V11が帰ってきた(これも何回目だ?w)

というわけで、8月頭以来、フロントフォークのオイル漏れの修理のために預けていたV11が帰ってきました。セパハン化して!

今日は午前中まで仕事が残っていて、午後の12時頃からいつものショップに受け取りに。電話では昨日のうちに組付けは終わっていて、あとはハンドルストッパー(セパハン化するとハンドルとフレームマウントのメーター類が干渉するので、それを抑えるため)を取り付けるのみという状態と聞いていました。ハンドルストッパーにネジ穴をあけてボルトをかますことでハンドル切れ角を抑制するのです。そのかますボルト類を私が渡し忘れていたので、それ待ちだったというわけです。

ですが、実際ショップに行ってみると、ハンドルストッパーの抑制度合いとハンドルの干渉具合の兼ね合いを検討中の状態で止まっていたため、ハンドルストッパーのボルトを取り付けてから、更にハンドルの位置調整や干渉するクラッチマスター・クラッチホースの改造などの作業が行われ、実際にショップを出たのは3時半を過ぎていました。

そんなわけで、完成までにちょっと時間がかかってしまいましたがとりあえずセパハン化完了です。2006年3月以来ですね。あの時はセパハン化して一ヶ月でこけてしまいましたので、ほとんどV11のセパハンは体験出来ていません。今回は絶対こけないのを最優先目標にして、ちょっとずつ慣れていこうと思います。では、以下にその写真などを・・・(暗くなってから撮ったので、見難いかも知れませんが)そして一部は2006年3月の時の写真と比較・・・

フロントビュー




サイドビュー(真中は拡大写真。右端は2006年3月に最初にセパハン化したときの写真)


コックピット(右は2006年3月に最初にセパハン化したときの写真)



右にフルロックすると左ハンドルと干渉




左にフルロックしても右ハンドルは干渉せず(カウルとラジポンもギリギリ当たらず)



コックピット写真を見るとハンドルの開き具合は以前とあまり変わらないように見えますが、サイドビューを見ると明らかに垂れ角が違います。もちろん写真の撮影角度の違いによって見え方が違うという理由もありますが、実際にまたがった印象でも垂れ角は減っています。今の垂れ角はかなり自然で、675のハンドルと比較しても大きな違いを感じないので自然な運転ができるものと期待しています。ただ、その垂れ角を実現するためには、クラッチマスターに繋がっている部分のバンジョーがどうしてもメーターにぶつかってしまいます。前回はきつい垂れ角をつけたおかげでバンジョーやその先のホースがメーターの表面をかすめるようにしていたのですが、今回はぶつかってしまいます。で、結局バンジョーを交換することで対処することに。この場合、クラッチホースを改造したので、ノーマルより若干短くなってしまい、このままバーハンドルに戻そうとしても長さが足りないかもしれないとのことです。つまり、バーハンドルに戻すためにはクラッチホース自体を交換しないといけないわけで・・・。今回のセパハン化によって、今後のV11との付き合い方を改めて考えることになりそうです・・・

あともう一つ、今回の修理のメインはフロントフォークのメンテだったわけですが、オーバーホールから帰ってきたフロントフォークを組付ける際、突き出しを今までの「上から5目盛り」から3目盛りに変更してもらいました。今まで何度か触れていた、ハンドルが切れ込む傾向を対処するためです。しかし、帰り道ではかえってハンドルが切れない・曲がらない印象が強くなってしまい、ちょっと失敗かなと思っています。1目盛りなんて1mmほどしかないのに、2mm突き出しを減らしただけでこんなにハンドリングの印象が変わるなんて・・・。もちろん、セパハンになったことで「ハンドルをこじって曲げる」ことは出来なくなっていますから、そっちの方がハンドルが重たい印象に大きく関与しているのかもしれませんが・・・。いずれにせよ、7月28日のラ・パラでのように、低速コーナーで(自分の中では)ヒラヒラとクルリクルリと曲がることは、次回は難しいかもしれません。ですが、とりあえずしっかり走ってみないと、改めて今の突き出し量を変更すべきかどうすべきか、まだなんとも言えませんね。あ、でもオーバーホールされて帰ってきたオーリンズのフォークはばっちりです。路面のギャップの吸収は抜群です。675のフォークと交換したいくらいw なので、早くコースを走ってみたいです。22日のラ・パラまで待つか、来週末にスパ西浦に行ってみるのも面白いかも・・・?

※追記
V11CafeSportの、完全どノーマル状態でのフォークの突き出し量が何目盛り目なのか、マニュアルを読んでも書いてませんでした(イニシャル、伸び圧減衰などは書かれていましたが)。で、過去の写真を漁って、フォークの突き出しがわかる写真は無いか探してみたところ・・・2005年の9月19日にV11に乗って実家に帰っており、その道中に青山高原に寄ったときに撮った写真がありました。この時はまだ峠を走ることも知らなかった頃です(ツーリング途中のワインディングで、それなりに飛ばすことはありましたがw)。というわけで、完全どノーマル状態のV11が上の写真。右は原寸大の写真をトリミングしたもの。何とか読める目盛りを読んでみると・・・むむむ。5目盛りまで見えています。つまり、トップブリッジと面一(ツライチ)になっているのは6目盛り目。こんなに突き出すものなのか!もちろん、セパハンとのバランスもありますから6目盛り目が正解とはいえませんが、ノーマルでこれとは・・・。やはり3目盛り目というのは、要改善かな・・・

しっかし・・・乗り始めてちょうど一年、まだ7,8000kmの頃のどノーマルV11・・・・・・綺麗だなぁ・・・。もう、あの頃には帰れないんだね・・・(´・ω・`)
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コメント
 
 
 
Unknown (ゆーき)
2007-09-10 22:56:07
そっかぁ、それで3時半頃に西浦で雨が降ったんだぁ。 う~ん納得!
で、ハンドルですが以前K社の400NKでノーマルハンドルで乗ったときに切れ込みが大きく乗り辛かった車両のハンドルをたまたま持っていたヨシムラのジュラ・ハンに交換したらそれだけでニュートラルな乗り易いハンドリングに激変した経験があるのでひとまず突き出しを元に戻すことをお勧めします。
 
 
 
Unknown (21番の人)
2007-09-10 23:02:50
雨がパラパラする中で西浦の走行は緊張しました
原因は・・・(以下略
それは別で、戻った愛車を目の前にすると
走りたくなる欲求が抑えられないですよね!
 
 
 
Unknown (嘉平)
2007-09-11 00:01:50
>ゆーきさん
いや、私自身は雨に降られていませんが・・・?
あ、そうか、なるほど。
雨男は実は私ではなくて、ゆーきさんなのでは?w
そうか、そっちに移ったのか、なるほどなるほど。
疫病神を抱えてくれてありがとうございますw

ところで、突き出しに関しては仰るとおり、そのまま同じことを考えています。
なので、たぶん元に戻すことになるかと。
ただ、ノーマルの突き出しの状態でサイドスタンドを立てたとき、
その他のV11(CafeSportではない)と比較して車体の傾きが小さいそうなのです。
つまり、サイドスタンドを取り付けているオイルパンの地上高が低い、と。
なので突き出しを変えてみたそうなのですが、乗り難くなったら本末転倒です。
やっぱり元に戻すことになりそうです。

>21番の人さん
なるほど、21番の人さんも雨男が移りましたか。
これで私からは完全に疫病神は離れたと思っていいですね。ええ、良いはずですw
で、走りたい欲求はひとしおです。
何せ、7月28日のラ・パラ以降はV11完全復活!!と思っていた矢先のドック入りですから・・・
今度こそ、8月にV11で走れなかった分を取り戻します!
・・・・・・けど、675での練習も体が忘れないうちに重ねないといけないし・・・選択が難しい・・・
 
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