吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

軽トラプチピンチ

2020年12月08日 | 

オレの夜は暗い……。

そう思った。最初は。

軽トラ「ビルダー号」は見事に任務を果たし、夜の中央トールウェイを西に走っていた。

現場で展開して木工をしているところ

双葉あたりで何となく感じたのであった。

暗い……。

オレの夜は暗い。

いやいや、暗いよ、普通に暗い。

チャージウォーニングランプ(充電警告灯)は点いていない。
だがしかし、ヘッドライトが暗い。ちゃんと充電してない。

韮崎で下りて傾斜のあるコンビニの駐車場で下り坂方向に頭を向けて停車。
あぶなかった。最後はウインカーも点かなかった。

シートを上げてエンジンを見ると発電ベルトはゆるそうだが回ってはいる。
エンジンを止めてみる。セルは回らない。

とりあえず調整幅はまだ十分にあるのでベルトを張ってみる。
その後、坂を利用してエレガント押しがけ。
おお。ライトが明るい!

つまり、ベルトの張りが弱くて発電機が十分に発電せず、充電警告灯が点かない程度には発電しているけれど、ヘッドライトを点け、バッテリーに充電できる程には発電していなかった。
例えるならば、仕事はしているけれど稼ぎが決定的に足りないという何か心が痛くなる状況のようなものだ。

ベルトが滑るとキュルキュルいったりするものなのだが、静かに滑ることもあるのだな。

ま、この程度はプチピンチだな!


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