男のエコクラフト

ここ最近さぼり気味…

石畳実験(つづき)

2006-03-13 04:01:48 | エコ雑記
今日は状差し完成予想の1/4スケールで実験しました。
実験のポイントは以下の2点。

 1) 縦のひも幅のみを減らしたらどうなるか?
 2) 幅がせまいので、底の始末を最後にできるか?

状差しなので、手紙入れる部分の口が手前に傾斜しているほうがいいんだろうなぁと思い、上からひも幅を減らす編み方にチャレンジしました。ただし、横のひも幅は変えずに側面の縦だけひも幅を減らすという変則的な編み方です。

本に載っていた編み方だと縦と横のひも幅を比例して少なくしていますが、状差しでは前面、背面のコマを同じ大きさで下まで編みたいため、あえて側面だけに限定してます。「別に同じひも幅じゃなければいけない、ということもないだろう」ということで実験してみたところ…。

こんな感じになりました。
側面の縦ひもを1本づつ減らしているわりに、思ったほど傾斜が付きませんでした。わかりづらいので携帯入れてみましたが、気持ち傾いている程度なのがわかるでしょうか?まぁ、これは減らす本数が増えれば傾斜も大きくなるからいいとして。

問題なのが「底の始末」でした。
一言で言うと…


無理で~す(T▽T)


そもそも底が2×8コマしかないので手が入らないんです。ピンセット、ラジオペンチ、目打ちなどを総動員すればなんとかなりそうな気もしますが、手が2個じゃ足りない。手術みたいに助手付けないとこれは無理だなぁ。という結論に達しました。
写真は底の始末が出来ていない状態なのでテープがはみ出てますが、これのおかげで「自立」している姿がまた悲しみを誘います…。

底面のコマ数を増やせば作業しやすいんだろうけど、本番サイズの状差しでも許される幅ってそんなに大きくないだろうから「石畳編みで状差しは断念」することにしました。

簡単にはいかないなぁ。恐るべし石畳編み…。