吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

火の酒

2006年12月05日 | 
出かけたときに、ちょと近所では見かけないお酒を買ってきました。

これがスピリタス!最強の酒です。アルコール度は実に96%! 蒸留の限界です。
ウォッカ(最近はより正しい発音でヴォトカなんていわれるようですね)に分類されます、ポーランド産なので、ヴートゥカですかね。
この手のスピリッツ(蒸留酒)の飲み方は、中国、ロシア、東欧共通で、小さなグラスか杯で、乾杯のかけ声とともに一気にあおり、水などを後から飲みます(チェイサーですね)。

まあ、そんな飲み方はしませんけどね。
第一、この酒は家内の管理下にあるので、僕は承認なしには飲めません。
漬け物や味噌にカビが生えた時の殺菌とか、ホワイトリカーのアルコール度を上げるときとか、果実酒用(アルコール度が高いと糖分なしでもエキスが良く出るので)、傷の消毒用(その際は80%程度にすると殺菌力が強くなるらしい)、燃料、そして飲用と、実に利用範囲が広いのですが、飲用の順位は最下位なのです。

僕も昔は毎日飲んだくれる方だったのですが、この頃は、ひと月のうち飲む日は5日以下ですね。
僕は、酒好きなのであってアルコール好きなのではありません。
それなりの場や機会や気分の時に飲みます。
なんてね、飲みたいだけ飲んでいたらお金がいくらあっても足りません。それなりの肴(また結構うるさかったりする)も欲しいですし。

様々な成分、アルコール(エタノール以外にも入っているらしい)を含む醸造酒よりも、エタノール純度の高いスピリッツ類の方が、肝臓としては分解し易いそうです。
たしかに、日本酒やワインの方がアルコール量のわりには翌日残る気がします。

というわけで、今日も飲まずに寝ます。

スピリタスで火事になった事例があるそうなので、要注意!
神戸市消防局のサイト。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/48/life/9sake15.html


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (チッチの父)
2006-12-06 18:54:22
Mixiの足跡からまいりました。
ひろにゃん さんのトップ画像に御座いますような、足踏み式ふいごの楽器も作ってみたいと思っています。
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ようこそ! (ひろなん@風琴屋)
2006-12-06 19:05:37
チッチの父さん、ようこそ!
あのオルガンは4フィート1列ですが、あのデザインで8、4の2列まではやってみたいですね。
モーターのノイズがないというのは、とても良いです、特に小さなスペースで鳴らす楽器には。
いずれ、まずは1列のオルガンからですが、設計が確定したら公開するつもりです。
パイプオルガンの普及が僕の目標ですから。
また、どうぞ!
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おぉおぉっ。 (ペコちゃん)
2006-12-09 01:05:15
火のお酒、割らずに飲んだら火吹きますか?大道芸人みたく。
正にゴジラ酒。。ΣΣΣ===(゜■゜)
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トカゲ酒なら (ひろなん@風琴屋)
2006-12-10 15:07:40
ペコちゃん、ようこそ!

実は、中国の薬酒も買っていたんですね。
しっぽの長いトカゲがつがいで2匹入っているヤツ。
さて、いつ開けようかな。
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