7月2日ピレリ走行会 結果報告 その4

とりあえず、苦労しながらも一本目を無事終わらせることが出来、ウェットで大丈夫だったんだから、もうトラウマに囚われることはないな、と大分自信がつきました。で、午後に。

一本目は最初から最後までウェットでの走行でしたが、我々が走ったことと風が絶えず吹いていたためでしょうか、昼食(イタリアンランチな出前ピザw)を食べている間にほぼドライに。我々のいたところからは見えませんが、2コーナーの水も引いた様子です。水溜りで流れてきた土は残っていたために、2コーナークリップ周辺は最後まで白くなっていましたが。結局、路面自体の水はけは悪い種類の舗装(最近公道でも見られる、目の粗いアスファルトとかではない)ですが、水の流れはごく一部を除いて制御されており、すぐに池に排水されるようには設計してあるのかなと。ストレート横の赤土エリアも、土砂降りのときは川が流れていましたが、その「川」は池までの排水ルートだったと思われ、実際に雨が止んだ時点でその周辺に水溜りらしい水溜りは残っていませんでしたから(ぬかるみにはなっていましたが)。そんな訳で、2コーナーや4コーナーを除き、路面に浮いている水滴が蒸発してしまえばすぐにドライといえる路面になるわけです。最終的に午後はまともに雨が降ることはなかったので、残りの走行は全てドライで走ることが出来ました。つまり、何が言いたいかと言うと・・・ A、B組ウラヤマシス(´・ω・)

で、モタードの模擬レース(なぜかGコース使用。水溜りを避けたのかもしれませんが)やらエクストリーム演技やら写真撮影やら試乗会やら、があって、ようやく午後の走行に。なんだかんだでピザでおなかが膨れていたので、マッタリしているところの走行時間ってことで、テンションを上げるまでに微妙に時間がかかりましたが・・・やっぱりドライで走れるとなると嬉しい! ピットロードに並んだ時点では完全に戦闘態勢です。

で、2本の完熟走行の後、スタート。まだ一本目の「ニュルッ」の感触が残っていて、慎重に周回を重ねます。で、抜かれます(つД`) 2,3周走ってようやく本調子に。同じショップの996の人の後ろに付きます。やっぱりちゃんと速いんですが、インフィールドでは私のほうがコースに慣れているおかげかベタ付きで走行。追い抜きのタイミングを図ります。が、抜けません・・・とにかく直線その他、アクセルを開けるところで離されます。で、ブレーキングポイントで追い付きます。多分、慣れている分、スピードを残したままコーナーに進入するコツが掴めているって辺りの違いなんでしょうけど、なんかブレーキが課題だっただけに、「お?もしかしてハードブレーキも出来るようになってきた!?」と一人喜んでいましたw 後で考えるとまだまだだと思いましたけどね。今回ストレートは160~170km/hほどで、それを150m看板ジャストでブレーキングしたら、減速しすぎて最後の1コーナー進入は加速しなきゃならないほどでしたから・・・・・・ポイントが全然合ってません_| ̄|○ でも、それ以上突っ込むのは度胸試しになりそうで、「ブレーキ操作の練習」という趣旨から外れそうなので、最後まで無理はしませんでした。「無理」じゃなくて「ポイントを探る練習」はすべきなんでしょうけど、今回はそれ以前の「ブレーキ操作の練習」だったということで・・・7月9日は最適ブレーキングポイントを探ろうと思っています。あと、ブレーキング操作に関して、減速Gを外足内股+タンクで受け止め、ハンドルにはできるだけ荷重しない、というのがようやく出来る様になってきたと思います。今までは腕で受け止めていたせいか、走行枠後半には腕、特に右腕が張ってきて、ブレーキを握るのが苦痛になっていたのですが、今回は全く腕が疲れることはなく最後まで走りきることが出来ましたから。もちろん翌日の筋肉痛もなしw 減速時に腰を横に移動させた時の体勢など、客観的に見たらまだまだ腰が中心から動いてないような気もしますが、「減速Gを股で受け止める」ということだけに関してはそこそこ出来るようになってきたのかな、と。これをコーナー進入時の抜重とかに綺麗に移行できれば更に上のクラスに・・・なれるといいなぁ。

ついブレーキングの話になってしまいましたが(今回の走行の本題だし)、もうちょっと話をさかのぼって、996の人の後ろに付いた話の続き。で、上に書いたとおりインフィールドではベタ付き出来たので、コーナーで如何に追い抜こうか様子を窺ってたんですが、追い抜けない。バックストレートで突っ込み勝負をかけることも考えましたが、おそらくZコーナーに進入するタイミングで並びそうだったので、接触の可能性が頭をよぎってアクセルを緩めてしまいました。ホームストレートでは当然のようにグアーーーッ!と離されるし(つД`) その他のコーナーは全然、追い抜くラインさえイメージできませんでした。いや、イメージはしてましたが、それが間違っていたようです。というのは・・・加速が足りない_| ̄|○ 二人でコーナーを抜けて、加速するタイミングがほぼ同時なんです。一瞬横に並ぼうとしてましたから、私のほうが若干速かったのかもしれませんが、追い抜く前に離されます。マシンスペックの差を思い知らされました(´・ω・`) 要は、私の追い抜きイメージが「加速で追い抜く」ラインだったのがまずかったんだと思います。前走者のラインをクリップ過ぎた辺りでインに入り込み、コーナーの出口のイン側から抜いていくイメージだったので。ただ、この追い抜き方の方が追い抜かれる側も恐怖心は少なくてすむと思ってのことでしたし、私の経験では実際そうでした。なので、走行会など、無理をするべきではないような場面では、やはり基本はこの考え方で合っていると信じています。突っ込みの時点でイン側に入っていくのは、相手がコーナリング体勢に入っている(もしくは入ろうとしている)事を考えると、ビビらせてコーナリングそのものを不安定にさせてしまうでしょうから。なので突っ込み重視型はコーナリング体勢に入る前の段階で前に出られる場合にしか使わないようにしていましたが・・・今後は突っ込みで抜く方法を模索しないといけないかもしれません。いやしかし、重い車両で突っ込み重視って・・・やっぱり何か勘違いしてるような気もするw ま、いずれにせよ良い勉強になりました。自分で抜くためのラインをイメージしたのに離されるってのはね、走ってみないと分からないですよ。

で、結局2本目は延々996の人の後ろについて終了。これ、知らない人だったらいろいろ不満も溜まりますが、知ってる人だとそんなに嫌な気がしないんですよね。なので(自己申告の)速さによるクラス分けではなく、ショップごとにまとめると言うクラス分けは、今回に関しては正解だったんじゃないかと思います。

走行後、何人かに追い抜き方を質問してみたら・・・「いやー、ここのコース、追い抜くとこ無いんじゃない?ストレート以外は難しいよ」とのお返事。そのまま鵜呑みするつもりも無いですが、「あ、経験豊富な人(鈴鹿ツインはもちろん初めてですが)もそう感じるんだ」と妙に納得してしまいました。コーナーが小さいのでコーナリングスピードの違いで追い抜くのも難しい、どこも切り返しばかりなのでラインがクロスしやすくて追い抜き時に接触しやすいので難しい、などだそうです。まぁ、「難しい」だけで、抜く人は抜いているんだから、後はやっぱり腕なんでしょうけど・・・

※2本目の反省点:追い抜き方の模索。非力&重いバイクで微妙な差の相手を追い抜くには?突っ込み重視以外では、コーナリングスピードを上げて大外から抜いていくラインも検討の余地あり。これは3本目にも関係してきます。
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コメント
 
 
 
Unknown (転倒無視)
2006-07-05 23:03:31
試行錯誤していますねw。それが楽しいところですね。ところで、マスタシリンダーの件今週末は天気が悪そうなので、土曜日当たりにお話できませんか?お伺いしますよ。詳細は、URLのメアド入れておきましたので、ご連絡をお待ちしております。
 
 
 
Unknown (嘉平)
2006-07-06 20:39:02
>転倒無視さん

ええ、今、凄く楽しいですw

文面では悩み口調なのですが、本人は楽しんでおります。

こういうのは楽しんだ者勝ちですしね!



で、マスターシリンダーの件、メールしておきました。

土日とも天候が悪そうですが、一応ご検討ください。
 
 
 
Unknown (money trader)
2006-07-06 21:55:30
苦言、有難う御座います。

しかし、ご心配無く。

コケルとこまで行くだけのテクニックは、有りません。そんな度胸も、有りません。

(ToT)/~~~ トホホ



と言う事で。「ツイン・サーキット」で驚愕の光景を、何時でもお見せ出来ますよー。怪奇・リーン・ウィズ走法男として。

(ーー;)ガックリ



何はともあれ、「ラップ・ショット仲間」が増えるのは嬉しい限りです。

\(◎o◎)/! ダイカンゲキダゼ
 
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