使用感

それでは日曜日にD7000とAPO50-500OSを使った感想を・・・
(写真の整理が間に合わなかったので、実際の画像の感想は後日ということで・・・)

日曜日は、ちょっと寝過ごして、現地入りしたのが11時前。当日走ると聞いていたゆーきさんは既に2本走行が終わっていて、F4で走るのは11時枠で最後。・・・と思ったら、午後からはGBで走るそうで、とりあえず両方の走行シーンを撮れそうでほっとしました。

さて、それではと言うことで、最初はいきなりD7000と50-500を組み合わせて撮ってみることに。(ゆーきさんはGBでの走行シーンよりもF4での走行シーンの方が撮ってもらいたそうだったので、設定をいろいろいじったりD40や70-300VRとの比較のためのテスト撮影的な撮り方は後回しと言うことで)

で、まずD7000なんですが・・・シャッターボタンが軽い!軽すぎる!というのが最初の印象。店頭などでいじったときはそこまでには感じなかったんですけどね。おそらく、くそ重たいレンズを装着してきっちり支えるのもやっとの状態で、走っているバイクを追いかけて振り回しながらシャッターを押そう、なんていうシチュエーションでの指先の繊細な操作は、店頭でじっくり構えるシチュエーションとは異なる、ってことなんでしょう。でも、その後でD40を触った感触と比較すると、やはりD7000のほうがシャッターボタンが軽く感じました。半押しと押し込んだ状態との境目が若干曖昧と言うか、半押ししながら振り回していると、思っていないタイミングでうっかりシャッターを切ってしまうこともあったり・・・。これは根本的なメカニズムによるところなので、今後これが原因で泣かされることがあるかも・・・。それ以前に慣れられれば良いんですが。あ、シャッターそのもののミラーショックは重すぎず軽すぎず、だと思いました。高級機としては軽いのかも?とは思いましたが、これよりショックが重いと場合によってはぶれるんじゃないかな?D40よりは、「シャッターを切った感」はあると思います。

それ以外はまずまずの使い心地。D40に比べ、大きく重くなっていますが、気になることはありません。剛性感は感じますね。大きいから勝手にそう印象付けられるだけなのかは分かりませんが、50-500を装着したD40を持っているときよりも安定感がありました。また、設定変更の操作はD40と異なる操作も多々あって始めこそ戸惑いましたが、基本的には直感的に分かりやすくなっているので、2,3回いじっていればわかるようになりました。まだ、一旦頭の中で「WBの設定を変えるのは、このボタンとこのダイヤル・・・」と考えるプロセスが必要ですが、もう数回走行写真撮影に持ち出せば反射的に操作できるようになれると思います。同時に、D7000はD40と違ってシャッターボタンの脇にも設定を確認できる液晶画面が付いており、本体裏の液晶画面を確認する必要が無いのも・・・・・・便利なはずなんですが、こっちはD40の癖が抜け切らず、分かっていても本体裏の液晶画面を確認してしまいますw こっちも慣れだと思いますけどね・・・ 最後に、ライブビューは使いませんでした。というより、使えませんでした。これこそ「操作法は頭では分かっているんだけど、走っているバイクを追うスピードで操作は出来ない」状態。晴天下では液晶の表示そのものも見難いし、外ではあまり使えない印象ですね。ただ、やっぱりフルHDでボケを活かした動画は撮ってみたい気持ちもあって・・・いつか、いつか撮れるようになってみせます!(っていうか、マニュアル操作でライダーを追うプロはスゲーな、と・・・)

さて、今度はAPO50-500OSについて。こっちは以前の150-500の経験を活かして多少の心構えが出来ていたので、ちょっとはましだったと思います。もちろん一番の壁は、ズームリングの回転方向がニコンレンズと逆なこと。この対策として、ズームリングを回すのではなく、前玉(伸びて動く部分ね)を持って前後に動かす「直進ズーム」で操作してみたところ、少なくとも逆に回すことは無くなりましたが、ファインダーを覗きながらだと支える場所のバランスが悪くなり(左手でレンズを支えるべきなのに、その左手を動かすわけだから)、大きくぶれて、長焦点の時には被写体を追えなくなったりしました。なので、やはりズームリングを回す手法も必要であり、ここでも「慣れるしかない」という結論に・・・

手ぶれ補正は優秀ですね。70-300VRの手ぶれ補正は優秀すぎて気持ち悪いくらい(自分の手が明らかにぶれていると実感しているのにファインダー画像が止まっていると、その違和感は本当に気持ち悪いんですw)ですが、APO50-500OSの場合はそこまで極端ではないので、「ぶれないんだけど違和感も無い」というちょうどいいバランス。撮る写真のことを考えるとそりゃ出来る限りブレを補正してくれる方が良いんですが、ファインダーを覗きながら被写体を追いかけてカメラを振り回す撮りかたの場合は、自分の目で見ているかのような違和感の無さがより良いと思います。あ、もちろん70-300VRでも走行写真撮影で不満はありませんよ。ただ、500mmという超望遠域で自然な手ぶれ補正でファインダーを覗けるというのはものすごく便利な機能だと言うことで。

さて、今日の最後として、D7000と50-500の組み合わせでのフォーカスについて。D40のフォーカスポイントは「真ん中、右、左」の3点。これがD7000では39点にも増えました。これがどれほどメリットがあったかというと・・・(日曜日の時点では)たいしたことありませんでした。一番初めは何も考えずにフォーカスポイントを39点のオートにしていたため、走ってきたバイクを捕らえようとしてもAFが迷いまくり。バイク以外のポイントに焦点を当てようとすることも多々あり、D40の時よりもピンボケを増産してしまいました。敗因は明らかで、フォーカスの設定をつめてなかったから。ここの紹介ページにある、「ダイナミックAF」か「3Dトラッキング」を使うべきだったのですが、1本目の走行ではそれにすら気付いていませんでした。その後、昼食を挟んで考えて、ようやくそのことには気付いたのですが、今度はその設定の仕方が分かりませんw マニュアルをちゃんと読んでおけばよかった_| ̄|○ 帰宅後マニュアルを読んでようやくAF回りの設定方法を知ったのですが、これに関してだけはちょっと直感的とは言いがたいかも?WBや測光・露出の設定などは裏面やシャッターそばのボタンを使うのですぐ気がつくんですが、AFに関しては前面のレンズ脇とは・・・。っていうか、AF-MFの設定変更つまみの軸がボタンになってるなんて気がつかなかったよ・・・。単なる意匠で出っ張っているものだとばかり。・・・・・・と、そんなつまらないミスでAFに関してはちょっと苦しめられましたが、逆に言えば、そんな本来のシチュエーションの設定ではないにもかかわらず、そこそこの写真が撮れたのは、実はAF性能が優れているからなのか?とかなりプラス思考で考えています。ま、結論としてはAF性能のチェックは次回以降が本番と言うことで。あ、言い忘れてましたが、50-500のAF速度は速いです。ある意味よくない例ですが、「ストレート脇でゆーきさんが1コーナーに入ったところのフルバンクシーンを撮ろうと待ち構えていた時、ファインダーでゆーきさんを追いかけてばっちりのタイミングに来た時にいきなりフォーカスがずれた(奥の草むらに焦点が合った)ので、そのばっちりのタイミングをやり過ごしてそのままシャッター半押しで追いかけたら、次の瞬間にはバイクにフォーカスが合って斜め後ろ的なバックショットが撮れた」ってことがありました。要は、瞬間的にフォーカスがずれることもあれば、次の瞬間に目的の被写体にフォーカスが合うこともある、と。それだけ短時間でフォーカスを合わせ直せる速さってことですから、速度はたいしたもんだと思います。ただ、これはD7000の本体のモーターのおかげかもしれませんが。D40+50-500でAF速度のチェックは忘れてましたね。本体モーターの無いD40でこそ、本来の50-500そのものの性能が分かるというのに。ですが、D40に50-500はあまり装着したくないです。上にも書いたようにD40の剛性感的になんとなく不安な感じがありますし、カメラを構えていてもなんかバランスが悪いと言うか、D40ちっこすぎ!なのでw

操作に関する使用感はおおよそこんな感じでしょうか。
写した写真に関しての感想は後日と言うことで・・・(引っ張ってるわけじゃないんですがw)
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