吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

物語の終わり

2016年03月15日 | 趣味

コンビニでつい買ってしまった本

70年代からのマンガ、ゲーム、ドラマなどのトラウマというかトンデモというかそういう最終回の話が100。
いや、なかなか面白かった。。ステマじゃないよ! 買わなくても良いからね。

当時、関心をもっていたマンガが、しばらく見ないうちにいつの間にか終わっていて、しかもそれがトンデモな終わり方でショックだったりします。スケバン刑事なんかね。

掘り下げが浅かったり、正確ではない記述も目立ちますが、最近の出版物にはよくあることです。

少年誌連載のマンガによくあるのは、単に不人気で打ち切り。
それと(特に少年ジャンプで)、人気が出て、アニメ化、実写化されて有名になって、ストーリーを無理やり引き伸ばして、何故かバトル物になってその果てにストーリーがパターン化して人気が落ちて打ち切りというのがありますね。

作者事情の打ち切り理由は、病気、死亡、モチベーション低下など。
株で儲けたゆえのモチベーション低下というのもありました。
うーん、創作者にはハングリーさが必要なのかな。 

マンガの終わり方でしばしばあるのはすべて夢だったという終わり方、いわゆる「夢オチ」。
長期連載の作品でこれをやられるとイヤですねー。
登場人物に対する思い入れがみんな否定されたようで。
確かに強引にストーリーを終わらせたい時には便利な手法ではありますけどね。
個人的には強引に終わらせるよりは、「オレたちの戦いは始まったばかりだぜ」みたいな続く形の終わりの方が良いと思います。
もし再開する時、「死んだはずでは?」「バリツで助かったのだよ」みたいな言い訳をしないで済みますし。
ただ、この言い訳が時に面白かったりするのです。 

見てはいなかったけれど、当時話題になってタイトルを知っている程度のトレンディドラマ(死語)のいくつかがかなり壮絶な最後だったとか。
主な登場人物が全員死亡ってわりとあったのですね。
いきなり刺されて死亡とか、突如の病死とか、伏線なしで。

物語は終わる。何らかの形で。
人生という一度きりの物語を生きる僕たちに様々な思いを残して。
時にはトンデモな終わり方、えーっ、そりゃないよ~という思いも。


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