走り納め

と言っても今日の話題じゃないです。昨日、675で行こうと思ったのが走り納めのつもりだったのですが、あんなわけで行けなくなったので、急遽V11に車両を変更して湾スカに行ってきたのです。・・・全然懲りてないですよねw

もちろん、675転倒の原因は99%タイヤにあったわけで、V11も銘柄こそクオリファイアということで別物ですが、バイクと地面とのただ2つの接触点であると言う点には変わりないわけで、その2点に信用がおけなくなってしまうとバイクで走ることが恐ろしくて仕方ありません。・・・・・・通常の人は。

私も走り出しこそ通常の人並みにびびっていましたが、交差点を2つ3つ超えると「あ、今度は滑らないや」と徐々に安心を取り戻します。なんかアホですね。もうちょっと引きずった方が良いんじゃないかってくらいですw でも、こういうのを引きずらない鳥頭だからこそ、何度こけてもどんな転倒をしてもバイクに乗り続けているのかなぁ、とも思います。それを今は幸せなことだと思っていますが、最大級の不幸せ(大事故・死亡事故)に至らないよう、引きずらないけど反省は生かそう、とは思っています。

さて、ここで感心したのはツインバイクのパルス感です。不等間隔の爆発感がツインの鼓動感としてよく語られますが、このパルス感のおかげでリヤタイヤが地面をしっかり捉えてくれている気がします。これのおかげでもあるんでしょうね、嫌なトラウマを引きずらずに済んだのは。それと昨日の考察にも書きましたがバーハンドルのポジションのおかげもあって、V11なら大丈夫、とR23に乗っている頃にはほぼいつもどおりに戻っていました。

そしてR23の途中で偶然ひらかわさんと合流したり、湾スカに着くと今日はイシカワさんとおこまRR君がモタード、Nさんが929でだべっていたり。既に湾スカにいた人たちには675で走り納めするよー、と言っていた手前、理由を説明してみんなに慰められていました・・・。特に転倒マスターおこまRR君や、先週転倒したイシカワさんの前だけに、ちょっと気が晴れたりw それで寒いのは寒いながらも、日差しがあったのでチョロっと流してみたのですが、やはりV11だとトラクションが段違いです。車重のせいでもあるんでしょうし、リッターVツインだからってのもあるんでしょう。タイヤも若干溶けているくらいに調子良く走れました。V11は未だ「絶対こけてはいけない仕様」なんですけどね・・・。とにかくこの寒い時期はV11か、慣れたCB400SFかに限定しようと心に誓いました。

最後に、実はこの日初めておこまRR君のニューマシン、XR250モタードをみたのですが、いや~、細部にわたり丁寧に手が入っています。で、いつものごとく試乗させてもらいましたw うーん、V11で走った後ってのもあるんでしょうし、比較対照がイシカワさんのDR-Z(400cc)ってのもあるんでしょうが、パワー感はちょっと乏しいかな。速度に応じた立ち上がりのトルクをかけようと思うと、ギヤが低すぎて速度が落ちてしまいます。逆に速度を落とさずギヤを高いままにすると、(私のイメージする)トルクをかけることができず、タイヤ任せにコーナリングしているイメージになってしまいます。(ギヤにあった速度だったら状況は別だったのかもしれませんが、そこまでは速度を上げることはできませんでした)が、特筆すべきはそのようなタイヤ任せのコーナリングでも破綻しない足回り!オフ車の足は柔らかいと言いますが、ショックを吸収しつつフルボトムしないちょうどいいバランスのサスペンション。コレはものすごく大きな武器ですね。イシカワさんのDR-Zの足にも感心させられましたし、もしかするとモタードってみんなこんなんなんでしょうか。ハスク570RやKTMの625SMCに試乗したときには、エンジンが凄すぎてそこまで感じられませんでしたが・・・。もう、とにかく面白い。スリップが気になる冬場には特に、最高の峠マシンと言えるでしょう。冬はモタード、春から秋のオンシーズンはSS。最近一気にモタードがはやる理由も深く納得です。

さて、そんな感じで675ではなかったにしても、とりあえず走り納めができました。そして今現在、今年も残すところあと5時間あまりです。ものすごくしまらない年の括りになってしまいましたが、ある意味今年を象徴しているような気もしますねw 本年は皆さんに大変お世話になりました。社交辞令ではなく、本当に深く感謝しております。来年は何一つ嫌なことがないような年でありたいですね。皆様、良いお年を・・・
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