見出し画像

ばりん3g

幸せに生きたいなら、寝ろ。

2017年に発表された論文は「睡眠障害は短期的にも長期的にも多種多様な悪影響を及ぼすんだぞ夜更かしするんじゃねぇ!」と脅しをかけている。

 

私もこの脅しに加勢しよう。

今から睡眠不足や睡眠障害になるとどういった影響が出るのかを列挙する。心して聞くがよい。

 

まず睡眠不足により認知機能・記憶能力・情緒的機能が低下したり混乱したりする。 これによるわかりやすい悪影響の例は「対人関係がうまくいかなくなる」だ。他人の気持ちに共感しづらくなったり、感情の制御ができず暴走したり、会話できたものではない。

また認知機能の低下は成績や生産効率にも直接的な影響を与える。 簡潔にいうと、寝ないと成績が下がる。しかも成績が下がったことにより寝れなくなり、寝れなくなったから成績が下がり……なんて無限ループ付き。

そして睡眠不足は生理現象のリズムをも狂わし、循環器系や消化器官にダメージを与え、結果的に死亡率を大幅に上昇させる。睡眠不足や睡眠障害は目に見える形での脅威にもなる。

こんな状況になってしまえば当然、幸福感や自尊心は『それどころではない』状態になる。 湧き出る要素も、見つける能力もない中でどう幸福であれと?

これでもまだ『片鱗』程度だ。

これ以外に、これ以上に睡眠不足や睡眠障害への理解を深めれば深めるほど

「この世の悪すべて睡眠不足のせいだ!」

と決めつけてしまいたくなる。睡眠不足はそれほどの悪影響を及ぼすのだ。

 

「ボクは〇時間しか寝てないんだぜ!」なんて自慢をする人は、きっと認知能力が極限まですり減った方々なのだろう。可哀そうに。

そんな可哀そうな方々にならない対策はただ1つ。

 

寝ろ。

 

 

参考文献

Goran Medic et al. (2017) Short- and long-term health consequences of sleep disruption.


論文を参考にいろいろ喋るブログです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旧記事群」カテゴリーもっと見る