で、やっと自分の番になり電子ルーレットを回す。
テレテレテレテレテレ テ テ テ テ テ ブッブー
、、、、
残念やったねー。
と落ち込む僕を慰めるおかんの声で我にかえる。
次は弟の番、
これ絶対当たらんばい、とか、タマゴッチとか面白くねーし
など悪態をつく僕を尻目に期待に目を膨らませスイッチを押す弟
テレテレテレテレテレ テ テ テ テ テ
テッテレー☆
どよめく会場、
ア然とする僕。
キヤッキヤと喜ぶ弟
当てやがった、
タマゴッチというなの免罪符を。
なんで僕じゃないんだ、選ばれたのは弟なんだよ。
すごく悔しかったのを覚えている。
と同時に最高のアイディアがあたまをよぎり僕はそれを実行した。
手始めに死んだら次は俺がそだてるからね。
兄、というだけの立場を使い、理不尽な約束を弟とかわしたのだ。
田舎の情報共有システムは下手なコンピューターよりも強固な物で、
一夜明け学校に行くと弟がタマゴッチを当てた、という事をみんな知っていた。
真也君もってるんでしょー?
私も欲しいんだー。
なーんていう具合に、
挨拶がわりに言われる。
うんざりして学校から帰ると日中はおかんが育てる事になっている、昨日生まれたばかりのタマゴッチを世話するから貸して、と弟の目を盗み拝借。
それから僕は隠れながら生まれたてのタマゴッチにケーキを食べさせ続けた。
ボタン連打、体重が増え続ける電子ペット。
弟に、えさあげといたから、などとタマゴッチを返し何くわぬをし、業にまみれた作業を続けること四日位が経過した頃、ある変化が、、、
なんこれー!
と驚く弟のタマゴッチを覗き込むと、
画面一杯にただのまると、目。
なんとも不細工なものに進化していた。
デブッチ。
弟の赤ちゃんタマゴッチは僕の目論み通り不健康な進化をとげたのだ。
しめしめ。
その後もケーキを与え続け、デブッチはついに死んでしまった。
きっと肝臓はフォアグラの様になっていたことだろう。
墓場の前にたたずむ幽霊になってしまった電子ペットを目の当たりにすると急に罪悪感が込み上げる。
結局自分が育てる番になってもやる気がおきず、弟がもう一度育ててきちんと進化して大往生をとげた
この罪悪感をバンダイがねらってタマゴッチを作ったのだとしたら、頭が下がります。
おもちゃに死の概念をとりいれる。
様々な面でみて画期的なおもちゃだったんだなー。
その後
オスッチメスッチという交尾できるタマゴッチあたりからタマゴッチは衰退。
最近再燃した様だがまためっきり聞かなくなった。
あと当時、ギャオッチなるニセタマゴッチがあって、それを持ってた人を内心馬鹿にしてたのは内緒の話しです。
チャオもといこんにちは、きんでした。
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